精神安定剤の過剰摂取で
入院し
退院した
ジャズ歌手の綾戸智恵が
寄せ集めの交響楽団が
起こした
奇跡の物語にちなんで
指揮者の装いで登場
「まいど!
不死鳥のごとく
戻って参りました」と
笑顔で全快をアピール
しました。
入院時からは
体重も1~2キロ増えたと明かし
心労の原因となった母の介護についても
「これからは近所の人を頼ります」と語った。
彼女のような
タフそうな人でも
介護のつらさから
精神安定剤を飲むこと
しかも
飲みすぎるという
間違いを起こすほどの
混乱をしてしまうことが
あること
でも回復すること
…
歌以外に
いろいろ教えてくださる
綾戸さんです。
回復時に
指揮者
(解離した人格の総指揮者としての
主人格)
人を頼る
(本当の無我の意味である
縁起の1つの表れ
相互扶助の精神)
とは…
【象徴】的ですね。
月別アーカイブ: 2010年4月
発達障害を増殖させる【無我】が理解できない専門家たち
井上ひさしさんは
『夢のかさぶた』の
脚本を書くうち
「日本語は主語を隠し
責任を曖昧にするのに
都合がよい。
その曖昧に紛れて
多くの人が
戦争責任から
遁走した」と
気づいたわけですが…
日本の古典を読むと
主語がなかったり
自分のことを
公的な場では「私は」
家庭では「お父さんは」
職場で「先生は」
祖母の前で「ぼくは」
と言い換えることを
指しているのですが
これは
無節操ではなく
その場の関係性で
変化させられている
わけですよね。
決して自由でも自在でも
ありません。
これが
【無我】
ってことであり
自分を隠しているわけでも
ないです。
【一太極二陰陽】
ですから
私かあなたか
(陰か陽か)
ではなく
私とあなたの間で
刻々と創りあがりつつ
変化しつづけるものが
主人格なのです。
(基本的には【解離】してるのですね)
無我であることによって
対人関係のなかで
変化しているものに
敏感に反応できるのです。
関係という
ご縁の発生が基本なので
仏教では【縁起】
と言うのですね。
日本人の知性が
低いことの
現れなんてとんでもない!
河合隼雄の死によって
この研究が
頓挫しているから
―なにも
河合隼雄のせいではありませんが
信者たちが教祖さまの
お言葉以外
耳を傾けないので―
要するに
無我が理解できない人たちが
他人を評価するから
心理療法が
凶器となり
自殺者増加の片棒を
担いでいるのです。
ちなみに…
翠雨の画像は
横山大観の
『無我』です。
旧知の哲人梅原猛にも見えない井上ひさしのDV
昨日夕刊の
井上ひさしさんの訃報記事の
末尾にある
梅原猛さんのお悔やみ
「弱者へのいたわりの心が
自分より強かった」と
書いている
奥さんなぐりながら
なにが
弱者へのいたわりか
「自分より」と書いたところが
妙に
ひっかかる
…
河合隼雄の心理学に
影響を与えた
源の哲学だから
まあこのくらいのものか
…
と思うことにした
簡単そうで難しい【傾聴】が心理療法の基本
新学期
ここ数年
まず扱うテーマは
【傾聴】
傾聴は
心理療法の基本で
これさえできれば
理論なんか
何も学ぶ必要がない。
いわゆる
不眠症くらいは
(手術後
麻酔が切れて
痛くて痛くて
眠れないとか
そういうのは
別ですよ!)
充分
心理療法の守備範囲である。
【傾聴】なんて…
聴覚があれば
(補聴器で矯正して
聴こえるなら
それもO.K.)
誰でもできそうな
ことですね。
しかし
これが案外難しい。
専門家にも
実は難しいと
言うと
学生さんは
『何でだろう?』
って
興味津々…
知的好奇心の高いうちに
いろいろ教え込んで
おかなきゃ
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井上ひさし『夢のかさぶた』 はPTSDのかさぶた取り扱い注意報
井上ひさしさんは
『夢のかさぶた』の
脚本を書くうち
「日本語は主語を隠し
責任を曖昧にするのに
都合がよい。
その曖昧に紛れて
多くの人が
戦争責任から
遁走した」と
気づき
むつかしいことを
やさしく
やさしいことを
深く
描こうとしたそうです。
朝日新聞天声人語は
これを
【極意】と書いています。
難しい&易しいは
陰陽ですね。
陰陽が出てくる
おおもと
太極は
陰でもなく
陽でもない
ですから
曖昧といえば
曖昧です。
しかし
【一太極二陰陽】が
日本人の
リセットの極意であることには
間違いがありません。
【中空構造】の河合隼雄と
同じような
思考の限界に
陥っていたようですね。
―かたや
芸術的に
かたや
学問的に
【昇華】させられなかった
ということです―
リセットの法則は
誤用・悪用されると
即
マインドコントロールの
手法となるので
ぼーっとしてると
あるいは
目先の都合でしか
ものを考えなくなると
あいまいを
悪用する為政者に
都合のよいように
操作されるのです。
操作されないようにするには
あいまいについて
為政者以上に
知っていたら
よいのです。
井上さんは
いいところに
気がついたのですが
かさぶたを
はがしすぎ
ちょっと狂って
先に進めなくなっていたようです。
かさぶたのとりあつかいには
細心の注意が必要だと思います。
『ちゅうしゃなんかこわくない』 に学ぶ【幽体離脱】という名の【解離】
今日は予防接種の日
だけどぼくは
注射がだいっきらい。
そんなぼくの気持ちは
体をぬけだした!
この僕から
学ぶことはたくさん
あります。
注射を嫌う気持ち
大切にしてください。
注射に慣れたら
薬くらい
普通に飲める人間になってしまいます。
おなか一杯出されても
飲めるようになったら
野生の感性を
失っています。
自己治癒力が
だんだん遠ざかっていきます。
医療なしには
生きられなくなります。
廃人です。
(このブログ読める人は
まだ廃人ではありません)
廃人になるのを
回避するには
どうすればよいか?
「嫌だア」
「怖いよお」
そういう気持ちを
大切にしてください。
それを
「平気だいっ!」と
【否認】すると
このぼくのように
気持ちは
体からぬけだしてしまいます。
【幽体離脱】は
お話の世界だけの話では
ありませんよ。
【解離】と言います。
リストカットしても
痛くなくなります。
戦争中なら
【人間兵器(平気)】
として重宝がられるでしょう。
人生の落とし穴は
普通の日常に転がっています。
策略にかからないように
野生の感性を磨きながら
自分を護りましょうね
『せんろはつづくまだつづく』の可愛いリズミカルさにマインドコントロールされてどこへ行く?
せんろは
つづくまだつづく
線路をどんどんつなげて
列車を走らせよう!
工事中だ。
どうする?
高いがけだ。
どうする?
さあ、
みんななら
どうする?
リズミカルな文と可愛い絵で
親子で楽しめる絵本!
とのことで
好評既刊の
『せんろはつづく』
の続編らしいのですが…
無意識の分析をさせていただきますと
線路は
大勢の人を乗せて運ぶ
電車の通り道ですから
ユング心理学でいう
【集合(普遍)的無意識】です。
線路は現在
【工事中】で
【崖】であると
作家の心の目には
映っているのです。
事実
『崖の上のポニョ』
(漱石の『門』にも
出てくる
【如人千尺懸崖上樹】)が
子どもたちに流行していますし
最近のJRでは
線路点検で
頻繁に列車が止まり
ダイヤの乱れが
起こっています。
自殺者3万人の問題と
無関係であるはずはありません。
なぜ
このことをもっと
普通に考えようと
しないのでしょうか?
隠蔽しようとするのでしょうか?
もしかしたら
…
【せんろ】は
戦路ではないのか
自衛隊の海外派遣
あたりから
だんだん
人の死に慣らされて
いるのではないか。
そんな不安を
本日
朝日新聞第一面下に
覚えました。
『ひょっこりひょうたん島』の死人の明るさとDV
井上ひさしさんら主な作り手3人は
親に頼れない少年期を過ごし
大人には心底絶望して
いたため
親も子もない
新しい生き方をどこまでも
追い求めようとした結果
あの不思議な物語が
生まれたようです。
井上ひさしさんによれば
ものがたりの最初の火山爆発で
登場人物は
実は
死人と化しているのだそうです。
明かされなければ
虐待されていても
DV被害にあっていても
普通に見える人が
案外多いのではないでしょうか。
でもそのこころは死んだも同然で
亡霊のようにさまよっています。
井上さんは
義父の虐待を受け
児童養護施設で育つうち
ドラキュラに血を吸われた人が
ドラキュラになってしまうように
猫いじめや
奥さんへのDVに
移行したようです。
奥さんへのDVは
井上さんがよい作品を書くためには
必要で、仕方がないと
あろうことか
みなで容認し
奥さんに我慢させていたそうです。
現実では暴力による【発散】
作品では
漂流する島で【回避】
死人の明るさで【躁的防衛】に
終始していたと
いうことでしょうか。
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朝日新聞『獅子頭』第四十話 心の拠り所にも賞味期限がある
二順は試行錯誤していますが
どうもしっくりきていないようで
ちょっと
焦っているようです。
伝統を学びながら
新しいことを
と意識してきましたが
そのよりどころが
ちょっと古びて
ポイントが
ぼやけてきたようです。
よりどころには
賞味期限があるのですね。
走りながらも
気づいたら
しっかり悩むのが
二順のいいところです。
周囲の人の声も
柔軟に取り入れた
打開策が決まりました。
目的・テーマを
決めて
とりあえず
そこから
集中して努力していく
です。
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簡単そうで難しい【傾聴】が心理療法の基本
新学期
ここ数年
まず扱うテーマは
【傾聴】
傾聴は
心理療法の基本で
これさえできれば
理論なんか
何も学ぶ必要がない。
いわゆる
不眠症くらいは
(手術後
麻酔が切れて
痛くて痛くて
眠れないとか
そういうのは
別ですよ!)
充分
心理療法の守備範囲である。
【傾聴】なんて…
聴覚があれば
(補聴器で矯正して
聴こえるなら
それもO.K.)
誰でもできそうな
ことですね。
しかし
これが案外難しい。
専門家にも
実は難しいと
言うと
学生さんは
『何でだろう?』
って
興味津々…
知的好奇心の高いうちに
いろいろ教え込んで
おかなきゃ