月別アーカイブ: 2010年4月

二河白道のたとえとPTSD克服

あらすじはこうです…

ある人が歩いていると

南に
の河
北に
の河

2つの河が
忽然と現れます。

それぞれの河は

川幅が100歩という
大河で
深さも底なしの
恐ろしさです。

その人は
二河の間の
わずか4.5寸の
道を歩いて
西に向かっています。

火と水は
小道に押し寄せてくるし

後ろからは魔物が
迫ってきます。

寄る辺なく
心細く
不安です。

逃げ切ることが
できるかどうか
わかりませんが

それでも
この状況では
前進するしか
ないと
決意しました。

すると

東(背後)からは
とどまれば死ぬぞ
大丈夫だから
往け!

西からも
護ってあげるから
来なさい!

と聞こえましたので

東からは
魔物が
死ぬぞ
戻れと
呼びかけますが

まっすぐに
進み

浄土に
往生し
善い友たちと喜び合いました。

ある人とは
過去にいた誰か
つまり
山田翠雨さんとか
田中翠雨くんとか
という話ではなく

【象徴】として
読むのが
お約束です。

人間がよく
陥る危険という名の
自己実現のチャンス
なのです。

PTSD罹患は
まさに吉凶混合

ある人に充分該当します。

前を向いて
進むしかなく
もう昔の自分に戻る
選択肢は遮断されて
いるのです。

不安が
戻れ!とささやくかもしれませんが
過去に生きようとしたら
死んでしまうのです。

しかし
恐怖感に打ち勝ち
前に進めば
善い人たちと
新しい環境で
生まれなおすことが
できます。

決意が大事です。
心理学の
動機づけ
モチベーションなんて言葉では
ちょっと甘いですね。

それから
南に火
北に水
その間に白い道
というのは
陰陽五行説
ですよニコニコ

東   西   南   北   中央
木気  金気  火気  水気  土気
春   秋   夏   冬   土用
                    (季節の変わり目)
青   白   赤   黒   黄

考えてみれば
当たり前のことですが
仏教は中国で
陰陽五行と習合しているのです。
続きを読む

朝日新聞『獅子頭』第三十二話  順風

雲紗のおかげで
運良く
有名レストランで
アルバイトができるようになり

まだ一ヶ月少ししか
経っていないのに
またもや
雲紗のおかげで
料理長に腕を認められて
本物の料理人に
昇格できました。

さらに
雲紗は
結婚まで
考えてくれて
います。

うまくいくときは
何もかもが
うまくいったり
しますね。

【風】が吹いてくる
という感じですか。

風は
5気のなかでは
木気

人生の春ですね。
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ケネディ宇宙センターに到着した山崎飛行士に人々の心が躍るのはなぜか?

PTSD研究家翠雨の日記
ケネディ宇宙センターに到着した
山崎直子さん(左から2人目)
です。
5日にスペースシャトル「ディスカバリー」で
国際宇宙ステーション(ISS)に
向かうそうで
6トン以上の物資を
たくさんの人々の努力と
思いとともに運びたい。

行ってきます」と語りました。
桂枝雀の落語の
【鷺とり】の話の
まくらの話
だったと思いますが、
「アポロ打ち上げは
うそだと思いますよ」
と茶化してました。
誰もが疑わないことに
あえて茶々を入れる
その変人ぶりが
いい意味での妙
です。
理由については
地球も月も
動いています。
それを
あんなに重そうな
動くアポロに
乗っていくのだから
ありえないですよ
とほくそえんでました。
おかしなお話をしているようですが
全くナンセンスなお話なら
誰も耳を傾けないでしょう。
真剣に聞きながら
笑うのですから
そこに
何か秘密が隠されている
はずです。
「動くものから
動くものへ
動くものに
乗って…」

ここでどっと
笑わせていますが
なにやら
西田哲学そのものか
それをさらに進化させたものを
感じます。
(【見るものから見られるものへ】
とかそういうフレーズで
絶対矛盾的自己同一(自覚)を
説明するのが
西田のスタイルです)
天体の話をしていますが
これは実は
人間のこころの
奇跡(自覚や悟り)の
話をしているのです。
つまり…
自分のこころは日々
変化しています。
意識できるこころと
意識できないこころが
ありますが
どちらも
発展途上です。
社会生活をしている自分も
日々変化しています。
バラバラな3つのものが
三つ巴になれば

宇宙(未来や可能性の象徴)
へ飛び立てる
のです。
しかし
それは当たり前の話ではなく
奇跡的な
ありがたいことですよ
と念を押しているのです。
仏教の科学・哲学を
庶民にも
わかりやすくするために
お能や歌舞伎や
落語が生まれました。
落語の面白さは
このように
宗教的であり
哲学的である
ところにあると
思います。
PTSD罹患も
人間の存在論という
哲学的
宗教的問題に
否応なしに
取り付かれてしまって
いるのですから
その克服には
落語が
参考になると
思います。

二河白道のたとえとPTSD克服

あらすじはこうです…
ある人が歩いていると
南に
の河
北に
の河
2つの河が
忽然と現れます。
それぞれの河は
川幅が100歩という
大河で
深さも底なしの
恐ろしさです。
その人は
二河の間の
わずか4.5寸の
道を歩いて
西に向かっています。
火と水は
小道に押し寄せてくるし
後ろからは魔物が
迫ってきます。
寄る辺なく
心細く
不安です。
逃げ切ることが
できるかどうか
わかりませんが
それでも
この状況では
前進するしか
ないと
決意しました。
すると
東(背後)からは
とどまれば死ぬぞ
大丈夫だから
往け!
西からも
護ってあげるから
来なさい!

と聞こえましたので
東からは
魔物が
死ぬぞ
戻れと
呼びかけますが
まっすぐに
進み
浄土に
往生し
善い友たちと喜び合いました。
ある人とは
過去にいた誰か
つまり
山田翠雨さんとか
田中翠雨くんとか
という話ではなく
【象徴】として
読むのが
お約束です。
人間がよく
陥る危険という名の
自己実現のチャンス
なのです。
PTSD罹患は
まさに吉凶混合

ある人に充分該当します。
前を向いて
進むしかなく
もう昔の自分に戻る
選択肢は遮断されて
いるのです。
不安が
戻れ!とささやくかもしれませんが
過去に生きようとしたら
死んでしまうのです。
しかし
恐怖感に打ち勝ち
前に進めば
善い人たちと
新しい環境で
生まれなおすことが
できます。
決意が大事です。
心理学の
動機づけ
モチベーションなんて言葉では
ちょっと甘いですね。
それから
南に火
北に水
その間に白い道
というのは
陰陽五行説
ですよニコニコ
東   西   南   北   中央
木気  金気  火気  水気  土気
春   秋   夏   冬   土用
                    (季節の変わり目)
青   白   赤   黒   黄
考えてみれば
当たり前のことですが
仏教は中国で
陰陽五行と習合しているのです。

朝日新聞『獅子頭』第三十二話  順風

雲紗のおかげで
運良く
有名レストランで
アルバイトができるようになり
まだ一ヶ月少ししか
経っていないのに
またもや
雲紗のおかげで
料理長に腕を認められて
本物の料理人に
昇格できました。
さらに
雲紗は
結婚まで
考えてくれて
います。
うまくいくときは
何もかもが
うまくいったり
しますね。
【風】が吹いてくる
という感じですか。
風は
5気のなかでは
木気
人生の春ですね。

朝日新聞『獅子頭』第三十一話 崖の上のポニョという名の冒険

今や
寝ても醒めても
夢見る
獅子頭

それを
頼まれもしないのに

もっと言えば
チャンスや温情を利用して

有名料理長に
味見してもらいました。

叱られる覚悟でしたが

料理長は
自分用にも
もう1つ作って頂戴と
オーダーしました。

気になる

試したい

知りたい

ことがあるなら

いくら怖くても
命を懸けて

試さなくてはならない
そんな時期が
人間には
あるのではないでしょうか?

崖の上から
飛び込めば

飛び込まれた人は
それを
無視なんて
とても
できないのでは
ないでしょうか。

如人千尺懸崖上樹
崖の上のポニョ

の精神が冒険です。
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韓ドラ『風の絵師』から 【人を呪えば穴2つ】の真の意味と否認させるワナとしての誤認

ドラマの中で

肖像画を描くとき
大事なこととして
「三停五岳」
強調されてました。

「三停」とは
顔を上下に三部分に分け
①髪の生え際から眉毛までの間(上停)
②眉毛から鼻の下まで(中停)
③鼻の下からあごの下線まで(下停)

この3部分がバランスが取れているのが良い。

中でも一番大切な部分は
「中停」
ここをしっかり描く。
さらに
その人の特徴を
最も示す部分は
「目」とのこと。

「両の目は天下をわかち見る。
人情深いこと殷殷たり」から
描いた肖像画の目は
なんと
「両方の目が外斜視」の老人
です。
将に天下をわかち見ている
ということらしいです。

私は
心理学研究の鬼門
【見るなの禁】
を想いました。
君子は凡人のような
常識的な狭い見方を
しないのでしょう。

斜視の人は
少なくないですが
両方が外に向かっている人は
珍しいでしょう。
絵と生きた役者との
両方を同時に見せて
くれるので
【象徴】と【具体例】
ありがたい研究になりました。

「五岳」
顔のなかで盛り上がってる部分を山に見立てた

東・西・南・北・中の5箇所
東―左頬骨
西-右頬骨
南―額の真ん中(眉間)
北―唇の下のあごの中心
中―鼻の天辺

ですが

中の鼻はやはり
重視され
豊隆なのがよいそうです。

孔2つですからね。
陰陽でしょう。
スサノヲとの
兼ね合いで
興味深かったです。

そういえば

閃きました!

「人を呪えば穴2つ」

いつも気になってましたが

呪うのは
是か非か
ではなく

そのおおもとを
たどって
再生する!
ってことではないでしょうか?

やはり
【一太極二陰陽】です。

韓国ドラマにまた
教えられました!

私に
職場のモラ・ハラ
(モラルハラスメント
ですが
セクハラも横行していますよ)を
【否認】させようとする知人は

穴は墓場では?と
脅すように
言ってました。

なんで
そんな嫌な言い方を
するのかしら?
と疑問に
思っていましたが

問題を認めたら
自分は精神的に
死んでしまうと
思っていらっしゃるんでしょうね。

善良市民なんですが
善良市民ゆえに
【否認】しなくては
生きてゆけないんでしょう。

人の世は
一筋縄ではいきません。

しかし
クライエントさんへの
二次被害は
即否定しますよグー
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