『平田暁夫の帽子』の書評を
北澤憲昭という美術評論家が
書いている。
自分の身長というのは
日頃感じているものより
ちょっと高い。
眼の高さを
自分の身長と勘違い
しやすいが
眼の上に
広口ビンのように
虚空に向かって開かれている
部分も自分なのだ。
なるほど…
しかもそこは頭で
頭脳のありか…
人間はなんと自分を
矮小化し
見くびる性質があるのだろう。
【百尺竿頭一歩進めよ】の
公案の意味が
少し身近になりました。
【如人千尺懸崖上樹】も
百を千にしただけで
同じことです。
『崖の上のポニョ』でしたね。
PTSDでだめだぁと思うのは
まだ早い!
バレリーナのように
つむじを意識して
背伸びして
もう一度
自分の無意識からの
謎かけである公案に
取り組んでみたら
どうだろう。
最後には
ちょっとつむじを曲げて
斬新にすることを
お忘れなく!
おへそも曲がるって?!