顔のない肖像画が
みつかりました。
晩年の大画人が残したものですから
駄作ではありません。
―今の学者なら認知症というでしょう
何か【妙】だと感じた
主人公らは
紙工場の職人と一緒に
紙の性質
使われた墨の性質を
よく調べ
吟味しながら
隠された顔を
浮かび上がらせました。
高松塚古墳も
英知を結集して
壁画の性質をしっかり
科学的に分析し
対応すべきだったはずです。
そして
「女人だ!」
ではなく
その女人が何を意味しているのか
心理学者が
民俗学者や歴史学者
哲学者らと
結集して
分析しなければ
単なる墓荒らしと
変わりません。
風の絵師第17話① 高松塚古墳劣化は平成の墓荒らし
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