ビリー・ミリガンは
生い立ちの不幸さや
養父の虐待から
必要に迫られて
無意識のうちに
いろんな人格を
つくりながら
成長しました。
それは守りでもあったのですが
主人格が知らないうちに
犯罪者になってしまいます。
逮捕され
いろんな心理的アプローチを
受けながら
一進一退を続けました。
自己実現したかと思われた時
裏切りに会い
ひどく絶望したまま
入院しました。
この入院で
完治し
名前を変えてどこかで
普通に生活していることに
なっているのですが
―この真偽は別として
最後の入院で何が
あったかご存知ですか?
答えは【絶食】
あまりのショックで
食べられなくなったのですが、
それが奏功して治癒したのです。
断食瞑想です。
いつの間にか
心理療法から消えた
発想ですが
【拒食】は【解離】のような
自己防衛機制なのです。