月別アーカイブ: 2010年5月

米軍帰還兵のPTSD研究2010④ 麻薬系はやはり拒否される傾向

エクスタシーの主成分である
メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)も
 ―押尾事件で普通の人も
  名前覚えましたね!

退役軍人21人の研究において良い結果が出て
注目を集めたが

この研究を支援した
幻覚剤学際研究学会(MAPS)によると
退役軍人管理局は今のところ
将来的な共同研究を拒んでいる。

   ―米麻薬取締局(DEA)は2004年
    PTSD治療にMDMAを使う臨床試験を
    許可している。

アメリカの研究者には
まだ
良心があるようですね。

こういう点を真似しなくてはなりません。

リ★リ★の前例
コン★ータの今

恐ろしい日本の現状には
目を覆うばかりです。
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米軍帰還兵のPTSD研究2010③ 脳スキャンにも変化が見られた

Lipov医師の
患者の1人
元海兵隊軍曹のJohn Sullivan氏(28歳)の場合
抗不安薬の処方では
症状の緩和がほとんどみられなかった。

しかし
STB注射によって
悪夢やフラッシュバック
および継続的な不安が
完全になくなったという。

Lipov医師はまた
STBの前後に
患者の脳スキャンを実施している。

PTSDに苦しむ患者の脳は通常
暴力的なイメージにさらされると
特徴的な「ホットスポット」が
浮かび上がるという現象が
認められるが

STBによる治療後
PTSD患者の脳は
その異常反応を示さなくなった
という。

(②にも書いたが簡単な方法ではない。)
神経痛や顔面神経麻痺
・突発性難聴・多汗症等の
治療で使われてきた方法でもあり

痛みの原因となる
神経線維の末梢神経や交感神経節に対して
局所麻酔薬を浸透させることで
神経の機能を一時的に麻痺させ
痛みの伝達をブロックするので

熟練した麻酔医が行なうが
ミリ単位の位置調整が求められる
危険性の高いものではある。
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米軍帰還兵のPTSD研究2010② 薬物療法

ウォルターリード陸軍病院
(Walter Reed Army Medical Center)は

2人の帰還兵に対して
星状神経節ブロック(STB)という治療法で
頸部にある神経の束に
局所麻酔薬を注入することで
一時的な症状緩和ではない
効果が得られたと発表した。

1人は現役で
もう1人は
20年近く前の湾岸戦争の兵役以来
心的外傷後ストレス障害
(PTSD)の症状に苦しんでいた。

10分ほどの処置で
両者とも
「顕著で持続的な緩和をすぐに実感した」
という。

そして
PTSDに分類されるような
症状があらわれなくなり

精神科医の指導の下
7ヵ月後にこの2人は
抗鬱薬と抗精神病薬の利用を
やめることができたと
いう。

この神経の束は
交感神経系の中枢で
体の「闘争/逃走」のストレス反応を調整している。

レイノー症候群など
様々な病気の治療に
何十年も使われてきた療法であるとはいえ
危険性がないわけではない。

最も一般的な危険性は
注射針を挿す位置の誤りで
神経系や血管系の損傷が起こるというものだ。

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米軍帰還兵のPTSD研究2010① 5人に一人はPTSD

米国防総省は

兵士たちの
心的外傷後ストレス障害
(PTSD)をどう治療するかという問題に

数年前から重点的に取り組んでいる。

イラクやアフガニスタンから帰還する
兵士の
5人に1人はPTSDに
罹患しているという推測も
あり

米軍はヨガや動物療法
鍼灸までも含め
症状を緩和する方法をさまざまに
研究している。
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映像で『四神』を観て間違った心理学観を解毒しましょう


「目と目があって…
今にも飛び出しそうで…」
「ロマンを感じます」
みなさん感動してますよ。
感動が人間性を
取り戻し
活性化させます。
そうしたら
後天性の
PTSDを理解せず
先天性の
【発達障害】
【うつ病】
【性格の悪さ】
【犯罪者】
にしてしまい
不治の病として
さばき
放置するような
間違った専門家の餌食にならなくて
すみます。
苦しくても
自分の頭で
自分の心で
未来をつかみましょう。
日本人の無意識には
禅文化のほかに
陰陽五行説も
あるんですよ。
お墓を作ってくださった
古代の
PTSD予防者のみなさま
ありがとうございます!

PTSD解決法→日本は『崖の上のポニョ』西洋は『ギリシア悲劇』

ギリシア神話の
エディプス王は
スフィンクスの難問を
解きそこないました。
朝は4本足
昼は2本足
夕方は3本足の生き物は
なあに?
そんなもんいるか!
そんなこと言ってたら
トラウマの餌食ですぞ!
ちなみに
わが国では
【如人千尺懸崖上樹】
ポ如   崖の上の
『崖の上のポニョ』が
虎の巻
翠雨お奨めの
参考図書です。
ニコニコ$PTSD研究家翠雨の日記
ポニョのお父さんとお母さん
日本人のこころは
華厳の海
観音菩薩みたいな
ポニョの母がそのイメージです。
ギリシア哲学
(ポニョの父)より
ちょっと壮大で難しいですよ。

発達障害増加の原因としてのギリシア神話エディプス王の悲劇

フロイトは
『ギリシア悲劇』に
普遍的な
人間の不幸を見出しました。
幸せになろうとしているのに
無意識のワナに引っかかって
不幸街道をバクシンしてしまう。
『エディプス王の物語』では
主人公は
自分のトラウマに対応できず
最悪の不幸に見舞われ
自ら両目をつぶし
盲目となって

さまよいます。
子供時代から
温めているトラウマは
その人が
自分の頭で考え
自分の心で判断する
そういう心の目をつぶし

かわいいわが子を【発達障害】と見て
さまよいます。

親のトラウマがわが子の発達障害を盲目に受け入れてしまう悲劇

自分の大事な子どもが
【発達障害】だと言われて
素直に受け入れる。
これは
素直そうに見えて
すごくゆがんで
いますよ。
普通は
仮に
その診断が正当なものであっても
拒否するものです。
永遠に拒否されると
非力さを感じ
辛くなりますが
ちょっと否認してくれた方が
内心安心します。

それが人間的な反応だからです。
ところが
周囲には普通に見えるレヴェル
保健センターの1歳半くらいの検診で
素直に受け入れてしまい
早期発見の重要性を訴えていたりします。
一方で
個性だとか
言いながら
一律に考えていますよ。
悪気はないんですがね。
よく読むと
その親御さんのトラウマ
セットで書かれています。
『私は~こういう理由で
子どもの障害を直視できず
受け入れているのです』  ←否認と言います。
幼少期の傷つきが
原因であること多いです。
軽いトラウマがあり
がんばって適応していたら
重度のトラウマを持った子が
いじめられて
たんですね。
こういうことへの共感性は
高いですから
自分のことのように傷ついています。
この親御さんの傷つきは
子どもの時のまま
ストップ
しています。
(他の能力は高く
 社会適応できてます)
『守りがあったら…
こんなひどいことされなくてすむのに…』
子どもの問題から
過去のトラウマが再燃
専門家にお墨付きをもらい
療育手帳を印籠にしながら
保育所のママ友に知ってもらって
万事OK!
そういう守りの地図を
書いたのではないか
そういう風に思えるケース
多いです。
この地図で幸福に辿りつけそうにないと
分かったときが
本当の始まりになるのでしょう。
親が一生懸命自分に関わっている
というのは子どもにとってよいことですから
薬だけ拒否してくれたら
猶予期間として
必要な時間かもしれないなと
思います。

発達障害急増の病巣は心理学と親の共依存コラボレーション

発達障害の親御さんのブログを拝見していて
目障りなのは
 ―きつい言葉ですみません。
  どうしても子どもの立場で
  見てしまうので!
①早い時期に【発達障害】と認める
②「障害」を「個性」だと考える
③発達障害の子どもをもってよかったと思う

こんなの
勉強不足から
先祖がえり驀進中の
臨床心理学の胡散臭さに
えさを与えるようなものですよ。
臨床心理士と親の
【共依存】です。
美しい絆で結ばれてるから
私なんかその間に入り込む余地はないと
思いますが…
言わずにはおれないメラメラ
ユング派
(文化派)は
分析能力がないから
【発達障害】に走ってますが
精神分析の人なら
わかるんじゃないかな。
①否認~PTSDの否認
②分離~診断のショックを切り離して淡々と受け入れる
③合理化~自己実現を知らないユング派と適当な解釈を作る
(知性化にもなれない未分化な防衛機制)

『育児室からの亡霊』に学ぶPTSDと凶悪犯罪

疫病のように広がりつつある
子どもたちによる犯罪などの
不可解な行動ですが
その根源はどこにあると
お考えですか?
PTSD研究家翠雨の日記
児童ケアの第一人者のセラピストと弁護士が
16歳の殺人犯ジェフリーの証言と
大脳生理学・心理学・社会学などの
最新の研究成果に迫りながら
1つの結論を報告していますよ。
つまりは
乳幼児期の虐待が
まるで亡霊のように
その人を殺人などの凶悪犯罪に
向かわせている
ということです。
脳の発達にとって最も重要な
受胎からの33か月間が
人生を決定づけます。
【統合失調症】の【させられ体験】みたいに
見えますが
健康に生まれてきても
虐待されたら
【統合失調症】みたいな
【解離】(統合を失調してしまう)を
起こす可能性が高まるのです。
誰にも気づかれず
脳にまかれ
芽生え
犯罪となり
社会をむしばんでいく
種を一刻も早く
取り除かなくてはなりません。