漱石の『夢十夜』
第一夜では
死にゆく女性が
「100年待っててください。
きっと逢いに来ますから」と
言い
夢見手は
埋めました。
中島みゆきは
100年しても
自分を埋める場所がないから
死ねないと
歌っています。
女性はアニマ
―PTSDのトラウマでしょう。
おとなしく埋葬されてくれません。
忘れるとお墓で運動会が始まります。
疲れますが、参加したら
人生を豊かにする存在です。
ロンドンで
PTSD発症した
漱石
離人症的で
―離人感自体は
ノーマルから統合失調症まで
出現します。
その程度が軽いか重いか
永続するかどうかの違いだけです。
なぜかPTSDソングばかり書く
中島みゆき
時代を超えての
共通モチーフがありますが
―ユング心理学でいう
元型のモチーフです。
PTSD度は
明治よりも昭和は
重くなっていたのかも
しれません。
平成のPTSDは
二次被害という名の
専門家によるいじめもありますから
より複雑化・潜在化しています。