中島みゆき『異国』 ③金剛経&ユング御用達パスポート【孤独】

【応無所住 而生其心】

まさに住するところなくして
しかもその心を生ず

【金剛経】の言葉です。

六祖慧能禅師は

まだ貧しい芝刈りの時に
このフレーズを耳にして

出家したくなりました。

老いた母もいるし
文字も知らないし
お金もないし
…ないないづくしでしたが

禅宗第六人目になったのです。

異国の寂しさ・孤独は
PTSD特有です。

中島みゆきのかもし出す
離人感は
孤独そのものです。
 ―離人感わかる人
 年々増えてますよ!

でもこの孤独感が
自己実現へのパスポートだと
思います。

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