私には宿直の義務はないので
直接見た話ではないのですが
私の出勤日の前夜に
幽霊騒ぎがあって
大変だったそうです。
要は簡単なからくりで
このブログ読むような方は
なんら驚きもしないと
思いますが…
一人の若い入所者が
「幽霊が見える」と
言い出したんですね。
入所者の殆どは
PTSDの症状とかないので
知識もなく
そんなこと言われたら
普通に引きます。
すると
「どうして見えないの」と
つめより
ちゃんと対応しないと大変なことになる
―除霊とかですかね。
そんなことを言って
騒いだようです。
幻聴でも理解されないのに
幻覚になれば
これはDVの結果ではない
先天的な病気か
薬でもやってたのかと
邪推され
数日後の精神科医の診察を受けるように
言われたそうです。
しかし女性は
泣いて拒否 ←偉いっ!
なんてひどいことを言うのかと…
お会いしたときには
大分落ち着いてましたが
初めて幻をみたショックと
理解されず見放された(不治の病とみなされた)
ショックは
敏感関係妄想も生み
幽霊の話をするかわりに
「(スタッフは自分たちを)追い出しにかかってる」と
入所者たちに
吹聴しだしました。
PTSDは
デリケートな症状ですから
1つ間違うと
いくらでも複雑化して
だんだん手に負えなくなることも
あると知りました。
そこから抜け出した人も
たくさんいますがね。