慎重に慎重を重ね
とても努力しているのだが
トラウマがあって
こころが
素直に流れない。
トラウマ
(心的外傷)は
タヌキみたいなヤツかも
知れない。
月別アーカイブ: 2010年6月
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』PTSDの終着駅論争
知り合った子たちが
降りようとするのを見て
ジョバンニは寂しくなり
「僕たちと一緒に乗って行こう。
僕たちどこまでだって行ける切符持ってるんだ」
と引き止めます。
しかし女の子は
「だけどあたしたちもうここで
降りなけぁいけないのよ。
ここ天上へ行くとこなんだから」と
云います。
ジョバンニは
「天上なんか行かなくたって
いいじゃないか。
ぼくたちここで
天上よりももっといいとこを ←殺仏殺祖
こさえなけぁいけないって
僕の先生が云ってたよ」
女の子
「だっておっ母さんも行ってらっしゃるし
それに神さまが仰っしゃるんだわ」
ジョバンニ「そんなのうその神さまだい」
子どもたちは
キリスト教的なハッピーエンドを ←適応論
目指しています。
人生の大事なことは
神さまが決めることで ←発達障害あつかいです。
祖先もそうしてきたように自分もするのです。
普遍的無意識の中で
完結した人生です。
家庭問題があり
こころに闇を抱える
ジョバンニは
仏教的なネバーエンディングストーリーを ←自己実現
目指します。
自己実現は個性化の過程とも
言います。
永遠に進化し続けるのです。
PTSD克服は
個性化の過程なのです。
賢治は暗いとただ断罪するような
臨床家はダメですよ! ←殆どですが…
コンサータ錠発売記念講演?!と五戒
仏教でいう
在家(一般人)の
五戒とは
不殺生戒(ふせっしょうかい)
– 生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい)
– 他人のものを盗んではいけない。
不邪淫戒(ふじゃいんかい)
– 自分の妻(または夫)以外と交わってはいけない。
不妄語戒(ふもうごかい)
– うそをついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい)
– 酒を飲んではいけない。 ←般若湯はO.K.by 翠雨
夢の解釈では、真逆
―あくまで夢の中の話ですよ!
現実に移したら行動化
場合によっては犯罪ですゾ
殺さなくてはならない
←自家中毒の要因である賞味期限の切れた常識に決別
盗まなくてはならない
←秘策を盗み実行するルパン並みの行動力
交わらなければならない
←自分の常識の外にいる人たちと関わり
イメージと遊ばねばならない
←無意識の声を聴きながら
酔わねばならない
←しっかり解離した上で再統合する
この魂の秘策を知らない臨床家は
自分の経験知で
クライエントの現実の反映とか願望などと
解釈することで
クライエントのこころを
殺し
クライエントの利益を盗むため
関わるべきでない相手に近づき
事実を捻じ曲げた自説に
酔いながらお接待を受ける。
コンサータ錠発売記念講演?
なんですか
このふざけようは!
世も末です。
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PTSD克服は楽園追放から
「園のすべての木の実を
自由に食べてもよい。
だが
善悪の知識の木の実を食べてはいけない。
それを食べたら
きっと死ななければならなくなるから
である」
―旧約聖書
創世記第二章16節からです。
不眠や不安、イライラの背景に
心因があるなら
PTSDです。
心理療法しか
ありません。
心因を見つめながら
自分の頭で整理してゆきますから
楽ではなく
死にたくなるようなつらい作業かも
しれません。
薬を飲んだ方が
楽だと思われる気持ちも
わかります。
しかし
【象徴的に】
一度死ななければ
再生はないのです。
禅では【大死一番】と言います。
― 一度死んだら
もう何も怖くなくなる
そうですよ。
もちろん比喩です。
象徴的に死ぬのです。
本当に死ぬことではありませんよ。
朝日新聞『獅子頭』 ~第九十話 性的被害
幸子に誘惑されて
自分でもわけの分からないうちに
間違いを犯してしまった
二順は
ひどい罪悪感に悩まされています。
文章を普通に読めば
被害者のように感じますが、
本人には
罪悪感しかありません。
そして
罪悪感を払拭しようと
必死で
掃除をします。
―防衛機制の【取り消し】ですね。
拭い去りたいものは罪悪感ですから
いくら掃除をしてもキリが
ありません。
―洗浄強迫に陥る人もいます。
また
食事はのどを通りません。
幸子の方は、お気楽に
二順に逢いに来ますから
罪悪感を拭い去るのは
無理でしょう。
周囲の目も気になります。
性的被害者の置かれた
苦境がうまく表現されていると
思います。
阪神淡路大震災のトラウマから一級建築士になり啓蒙活動
家づくりコンシェルジェ太田さん
―家づくりのコンシェルジェ
(サポート)を生業としている
一級建築士さんが
ぺタして下さいました。
阪神大震災で
欠陥住宅と指摘された実家の倒壊で
建築主でもあった
祖父を亡くした事をきっかけに
建築を目指し
神戸大学を卒業後
大手住宅メーカーに就職
住宅営業から始まり
現場監督を経て
免震住宅の開発や
欠陥住宅問題に携わり
被害者救済のための活動を通して
その悲惨さを目の当たりにしながら
普及啓発活動をされているそうです。
PTSDの【昇華】
―精神分析でいう防衛機制の1つ
氷が水蒸気になるように
トラウマが個性におお化け(変容)
ユングの
自己実現
個性化の過程
建築家バージョンですね
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来日中のダライ・ラマ14世の記念講演PTSD流解釈
来日中のチベット仏教最高指導者
ダライ・ラマ14世
です。
約6500人の観客を前に
「人間的価値の大切さ」をテーマに
講演し
「心の平穏さを維持すれば
物事を客観的に見ることができる」と
述べました。
どんなに余裕がなく
辛いときでも
なるべく
これを想うことが大事でしょうね。
たとえできなくてもね。
また
「自国以外に
他国のことも考える広い視野を持つことが
世界のさまざまな問題の解決につながる」と
強調しました。
日本の常識=世界での非常識
ってこと
たくさんありますからね。
―専門家による
うつ病あつかい
発達障害あつかいで
PTSDごときで
自殺する人続出の学術学会って
悪魔の集団ですか?
我が家の常識=世間での非常識
―DV家族の常識
虐待する親子
被害者はそれが常識だと
マインドコントロール
されてたりしますからね。
死に行く人に
僧侶が
「畏れるな!
幻に過ぎないのだから
飛びついてしまえ!
そしたら幻は消えるから」と
語りかけ
神々しい光のイメージとともに
死の不安を
絶対の安心(あんじん)に変える
ダイナミックな密教が
チベット仏教です。
瀕死のPTSDが
自殺することなく
【象徴的に】死と再生するための
ヒントがそこには
ありますよ。
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『七瀬ふたたび』とPTSDの流行
主人公を始めとする
作中の超能力者たちは、
自分と他人の違いを
懸命に隠そうとします。
知られたら
どうなるか
本能的に知っているからです。
しかし
生きにくいですよね。
作者は
これは35年前に書いたものだけど
日本の今の
学校や公園や職場で
起こっていることと
全く同じで
こんな風になることを
どこか予感して
この作品を書いたような気がすると
言ってます。
超能力者抹殺をもくろむ
集団の存在を知って
立ち向かってゆくなんて
できすぎてますね。
この先は
今、水面下で起こってることですがね
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ひとすじの光
PTSD発症の不安と守りと
絵の殆どは
巨大な森
うっそうとしている。
何が潜んでいるか
わからない不安…
盲目的に
バクシンする
車
顔のない集団への
適応に疲れ
トラウマに向かいだした。
同時に(同じ絵のなかに)
それを静観する
もう一人の自分
―しかも背中で感じている。
あせりの最中に
釣り糸をたれ
待つことができる自分がいる。
ここで釣りあがったものが
いずれ
自己実現の支えにおお化け(変容)するのを
知っているから。
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