いろんな魚がいますが
この魚目が大きいですね。
しっかり見ようとしてる感じ
します。
木魚です。
お坊さんが
読経をするときに
打ち鳴らして
リズムを整えておられますね。
眠気覚ましの意味もあるそうですよ。
眠るときも目を閉じない魚が
かつて眠らないものだと
信じられていたことに
由来するそうです。
眠らず
(怠けず)
無意識をしっかり
見続けようとする意思を
感じました。
月別アーカイブ: 2010年6月
井戸のなかの人
パク・ヨンハさん出演の『冬ソナ』PTSD物語
日本でのコンサートツアーの合間に
一時帰国し
自宅で病気の父親の看病
…
これだけでも
尋常ではないストレスです。 ←心因反応でしょう。
「すまない」と言い残し
自殺するなんて…
儒教精神は ←韓国の集合的無意識
素晴らしいですが
孔子さまは
21世紀の介護問題も
PTSDだらけの韓流ドラマも
ご存じないわけで
そこまで
パクさんを追いつめる
おつもりは
なかったでしょう。
『冬ソナ』って
主人公が
トラウマから記憶喪失になって
展開する物語でしたね。
ファンのみなさま
ドラマでPTSD学習して
自殺予防に備えましょう!
相対化
日本地図描く人は
多いです。
日本の常識=世界の非常識
ここに気づき
日本を壊すことなく
外国人になるわけでもなく
超えていく。
難しい課題ですが
それしかないんですね。
当たり前になるために
ものすごく努力しなきゃならない
なんてネ!
人間って
ちっぽけですね
でも
それさえ気づかず
足引っ張る人もいる…
あ! それも人間か…
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朝日新聞『獅子頭』第百三話 トラウマとの深夜の苦闘
中国で待っている妻子と
離別するなんて
考えられないが
そうしないと
政治犯になる
おそれがある。
困りました。
難問です。
二元論では解けない
公案みたいなものです。
―ゲームの攻略ではなく
現実の死活問題ですから…
昼間忙しいとまぎれるようですが
深夜一気にストレスがのしかかります。
食欲はなく
頭が混乱し
妙に冴えて
眠れません。
夢かうつつか
妙な感覚に襲われ
そのうち
呼吸がしにくくなり
窒息しそうになって
叫びました。
もう限界です。
宮崎あおい『初恋』とPTSD
三億円事件をもとにした作品です。
―東京都府中市で
1968年12月10日に
発生した窃盗事件 ←強盗ではないのです。
「こころの傷に
時効はないのだろうか。
永遠に続くものなど
ありはしないのに…」という
ヒロインのナレーションから
始まります。
ヒロインは
母親に捨てられ
親戚のうちに
預けられていますが
そこのおばさんは
彼女の母親のことを
ろくでもないやつなどと
言ったりしますから
居場所がなく
繁華街をうろつくようになります。
警察に保護されても
親に連絡しなくていいと言い
涙も見せないので
警官が訝ってました。
そんな若者たちが集まる
溜まり場で
出会った青年と
恋に落ち
大事件を起こすのです。 ←3億円事件
事件後
ヒロインは大学に通いますが
溜まり場にいた
青年たちは
暴行死(学生運動にて)
薬物中毒の果てに死亡
事故死
作家になったもののガンで死亡
…トラウマを抱えたまま
さまよった果てです。
待ち続ける共犯の青年は
いつまでも消息不明
― 作品では
権威をコケにしすぎたので
事件そのものを【否認】するため
逮捕されないものの
海外で軟禁されている設定です。 ←なんだか【象徴】的
モンタージュ写真が
犯人確保の邪魔をしたのでは
ないかとも指摘されていますが
これは
PTSDの記憶のかけらを
まとめあげる難しさを
暗喩しているようにも感じました。
ヒロインは
このことを記憶し
考え続けているし
男性に翻弄されつづけた女性は
別な男性と結婚するも
離婚します。
しかし実家の事業を切り盛りしながら
たくましく生きています。
女性の方が
トラウマに強いかもなぁ…
そんな風に思いました。
この世にある魔法
精神分析が生まれる
きっかけとなったケースの
アンナさんという女性
(匿名)
コップから水が飲めなくなりました。
PTSD症状は
いつでも奇妙です。
常識では解けない
公案みたいなものです。
アンナさんの
障害と治癒で判明したのは
人間は
言うべきことも言わないで
我慢して自分を押し殺していると
生命維持のために
必要な水を
コップから飲むという
ごく当たり前のことも
できなくなってしまう
ということです。
わかってみれば
シンプルですね。
当たり前ですね。
でもこのマジックに現代人も
かかるんです。
そして
このアンナさんに
奥さんが嫉妬するくらい
寄り添い味方しながら傾聴した
ブロイアー医師みたいな方が
化石扱いされる日本では
鉄道人身事故が
やまないんです。
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陸の孤島での過ごし方
無人島に行くとしたら
何を持っていきますか?
3つ答えてください。
なんて心理テスト
あったように
思います。
みなさんは
何ですか?
まあ
特に大事なものであることは
間違いないでしょうね。
そして
おそらくは
絶望や無駄死にを
防ぐための
手段じゃないでしょうかね。
PTSDになって
どう生き抜くか
―絶望してないか
頼りにならない援軍だけに
依存してないか
自分の持てる力は何か
それを最大限以上に ←コレがポイント
(百尺竿頭一歩進めよ
ポニョの思想ですから!)
使えているか
孤島って言っても
実は
湖に浮かんでたりするんですよね。
―猿岩石の旅日本でみんなが見てましたネ!
(20歳以下の方は知らない)
この人は
ミサイルで脱出を狙ってます。
―意識的には絶望中!ですが…
脱出の仕方はあるし
方法も1つじゃないんですよね。 ←でもこれは原理
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金剛経【応無所住而其心】は自己実現のパスポート
3人の人
バラバラな発想をもった
自由人
しかし
それは表面的なことであって
こころの大部分は
共通の無意識から
できている。
行列に並んで
話題のスイーツを買い
分け合って話したり
自らの睡眠時間パターンを
壊しても
(大の大人が「今日は9時に寝る!」
パック詰め配信された
サッカー見て
翌日盛り上がったり
熱狂的な
医療信仰で
亡くなったり…
一方で
「スイーツなんて
とても買えません」
「行列嫌いです」
「サッカー?見てない」
医者に
「PTSDとして治療して
下さい」 ←ひどい反撃食らう…
流されれば
楽なのに
抵抗する杭みたいな
存在がある。
金剛経
【応無所住而生其心】
まさに住むところなくして
そのこころを生ずべし
ユングのいう
集合的無意識の
どこにも住めない。
― 家族はDV・虐待で居場所ない…
沖縄のなみだを知ってるから
霞ヶ関の常識にはなじめない…
日本の精神医療は世界の非常識…
給食を無理に食べさせられる苦痛…
そういう人が
自己実現する。
途中で
必ず誤解され、バッシングされ
無視され、脅されるけど
底にあるものすごい
パワーが守り、導いてくれる。
(カウンセラーなんか薬なんか要らない!)
だから
負けてはいけない。
あきらめてはならない。
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大河ドラマにみる日本人の自己実現モデル
NHKが
(日本国営放送ですね)
毎年違うテーマで
制作・放映している時代劇ドラマシリーズ
ですが…
大きな川の流れに
個人や国の魂の歴史を
映し見るのが
日本人の特徴でしょうね。
川は普遍(変わらない)のようで
実は刻々と内容を変えてますからね。
同じ水はもうはるか昔に
どこかへ行ってるんですからね。
(姿を変えながらまた戻ってきてるかも
しれませんが、全く同じものではないですね)
1963年に第1作が放映開始されました。
第一作とされているのは
『花の生涯』
やはり【華厳経】モチーフ
外せません。
通常のドラマでは
主役級の男優・女優が
共演することが多く
名脇役と呼ばれる俳優も加わるため
普段は見られない顔合わせもよく見られます。
男女という
ごく当たり前の組み合わせですが
その陰陽のバランスで
思いがけない結果が生まれるのを
日本人は好みます。
―某占い師の押し付けるような
古い道徳書は嫌われます。
捉え方はなかなかいいのに
解釈が惜しい…
前半はロケシーンが多く
中盤にクライマックスがあり、
後半は登場人物も徐々に減少し
(役の人物が死ぬため)、
スタジオ撮影のシーンが多くなるのも
特色です。
夢や箱庭、絵画などの創作も
同じです。
だんだん整理
(だからイメージのなかで行う必要があるのです)
されます。
合戦シーンなどではコンピュータグラフィックス
(CG)を用いることも
多くなりましたね。
尊敬するあるお坊さんが
これは道元のいう【空華】だって
感激しておられました。
―私たちはこんな時代に生まれて
幸せですね
また
歴史上ネガティブなイメージを持たれた
人物を主人公に据え
新解釈によってその人物の
人間的側面を掘り下げて
魅力的に描く一方で
現代的感覚を持った人物として
描こうとします。
その際
その人物の暗い側面に関しての描写が
曖昧であったり
歴史学上の定説と離れた演出があると
指摘されたりもしますが
事実を知るというより ←あまりにひどいのは困りますが…
どちらかというと
自分の魂の浄化や見直しの観点で見ているところが
強いので、
こうなっているのではないかと
思います。
ドラマみてお勉強してるんですね
新しい発想って
異端視されますからね。
でも永久の異端児でない人も
いるんですよって
ドラマが励ましてくれてるんですね。
西洋から輸入された心理療法は
この観点を【否認】するので
かぐや姫やポニョの意図を
見失い
DVシェルターで箱庭などするな!なんて
暴言を吐くようになるのです。
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