月別アーカイブ: 2010年6月

精神分析の傾聴による【カタルシス即自覚】の治癒法とPTSD

フロイトの精神分析は
カタルシス療法とも
呼ばれた。

無意識に押し込め
結果的に忘却した
トラウマが
苦痛・苦悩・本心を
表現したら
すっきり浄化される
という
考え方だ。

これは
【独白】です。
  ―『あれーっ。私こんなこと言ってるわぁ』
   ってときに起こってます。
   俳優さんや作家さんに起こる解離現象ですね。   

自分の独白聴きながら
『あー、そうだったんだ。
実は嫌だったんだ。
やめて欲しいって言いたかったんだ」
「怒鳴りたかったんだ」
「怖いって言いたかったんだ」

【カタルシス即自覚】

病の原因も解明されてますね。
 ―心理療法では
  治癒の際に原因が判明するのです。
  最初に原因を教えてくれるのは
  ニセモノの証ですドキドキ

お能では
旅の僧侶が
成仏できない幽霊の話を聞いてくれますね。

【傾聴】は
心理療法が宗教からいただいた
秘法ですが

あまりにあたりまえすぎて
みんなバカにするんです。

医者でもないくせに
診断したり
教育するのは
カッコつかないからかなぁ…

でもこれからは
カッコ悪く地道にゆくことに
したみたいです。
続きを読む

中島みゆき『異国』  ⑤こころのチューニング

この曲のギタースコア

全部の弦を
半音下げた
チューニングにします。

ちょっと変わってますね。

普通じゃない調べは
この曲らしいかもしれません。

弦はこころの糸
考えたらいいでしょう。
 ― PTSDの
  こころの叫びを
  表現しているのですから。

【解離】でも
ありますね。

中島みゆきは
【シャーマン】や【巫女】みたいな
人ですから。

私たちは
他人と話すとき
チューニングメーターで
(あるいは音叉で ←あ、これも【一太極二陰陽】だ!)
調弦された音で
(常識・分別)

向き合います。

でも
心の深い部分の話をするときは
張り詰めたその弦を
ちょっと緩める
必要があります。

あるいは
相手の弦に寄り添って
傾聴しなければ

意味不明になります。

【チューニング・イン】と
呼んだりしますが

できてれば
名前なんてどうでもいいことで

むしろ
傾聴してないくせに
言葉だけやたらと使う人は
嫌われます。
続きを読む

広汎性発達障害の親の虐待ブログ

いろんなブログがあります。
表現の自由はありますから
他人がとやかく
言うことではないのですが
目にあまり
ひとこと言いたくなるものも
あります。
子どもの発達障害についての
親のブログにひどいのを
みつけました。
世間の人たちに理解してほしいからと
子どもの顔と名前を出すのは
賛成できませんが
 ―我々は症例を発表するとき
  本人が特定できる情報はカットします。
  基本的には本人の了承を得ますが
  4歳の子に聞いても
  ネット公開の危険性はわからないでしょうね。
親の権限の範囲かもしれません。
しかし
子どもをちょっと笑いのネタにしている
感じがあり
 ―関西人の常套手段ですが
 自分のことではないので
 いかがなものかと…
今回は児童相談所に通報したい
くらいです。
子どもを丸坊主にしています。
丸坊主自体は悪くないでしょう。
そして
カットしすぎたのが原因で
そうなったらしいのですが
子どもは途中から悲壮な顔をしたそうです。
どうして
バリカンで刈る前に
希望を聞いてあげないのでしょう。
「切りすぎてごめんね」
「どうしようか?」
「(丸坊主の写真とか見せて)
こんなのしてもいいかな?
幼稚園のお友達びっくりするかも
しれないけどね」って
どうして
聞いてあげなかったのでしょうか。
悲壮な気持ちを
どうして掬い取ってあげないのでしょうか。
この親子の問題はここにあると
思います。
こんな親子関係の中では
とても正気になれないと

思います。
発達障害の核心
教えてもらいました。

PTSD二世の意外な強み

DVシェルターの常識は
加害者に会わないこと。

つまり離婚すること。

しかし
相当多くの女性が
この常識に反感を
持っている。
 ―そういうことは
  自分で決めたい。 

福祉は権利だから
気にすることはないのだが

安全な場所と
温かい食事や布団を
提供されると

反論しにくくなる
どころか
そんな風に感じる自分に
罪悪感をもつらしい。

DV家庭で
長年にわたって
無意識に
強く刷り込まれた
根拠のない
間違った常識

保護されたくらいでは
消えない。

そのトラウマは
静電気のように
専門家による二次被害という
ゴミを吸い取り
複雑化するから

多くの被害者は
ここでマイってしまい

あまり考えないようにして
みなと同じように
流されようとする。

しかし
何割かは
スタッフとぶつかり

私に窮状を訴える。

そして
加害者に会い
相手に対する見方を
しっかり変えることに
成功する。

すると
「関係修復したい」と
涙を流していた人も
急に
離婚の意思を固め
エネルギッシュに
変わってゆく。
 ―女性は決断したら
  早い!

加害者の方が
これにはショックを受け
【解離】を起こす。

被害者が
「~だったでしょう」と言うも
全く記憶にない
知らないと言う。

「でも~で
これが~なら
やっぱり~だったってことでしょう」

相当詰め寄っていく。

最後は小さな声で
「ごめんなさい」と言うそうだ。

【解離】が解けてのことなのか
どうかは不明だが
関係性の大逆転は確かに
起こっている。

DV家庭に育ちながら
DV被害者になった人や

小さいときから
親との関係がよくなくて
身体化
(PTSD)した人は

気づきが起こると
逆に案外強いところがある。

PTSD研究家翠雨の日記

日本人のこころは
二元論では
できてないですからね。
続きを読む

「学校を壊しな」とそそのかす母親とユング心理学の【象徴】

なんという親子だ!と
言いたくなりますが…

無意識の心理学では
【親殺し】なんて言いますし

仏教は
【殺仏殺祖】です。

無意識の論理では
【殺す】は【超える】
【壊す】は【変える】
【結婚】は【関わる】
なんですね。

今の学校は確かに万能では
ありません。

変えてゆくべきだというのは
誰でも知ってます。

ただ【象徴的】に壊して
欲しかったですね。

でも
フロイトの親殺しは知ってても
仏教の
【殺仏殺祖】を知らないで

かぐや姫をわがまま扱いし
人格障害や
発達障害の研究ばかりするような
専門家しかいない現状では

こういう【行動化】という名の
勘違いも起こるのでしょう。
続きを読む

PTSDの悲劇はエディプス王よりだるまさんを待っている

「…ギリシア演劇の有名な人物たち
プロメテウスやエディプスなども
みなあの本来の主人公である
ディオニュソスの仮面にすぎなかった
ということだ。
これらすべての仮面の背後に
一柱の神がかくれているということ
これこそ、
あの有名な人物たちが
典型的な理想性をそなえていると
しばしば驚嘆される1つの本質的な
理由なのだ」
1つの元型があり
①それがいろいろな現れ方をすること
②文化には理想像があること
それは認めるところですが、
みなさんきっと違和感あると
思います。
エディプスは日本人にとって
理想か?
エディプスは、トラウマに気づき
自分で見ることをやめ
(針で目をついて盲目になる)
放浪し
その子孫もその影のなかで
そのトラウマのために
生きる物語です。
PTSD研究家翠雨の日記
神の(常識の世界)で完結しており
PTSDと共存しましょう
神様と出会えて幸せドキドキという世界です。
PTSD研究家翠雨の日記
仏教では
6つの世界
(トラウマに操作され
落ち込んだり、喜んだりの繰り返し)から
解脱しましょうということを
目指します。
二元論ではないリセットの哲学で
高次の完結してます。
PTSD研究家翠雨の日記
神は死んだのです。
自分の目でよく見て
だるまさんに目を入れましょう!
PTSD研究家翠雨の日記

PTSDと悲劇の哲学

人間はなぜ【悲劇】が好きか。
容易に涙が出るからかもしれません。
自分のことだと
相当ひどい悲劇にであっても
笑ってしまいます。
 ―【反動形成】と言います。
 日本人の誤解されやすい特徴です。
他人の話だとつい気を許して
泣いてしまう。
 ―泣けるということは
  自分の無意識の中にも
  同様の悲劇があるということでしょう。
  【投影】です。
PTSD研究家翠雨の日記
カタルシスという言葉は
なにもフロイトが考えたものではなく
大昔から哲学で
取り扱われてきた概念です。
 ― 心理学なんて
   哲学宗教を源泉とした新興宗教ですよ。
    
新興宗教が新しい宗教になるかどうかは
   ①源泉を無視しないこと
   ②源泉に意味ある発展が認められること
   
   ですが
   「べっつにぃ、テツガクじゃないし!」
   って詭弁で反撃されるかも叫び
PTSD研究家翠雨の日記
ニーチェも最初の著作で
取り扱っています。
そして文献学会から
村八分にされたそうで
…相当共感しますしょぼん
古典を扱うと
嫌われやすいのは
世の東西同じかもしれないですね。
でも扱わなくていいということ
ではないですねニコニコ

精神分析の傾聴による【カタルシス即自覚】の治癒法とPTSD

フロイトの精神分析は
カタルシス療法とも
呼ばれた。
無意識に押し込め
結果的に忘却した
トラウマが
苦痛・苦悩・本心を
表現したら
すっきり浄化される
という
考え方だ。
これは
【独白】です。
  ―『あれーっ。私こんなこと言ってるわぁ』
   ってときに起こってます。
   俳優さんや作家さんに起こる解離現象ですね。   
自分の独白聴きながら
『あー、そうだったんだ。
実は嫌だったんだ。
やめて欲しいって言いたかったんだ」
「怒鳴りたかったんだ」
「怖いって言いたかったんだ」
【カタルシス即自覚】
病の原因も解明されてますね。
 ―心理療法では
  治癒の際に原因が判明するのです。
  最初に原因を教えてくれるのは
  ニセモノの証ですドキドキ
お能では
旅の僧侶が
成仏できない幽霊の話を聞いてくれますね。
【傾聴】は
心理療法が宗教からいただいた
秘法ですが
あまりにあたりまえすぎて
みんなバカにするんです。
医者でもないくせに
診断したり
教育するのは
カッコつかないからかなぁ…
でもこれからは
カッコ悪く地道にゆくことに
したみたいです。

中島みゆき『異国』  ⑤こころのチューニング

この曲のギタースコア
全部の弦を
半音下げた
チューニングにします。
ちょっと変わってますね。
普通じゃない調べは
この曲らしいかもしれません。
弦はこころの糸
考えたらいいでしょう。
 ― PTSDの
  こころの叫びを
  表現しているのですから。
【解離】でも
ありますね。
中島みゆきは
【シャーマン】や【巫女】みたいな
人ですから。
私たちは
他人と話すとき
チューニングメーターで
(あるいは音叉で ←あ、これも【一太極二陰陽】だ!)
調弦された音で
(常識・分別)

向き合います。
でも
心の深い部分の話をするときは
張り詰めたその弦を
ちょっと緩める
必要があります。
あるいは
相手の弦に寄り添って
傾聴しなければ
意味不明になります。
【チューニング・イン】と
呼んだりしますが
できてれば
名前なんてどうでもいいことで
むしろ
傾聴してないくせに
言葉だけやたらと使う人は
嫌われます。

C.G、ユングの死別PTSD予防対策

1923年に
ユングの母親が死んだ。

PTSD研究家翠雨の日記

ユングはチューリッヒ湖畔の
ボーリンゲンに土地を入手し
自分で石を積み
塔を建て始めた
休日はできるだけ
ここで過ごし
思索が熟成するのを待っていた。

1955年に
夫人のエンマが死んだ。

ユングは
やはり
塔に手を入れ拡張し
よく通った。

死は普遍的なことですが

人間を哲人にします。

ちゃんと哲人にならないと
いけないんです。

ユングは
心理療法の理想は
苦しみに耐える力と
哲学的忍耐力を
養ってもらうこと
って
言ってますよ。

トラウマに向き合うには
強さと常識を超えた哲学が
必要ですね。

巨大な塔を建てるほど
すごいエネルギーを
PTSDの人は放出していますよ。

傍目には
静かな
なーんにもしてない人に見えるのでしょうがね。
続きを読む