月別アーカイブ: 2010年6月

自己実現法としての感官のコントロール③ 拒食は創造的退行現象 

摂食障害はPTSDであるというのは
だんだん知られてきています。

そのうち常識となるでしょう。

まさか
今まで食事できてたのが
できなくなったのを

発達障害とは言えないですから。

何らかの心因があって
退行
しているのが
明らかだからです。
 ―人間は問題が起こると
 ふさわしい年齢に退行して
 考え直す習性
があります。
 精神分析で【固着と退行】と言います。
 赤ちゃんがえりや
 先祖がえりと言うような
 ネガティブな退行ではなく
 創造的退行という
 芸術家が行うポジティブな
 退行
です。
 
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自己実現法としての感官のコントロール②摂食障害の意図

PTSD研究家翠雨の日記

摂食障害
とくに拒食症がなぜ起こるか?

食べられなくなるほどの
心因=トラウマがあるからです。

それを克服するために
無意識のなかに
溜め込まれた情報

 ―お釈迦さまも  ←仏教開祖
  マホメッドも  ←イスラム教開祖
  イエスも    ←キリスト教開祖

 ガンジーも     ←インドを独立に導いた

 偉業を成し遂げた人はみな断食をしているのです。

それを無意識のうちに
自分にも取り込もうとする
からです。

つまり自然治癒は始まっているのです。
 ―拒食しようとすること自体は
  健全な反応です。

ただ過去の天才と違い
それが充分正しく行われきれていないところに
問題があります。

この点が理解されていないので
なかなか治癒に至らないのです。
 ―絵を描かせたり
  箱庭を置かせたりしときながら
  その意味を掬い取ろうとせず
  病院ぐるみで食べさせようとするのが
  普通です。

  箱庭の学会では
  そういう論文が奨励賞取るんです。  

やめるかやめないか
二元論では解決しないんです。
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自己実現法としての感官のコントロール①

PTSD研究家翠雨の日記

ユング研究所門外不出の図
だったのですが

秘密というものは
だんだん漏れるもの

10年前には
教科書なんかにも
使われるように
なりました。

人間のこころは
人ゾレゾレに見えますが

無意識の深いところでは
繋がっています。
 ―この図だと3人の人のこころが
  深層で繋がっています。

共通の常識を
もっているのです。

だから
その深層で繋がれば
会話はスムーズになるし

PTSDだって
克服できるんです。

見えにくいと思いますが
と書いてあるのは
地球で言えばマグマみたいな
エネルギーです。

敵にまわせば
精神の統合を失調してしまいますが
見方につければ
百人力です。
 ―禅画【十牛図】でいえば牛です。

Hと人間の表層意識をつなぐのが
真ん中にあるみたいな場所

感官と言います。
ここをコントロールすれば
マグマみたいなエネルギーを
見方につけることができるのです。
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自己実現法としての感官のコントロール⑩ よくある誤解

よくある間違い
①断食しても痩せない
 
 断食は痩せるためにするのでは
 ありません。
②身体を壊す
 正しく行えば
 健康になります。
③妙な自信から我が強くなる。
 おしゃかさんにも
 ガンジーにも
 慈悲心や忍耐心が
 生まれました。
④空腹感がないのは【解離】である。
 
 人間のたましいは
 西洋二元論ではできていません。
 空腹感があるのでもなく
 ないのでもなく
 
 色即是空 空即是色
 
誤解はだいたい
その人の無意識的な
防衛機制そのままです。
【合理化】
【投影】などによって
変化したい気持ちを
【否認】している人に
多いです。
フツーの人は
ただやりたくないとか
自分にはできないとだけ
言うものです。

フツーの学生さんにも表現は大事

PTSDの人たちだけでなく
普通の学生さんにも
絵を描いてもらいます。

比較のためです。

次回で
描画法はおしまいにしますと言うと

「ふえx-っ!★▽×…」

最前列の学生さんの発した声です。

<今のを日本語にすると?>
「ちょっとー」

精神分析で指摘されてますが
日本人の言う
ちょっとは大分
と言う意味です。
ちょっとは一寸と書きます。
一寸って結構ありますから
(そのうち半分の5分の魂です
 虫の話にしてますが…)

遠慮するのが習いですから
何がちょっとなのか
言えません。

翻訳すると
「非常に困ります。
 何とか考え直してください」
です。

最前列でいつも
昼寝してるくせにね。

PTSD研究家翠雨の日記

何かを訴えるような
表情ですね。

普通の学生さんも
いろいろあるんでしょう。

傾聴する人が増えたら
表現する場所が増えたら
もっと
住みやすい世の中になるでしょうにね。

何も難しいことではないのにね。

描画法
今以上に大事にしようと
思いました。
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自己実現法としての感官のコントロール⑨ 夏樹静子の腰痛事例

PTSD研究家翠雨の日記
厚生省の統計では
日本国民が今一番訴えている病は腰痛
患者が多く
簡単に治らない
夏樹静子さんも
突然腰痛に襲われ
何十という治療者の治療を
3年に渡り受けた。
九州から東京まで
飛行機で通い
神がかりのようなことまでしたが
治らなくて飛び降り自殺まで考えた。
著者を腰痛から救ってくれたのは
心療内科の医師
そして
絶食によるものだった。

自己実現法としての感官のコントロール⑧ 聖書

主は
あなたを苦しみ、飢えさせ
あなたも先祖も味わったことのない
マナを食べさせられた。
人は
パンだけで生きるのではなく
人は主の口から出る
すべての言葉によって
生きる
ことを
あなたに知らせるためであった。
主は
キリスト教の神ですが
普遍的無意識にある
知恵や
マグマのような
エネルギーのことでしょう。
PTSDで参っていると
感官から
「食を断て!
そして考えろ!」
とメッセージが
こころに
響いてくるのだと思います。
自分の個人的な
無意識レヴェルで
トラウマを
客観視しようとすることが
魂にとって
統合の失調になるのです。
だから
一見統合失調症のように
見えるのです。