『チャングム』第四話 秘策は盗むもの

未熟な子どもたちが
親元を離れて集団生活を
していますし
厳しい社会ですから
ストレスが相当高いです。
目立つ新人は
いじめの対象になったりも
します。
 ―私がDVシェルターで出会った
 ある施設育ちの女性は
 口では言えないような
 いじめが普通にあったと
 回想してました。
しかし
理不尽な用事の中には
いじめではなく
大事なことを悟らせる目的のものも
ありました。
先の記事の水汲みもその1つです。
 ―利発で記憶力のよいチャングムだからこそ
  与えられた高度な課題でした。
松の実と松葉がたくさん与えられ
松の実に松葉を差すように
言われます。
しかも夜なべしごと
さらには電気を消されます。
少しでも明るい場所を
求めて歩きますが
限界があります。
しかし暗闇で出会った上級生が
こっそり教えてくれました。
見ようとするのが間違いだと。
感覚で差すものだと。

上級生も女官の噂話から
こっそり仕入れた秘策でした。
目で見ることも大事ですが
感覚を最大限に呼び覚ますこと
隠された秘密を探そうとする態度は
もっと大事ですね。
PTSD克服にも
それは言えると思います。

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