つかこうへいさん元日の遺書に至るまでの障害受容

戦後の演劇界を代表する
人気劇作家で
直木賞作家の
つかこうへいさんが
肺がんのため亡くなりました。
62歳でした。
つかさんは
在日韓国人2世として
生まれ
日本国籍を取得せず
再婚時は夫婦別姓でした。
20年ほど前に
事故でむち打ち損傷となって
自律神経失調症に苦しんだ時期があり
ここ数年は糖尿病の治療も
受けていたようです。
ストレスフルですね。
でも
昨夏に体調を崩し
9月に肺がんと告知され
抗がん剤治療を受けながらも
病床から仕事のダメ出しを行いつつ
終末医療で知られる病院に転院
死を受け入れ
今年1月1日に遺言を書いています。

凄い方です。
「娘に日本と韓国の間
対馬海峡あたりで
散骨してもらおうと
思っています」との遺言どおり
日本人でもなく
韓国人でもない
日本人であって
韓国人でもある
PTSD研究家翠雨の日記
創造的な生き方が
完結し
後に続く人たちの
勇気として
以遠に
生き続けることでしょう。

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