月別アーカイブ: 2010年7月

宮崎駿監督「児童文学はこころのつっかえ棒』

PTSD研究家翠雨の日記

監督は
児童文学が生きるうえで
「ずいぶんつっかえ棒になってくれた」と
書いてます。
 
「まじめに努力し続ければ
なんとかなるんだとかね。

もう解きほぐせないような
関係が                ←あきらめ
ひょっとしたら
緩やかにほどけて           ←予想外の展開
また
結ばれていくのかも知れないと   ←新しい関係
いうような終わり方がある」

                        ↑
                      東洋の三段活用 
iPadには辛口で

「知識をおもちゃにするだけだ。
動く辞書としてしか役に立たない。
僕らの仕事で一番知りたいことって
本に出ていない。
想像力を働かせるしかないんですよ

うつ病だ
新型うつ病だ
バイポーラだ
発達障害だ
ADHDだって
言葉をおもちゃにするような
専門家は相手にしないで

PTSDと見抜き
想像力を働かせながら
自力でなんとかしなきゃね。

童心にかえって
好きだった      ←これ思い出してください。
            ヒントになります。
児童文学を読みながら

あきらめないで
考え続ける。

それが秘訣ですよ。
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中退者とPTSD

PTSD研究家翠雨の日記

不登校やいじめより
中退者の問題が
クローズ・アップ
されてきています。

ニート予備軍だから
だそうです。

中退の理由はいろいろでしょうが

通いたい
学びたいという意思がありながら
退学を余儀なくされる
そういうケース増えていると
思います。

学力も高く           ←発達障害じゃないですよ
真面目なのに          ←人格障害じゃないですよ
授業についてゆけないのです。  ←PTSDでしょ?

『あれーっ。私語してるな』って
思ったら

相手がいない。

一人で幻とお話してるのです。

視力に問題がないから
入学したはずなのに
「見えない」からやめるって
言うのです。

実習は最難関で
時間内に課題を成し遂げようとすると
あせってパニックになります。   ←パニック障害ではないです

血をみて卒倒するのは
アリだとして
そこで
「もう無理です」と去って行きます。 ←トラウマ回避の場合は早いです

学校は不適応にはきついです。
余裕がありませんからね。

療養治療も困難な状況なので
通学しながらPTSD治療というのは
次の課題でしょう。

しかし
スクールカウンセラーとか
そういうためにあるのですから
一緒に考えていかねばなりません。
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『帰って来たヨッパライ』ではなく【極楽の食事風景】で癒される日本人

朝日新聞の
【お寺でのびのび】に
書かれてました

お寺での法話です。

PTSD研究家翠雨の日記

目の前にごちそうがあります。
でも1メートルの長さのお箸しか
ありません。

どうしたらよいでしょうか?

答えは
みんなで助け合って
お互いに食べさせてあげたらよい

だそうです。

子ども版【公案】って感じですが
大人だって
見失ってしまった発想ですね。

道元もそういうこと
言ってますよ。

善いことをしたらいい

そんなこと子どもでも知ってるけど
ご老人でも行うのは難しいって。

『帰って来たヨッパライ』の
神さま

あなた
ちょっと不徹底よ爆弾
不親切よ爆弾

死にたくなければ酒をやめろ
酒がやめられないなら出てゆけ
(死ぬしかない)

そういうのは
二元論っていって
日本人は
感性的に受け付けないの。

ユング派が間違ったのもここね。

ユング心理学は素晴らしいけど
日本人にそれを無理に当てはめようとして

かぐや姫はわがままに
ポニョは家出娘に
スサノヲは多重人格障害に
されてしまったのよ。

治るものも治らないのは
神さまのせいよ!

教会に消化器投げ込んで
逮捕された人は
そこで混乱しちゃったのよ。

日本人の無意識にかくれてる神さまを
引き出し
それに見合った対応をするのが
心理療法の極意なのよ。

よい・わるい
それだけで断罪するのは
日本ではオニって呼ぶのよ爆弾
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朝日新聞も書くようになった【貧弱な日本の精神保健医療態勢】

民間団体の
【こころの健康政策構想実現会議】ってのが
発足したそうなのですが

12年間連続で
自殺者3万人という
哀しい事実を
なんとかしようとしての
ことです。

がんや心臓病と並ぶ
3大疾患に位置づけ
ニーズにあった医療の実現を
目指すものです。

PTSDとして治療してほしいって
ニーズもアリの医療を目指すってことですね。

そういうこと言っても
「出て行けー」とか言われないような

あたりまえのことが
あたりまえに行われる医療って
ことですねドキドキ

しかし【貧弱】って
よく書きましたねOKNEW
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帰って来たヨッパライと精神分析

PTSD研究家翠雨の日記

ヨッパライ運転で死亡した

死者の眼から観た
世界です。

①楽しい楽しいお酒の世界と
②怖い怖い神さまに叱られる世界が    

【解離】してます。

  ―声も【解離】させてますね。
  多重人格者も目の前で声色変えますよ。

ヨッパライ運転の背景には
【解離】があるんだよ。
統合させたかったけど
それはつらいつらい作業で
僕は神さまの方の世界を
【否認】

楽しい楽しい世界だけを
選んだつもりだったけど

それは破滅への道だった。

天国から追放されて
本当に死んでしまったんだよ。

還ってきて
真相を教えてくれる人がいないから
ぼくが報告したよ。

これがアルコールや薬物なんかの
【依存症】の実態だよ。
みんな単純なメカニズムだよ。
難しくないよ。
酔っ払ってても説明できるよ。

メンバーの一人も
うつ病で自殺したことになってるけど

【解離】が克服できなくて
無意識に殺されたんだよ…

だけど
いいかな…
我慢だけの治療は苦しいから
どうして解離しちゃうのか
そこんところから
アドバイスしてくれないかなぁ

そしたらがんばれる人は
もっといると思うよ。

オバケなあ、北山君オバケオバケオバケ
今、学会のたたされてるのは
断崖絶壁だぞ!
かつてのような
甘いもんやないでー
あともうちょっとだけでいいから
がんばれー
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NHK北山修・最後の授業① 精神分析はユング心理学を凌ぐか

PTSD研究家翠雨の日記

今夜10時25分からです。

北山修は

精神分析に必要なのは

想像力を働かせ
心の裏を読み取り
言語化する
ことだ

と言います。

PTSDに必要なのは
まさにそれですね。

精神分析というと
私のイメージは
何でも性的解釈する
記号論の硬い手法   ←象徴論より狭い
しかも上から目線の
権威主義的な感じが強かったのですが  ←西洋では大事ですが

時代とともに
進化したのかもしれません。

無数の星のなかから
おうし座を想像した
古代人の感性で

表面的に現れた人のこころを
掬い取ろうとするような
壮大で
ロマンティックで
繊細なものを軸にするように
なったのなら

精神分析は
日本のユング派なんかより
はるかに
PTSDの味方になってくれるだろう。

なんせ
陰陽五行説によって描かれた
神々と星座の世界観が
カビだらけになりながら
隠蔽されていた事実を目の当たりにして
 ―ユング派も学問的に
  そういうことしてるから
  堪えた…

急性ストレス障害に倒れ
一年後
死に至ったのが

ユング派の大親分だったのだから。
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『愛と誠』とPTSD

ヒロイン役の女優さんが
亡くなったそうです。
PTSD研究家翠雨の日記
【至誠】というのが
日本の哲学としては大事だそうです。
愛が誠に至る秘訣でしょうね。
幼い頃
ヒロインの命を救った時
額に大きな傷を負ったばかりでなく
両親や自らの人生さえも
壊された
誠のトラウマが
主人公みたいな
PTSD物語です。
怒りに支配され
暴力の連鎖に巻き込まれ
非業の死を遂げました。
―それで【非暴力】のガンジー家の
  手紙をタイトルにしたのかな?
ヒロインは献身的に接したし
ヒロインを陰から支える岩清水弘は
「君のためなら死ねる」と      ←死ぬ気(象徴的にですが)で!
優等生なのに不良高校に行ったりしたのにね。←常識破り
 ―優等生(常識の守護神)では
 PTSDは救えないんですよネ。
 デタラメ臨床家は昔の優等生ばかりですよ。
 
これだけの
ありえないことのオンパレードをもってしても
怒りに支配された誠のこころは
救えませんでした。
PTSDの雛形みたいなものです。
非行問題を考えるときは
こころして
取り組まねばならないでしょう。
ましてや
トラウマぬきでは
国際級マフィアを
量産してしまうかも…あせる

宮崎駿監督「児童文学はこころのつっかえ棒』

PTSD研究家翠雨の日記
監督は
児童文学が生きるうえで
「ずいぶんつっかえ棒になってくれた」と
書いてます。
 
「まじめに努力し続ければ
なんとかなるんだとかね。
もう解きほぐせないような
関係が                ←あきらめ
ひょっとしたら
緩やかにほどけて           ←予想外の展開
また
結ばれていくのかも知れないと   ←新しい関係
いうような終わり方がある」
                        ↑
                      東洋の三段活用 
iPadには辛口で
「知識をおもちゃにするだけだ。
動く辞書としてしか役に立たない。
僕らの仕事で一番知りたいことって
本に出ていない。
想像力を働かせるしかないんですよ
うつ病だ
新型うつ病だ
バイポーラだ
発達障害だ
ADHDだって
言葉をおもちゃにするような
専門家は相手にしないで
PTSDと見抜き
想像力を働かせながら
自力でなんとかしなきゃね。
童心にかえって
好きだった      ←これ思い出してください。
            ヒントになります。
児童文学を読みながら
あきらめないで
考え続ける。
それが秘訣ですよ。

中退者とPTSD

PTSD研究家翠雨の日記
不登校やいじめより
中退者の問題が
クローズ・アップ
されてきています。
ニート予備軍だから
だそうです。
中退の理由はいろいろでしょうが
通いたい
学びたいという意思がありながら
退学を余儀なくされる
そういうケース増えていると
思います。
学力も高く           ←発達障害じゃないですよ
真面目なのに          ←人格障害じゃないですよ
授業についてゆけないのです。  ←PTSDでしょ?
『あれーっ。私語してるな』って
思ったら
相手がいない。
一人で幻とお話してるのです。
視力に問題がないから
入学したはずなのに
「見えない」からやめるって
言うのです。
実習は最難関で
時間内に課題を成し遂げようとすると
あせってパニックになります。   ←パニック障害ではないです
血をみて卒倒するのは
アリだとして
そこで
「もう無理です」と去って行きます。 ←トラウマ回避の場合は早いです
学校は不適応にはきついです。
余裕がありませんからね。
療養治療も困難な状況なので
通学しながらPTSD治療というのは
次の課題でしょう。
しかし
スクールカウンセラーとか
そういうためにあるのですから
一緒に考えていかねばなりません。

『チャングム』第九話  恨みと自己実現

正式任官の前の
【女官の誓い】

その前に新人女官たちが
聞かされたのは

レイプにより出産した女官が
その罪のため殺害された話
 
生まれた女の子は
そんなことは知らず
殺害した人間を母と信じ
宮中で修行している

そういうことが宮中にはあると
聞かされる。

(目的は恋愛禁止の言い聞かせ)

チャングムは
それが半分歪曲された話で

その歪曲された話を
その女の子が
今、実母から聞かされ
涙を流していることを
知っている。

チャングムの母も女官だった。

まっすぐすぎて妬まれ
不実の罪で
女官たちに毒を飲まされたが

九死に一生を得て
チャングムが生まれた。

涙を流している女の子の
哀しさは痛いほどわかる。

宮中はトラウマの巣窟だ。

チャングムは
母の恨みを果たし
夢をかなえようと
ひそかにしかし強く
誓います。
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