月別アーカイブ: 2010年7月

保健室の先生もPTSD研究に参加してるハズだ

朝日新聞朝刊の【教える】で
見つけました。

ある小学校の児童数は約600人

そして毎日40人ほどが
保健室にやってくるそうです。

子どもだから
転んで怪我をしたりも
もちろん多いでしょう。

名前・性別・発生時間
場所・傷病名・患部
処置方法

保健室の先生は
毎日パソコンに入力して
校長に提出しています。

定年までこの作業を続けるのは
無理じゃないかという
不安があります。

きちんと話を傾聴し
やさしく手当てをして
記録を残す。

これは我々の仕事と同じですが
ものすごく魂を消耗させる作業なんです。

泣いてる子に接する時と
それを思い出し記録する時では
意識が違いますからね。

時間旅行してるみたいなものです。
 ―タイムトラベラーや浦島太郎は
  老化が早いでしょう?

加えて
わからずやの親や同僚や同業者から
子どもや自分を守らなければ
なりませんからね。
 ―記事はモンスターペアレント対策に
 追われての疲労についてでした。

しかし
命を削りながら記録を残すこと

それが近い将来
医療をよくすることに直結していると
考えています。
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スイス南部アルプス山脈脱線事故でなら認める【解離】

23日
スイス南部のアルプス山脈をめぐる
観光列車「氷河特急」の客車6両のうち
後ろの3両が脱線し
日本人の64歳の女性が死亡したほか
日本人28人を含む40人がけがをしたもので
このうち2人の日本人が重体となっています。

日頃は
虐待やDV事件や
解離犯罪を
善悪で切り捨てるのみの
【解離】否認
者も

外国で起こった事故だと

案外観察力がUPします。

「なんかねぇ。インタビューに応える人
 ひとごとみたいだったよ」

もう少し共感性があってもいいのでは?
って
感じたんでしょ。

海外で起こったテロ事件で
PTSDを説明したら
案外理解が早いかもね。

そしたら
日本にもテロ事件あったことなんか
思い出すかもしれない。

身近で具体的なのがわかりやすいとは
限らないんでしたね。
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『チャングム』第九話  恨みと自己実現

正式任官の前の
【女官の誓い】
その前に新人女官たちが
聞かされたのは
レイプにより出産した女官が
その罪のため殺害された話
 
生まれた女の子は
そんなことは知らず
殺害した人間を母と信じ
宮中で修行している
そういうことが宮中にはあると
聞かされる。
(目的は恋愛禁止の言い聞かせ)
チャングムは
それが半分歪曲された話で
その歪曲された話を
その女の子が
今、実母から聞かされ
涙を流していることを
知っている。
チャングムの母も女官だった。
まっすぐすぎて妬まれ
不実の罪で
女官たちに毒を飲まされたが
九死に一生を得て
チャングムが生まれた。
涙を流している女の子の
哀しさは痛いほどわかる。
宮中はトラウマの巣窟だ。
チャングムは
母の恨みを果たし
夢をかなえようと
ひそかにしかし強く
誓います。

『チャングム』第九話  宮中は国民の【象徴】

正式任官のテストに
落第した
ヒロイン
チャングムでしたが
大妃が視察
チャングムの料理をほめて
皇太子にも食べさせたいと
言いました。
危機一髪
合格になりました。
自己実現しようとする人の
人生は波乱万丈です。
PTSDのみなさん
心臓も鍛えておきましょうね。

何が
大妃のおめがねにかなったか?
①おいしさ
②身体によいもの
③誰でも手に入る安価なものが材料
④臨機応変さ
④は貴重な小麦粉を
 (粉引き歌があるように
  重労働で手に入るので
  最近まで
  お祭りにしか使えませんでした)
  盗まれたのに
  課題が【饅頭】で
③しかたなく選んだのが
②胃腸の丈夫でない王の身体を癒す
 野菜でした。
「宮中の食事は民の手本である」
この基本が
瀕死のヒロインと大妃の間で
確認されました。
韓国でもそうなのですね。
【天皇は日本の象徴】ですから
PTSDの雅子さまや愛子さまは
ふさわしい治療を受けられず
こころないバッシングを受けるのでしょう。
西洋では
それを【キリスト】
呼びます

本日のしつもんどらえもん【海底までの計り方】

地球で一番深い海底は
一万メートル以上
定規や巻尺では無理ですネ!
答えは【音波で計算】
音波は見えませんよね。
見えないからって
ないわけじゃないですよね。
未熟な科学信奉者は
見えないものは信じないなんて
言います。
そんなんじゃ
のりピーが一生懸命
『鏡のドレス』熱唱しても
トラウマの発する
ウルトラ外向性から     ←超よいこちゃんドキドキ
パニック発作や
薬物依存症が
起こるメカニズムなんて
みえないですね。
星の王子さまが
必読書だったはずの
ユング派分析家でも
そのレヴェルですからね。
一般の方々には
よくよく説明しなければなりません。

筒井康隆流ハイデガー理解に浮かぶPTSD哲学

①己事究明の大切さ
 自分を知ることですね。
 いつの世も偉人はこれをしてきました。
 若い人が性格分析好きなのは
 正しいのです。
 ちゃんと分析できない大人が
 そんなことより勉強しろと
 ごまかしてるだけで… 
②3種の恐れについて説明している
驚愕
すでに知っているモノが突然現れたとき
戦慄
見知らぬものが徐々に近づいてくるとき
仰天
見知らぬものが突然現れたとき
起こるそうです。
精神医学研究によれば
統合失調症のはじまりは
【戦慄】とおののきだそうです。 ←人間は人間に戦慄を起こせません。
PTSDの一部は
人災です。
人間という知っている存在が
(顔見知りだったりする)
豹変することで
【驚愕】して起こります。
原子爆弾は
想像したこともないような
地獄が突然降ってきたんですね。
(後で人災と知りますが)
【仰天】ですね。
天災によるPTSDは
【驚愕】のような【仰天】のような
存在になりますね。
ざっと考えてみましたが
これでよいのかどうか。
ハイデガー研究の活発な議論をし
継承し発展させる素地さえ
日本人はもっていると
思います。
③【死を想え】の哲学
実際に死ぬのではなく
よりよく生きるために
死について真面目に考えるのです。
個人的な恐れの経験は
1つの死です。
PTSD克服は
哲学そのものです。
哲学は要らないというような
即否定の治療者に  ←わからないのは誰でも!
用はありません。
ナチス加担とか言われて
誤解されてることも含めて
 ―PTSDと無理解はセットですから
PTSDに大事なことが
一杯つまってるようです。

ヒステリーの象徴『鏡のドレス』を着た酒井法子さん


突然泣き出すのは
パニックによるもの
抱いてあげようとしても
おびえるのは
トラウマがあるから
きれいだけど
マネキンのように笑わない人も
いますね。
みかけはいろいろだけど
みんな【鏡のドレス】着てる
人達です。
【鏡のドレス】着てると
相手が見たいように
場の雰囲気に適応するように
振舞ってしまうのです。
振舞えるのではありません。
振舞ってしまうのです。
辛いんです。
無理があります。
だから
発作も起きるのです。
それでも期待に応えたくて
(応える人=自分
   ↓
 応えるのをやめる=空虚
 と考える)
明日の分の涙を
(明日流せば嫌われるから)
今日流してしまおうとするような
無理をしたり
一転して
爆発するような
(明日怒るべきこと
今までの怒りを一気に爆発爆弾
時空の混乱が起きてます。 ←常識を超えた存在論
日本語の歌ですし
難聴でない人が聴いてると思いますが
なかなか
伝わらないから
 ―『かわいい!と言ってくれるし
  CD買ってくれるけど…』
手話までつかって
「わかって!」って
訴えてたのです。
PTSDから依存症になり
自力治療中ののりピーからの
メッセージ
…だと思います。

『敗北を抱きしめて』とPTSD研究

『敗戦を抱きしめて』の著者は
「歴史観の根底を支えるのは
非エリートの日本人に対する
根源的レヴェルでの
ゆるぎない信頼」と書き
売春婦・闇屋・やくざの声を
丹念に拾っている。
PTSD研究の手法と
これは完全に一致する。
学会の重鎮の言うことだけ
聞いてたら
えらいことになる。
(なっている)
なぜ風俗で働くことになったのか
なぜアンダーグラウンドでうごめくのか
なぜ犯罪を犯すようになったのか
それは
その人たちに聞かねば
何もわからない。
そして少し聞けば
すぐPTSDに行き着く。
   知らぬは学者のみなり…
ベストセラー作品ばかり集めた本屋や
学会会場とは
まったく違った世界観が
ネットには広がっている。
PTSD研究で
敗戦を抱きしめなおさねば
ならないのではないか。
そういうときが来たのではないか。

「ギブ・ミー・チョコレート」の【解離】

「敗戦の2.3日後には
進駐軍があふれた。
ほんの一週間前まで
”鬼畜米英”と
刺し違え死ぬつもりの私達は
すっかり
米兵の魅力にとりつかれ
お土産いっぱい持って
毎日来るあの人達と仲良くなるのに
時間はかかりませんでした」
  ―『敗戦を抱きしめて』の読者(84歳女性)
敗戦は
日本全体で受け止めたショックです。
天皇陛下は
PTSD予防ワクチンとして
薬ではなく言葉が効くのです)

「耐え難きを耐え
忍び難きを忍び」と

諭したのです。
 ―これは【否認】の禁止です。
現状に直面する流れになり
甘いお菓子と【解離】
過剰適応という事態を作り出しました。
このことを
いつか考えなおし
先に進むために
何度も笑い話のように
語り継がれているのでしょう。