月別アーカイブ: 2010年7月

スサノヲは解離性障害ではなく自己実現モデル

今日は
講義で
三回目の学会発表練習を
しました。
学生さんには
スサノヲが新鮮で
勇気づけられたようです。
『古事記』のスサノヲは
仕事をせず泣いてばかりの
ニートで
神聖な田や機織小屋で
DVを働き
ASD(急性ストレス障害)殺人を犯し
追放された先でも殺人を犯します。
(仙台の医師の解離性遁走みたい)

PTSD症状のオンパレードですが
このあとに
一転して
ヤマタノオロチ退治という
誰もが恐れて泣いてばかりの
難問を片付けました。
スサノヲのような人がいた場合
目の前の現象だけで
評価してはいけないんです。
発達障害や
人格障害や
統合失調症になってしまいます。
スサノヲは父親が否認した問題を
直視したため
一見デタラメな人に見えるほど
混乱しましたが
自己実現
(個性化)していったのです。
日本人の理想なんです。

パズル好きとPTSD

パズルは
結構人気がありますね。
好きな理由は
人それぞれだと思いますが
PTSDの人にも
結構多いです。
なぜなんでしょう?
①無心になれる
 フラッシュバックなど
 自己を苛むイメージを
 遠ざける作用が少しはある。
②解離統合のイメージへの
 投影的安心感
 パズルの完成=記憶の統合
 ではないですが
 見通しに対して
 希望的観測がもてます。
 ネガティブな気持ちは
 限られた大切なエネルギーを
 無駄に消耗します。
 本来闘うべき対象に向けるべき
 エネルギーの消耗は
 できるだけ
 避けなければなりません。
人間のすることには
すべて意味があると思います。
ナイナイ尽くしの環境でも
何らかの工夫を
人間はしているものです。
他にも理由はあるかもしれません。
ゆっくり考えたいと
思います。

モノ取られ妄想&ブログ荒らし妄想

認知症のご老人や
保健センターなんかの
若い人たちの精神のグループで

突如
「盗まれた!」って声 ←なくなったではないのです。
結構起こります。

みんなぎょっとしますよね。

軽症の人は
スタッフが一緒に
探しながら
記憶を辿る作業をしたら

なくなったものが出てきて
一件落着します。

みんながほっとするなか
その人も
少し自分の認識を
改める作業になります。

しかし重度の場合は
なかなか否認がきつくて
否認を守るための防衛もきついから
それなりに時間がかかります。

ブログの世界でも
文章をめぐって
現在
2通り起こってるようです。
続きを読む

本日のJR遅延状況

PTSD研究家翠雨の日記
人身事故ですね。
写真を撮りながら
改札を通過してると
画面が変わり
琵琶湖線遅延と
出てました。
琵琶湖の南北で遅延
とは珍しい。
それは理由は読み取れませんでしたが…
PTSD研究家翠雨の日記
帰りは京都線
人身事故ではないようですが
JRはやぼったくなったものです。

加害者の拳銃自殺で監禁から逃げ保護された女性

宮城県石巻市で
女性から「車から逃げてきた」と
110番があり

石巻署員が市内で女性を
保護しました。

宮城県警によると
保護したのは
新潟県警が
逮捕監禁事件の被害者として
行方を捜していた
新潟市中央区の30代の女性で
女性にけがはありませんでした。

容疑者とみられる
住所不詳、職業不詳の男(56)は
車の中で
拳銃を使って自殺したようです。

実に現実感のない話です。

PTSD研究が
うやむやにされているうちに

DV1つとっても
だんだん複雑化し

ドラマティックに
成長しています。

そういえば
10年以上前に
未成年の頃から
住宅の袋の中で
長年監禁されてきた
女性が新潟にいると
思いますが

どうしておいででしょう。

時々思い出すのですが
嫌な予感がしてならないのです。
続きを読む

小1男児虐待死の継父、強盗致傷容疑で再逮捕

男女5人が

昨年、信用組合職員を
襲って軽傷を負わせ
現金約2千万円を奪った
として逮捕されました。

そのなかに
なんか見たことある
名前があるなと
思ったら

東京都江戸川区で
今年1月
小学1年の岡本海渡君
=当時(7)虐待死事件で
逮捕、起訴された継父で
指定暴力団山口組系組員の
電気工(31)でした。

昨年6月に
静岡県磐田市内の民家で
現金約880万円が奪われた事件にも
関与していたとして
今年2月
静岡県警に強盗容疑で
逮捕されていたようです。

子どもは親を選べません。
 ―継父もPTSDでしょうが…

子どもの虐待事件は
思いもよらない悲惨さを
秘めているようです。

想像力の欠如は
致命的です。

こんな不幸な
連鎖をとめるには
やはりPTSD学習です。
続きを読む

スクールカウンセラーにPTSD学習を!

朝日新聞によれば

2004
採用されて半年の
小学校教諭が自殺
している。

遺された日記によれば

担当クラスには

母親に抱っこされて
登校する子
カンニングを注意されて
パニックになる子
いじめから
円形脱毛症になりかかっている
子がいて
文房具隠しや
激しいけんかも
みられたようである。

半年でこれだけの問題がみつかるなんて
尋常ではありません。
それだけ
こころに何らかの問題を抱えた子が
多かったということです。

同僚はそれをこの教師の
授業のせいにしています。

なんという
ものの考え方をするのでしょう。

そんな感性で
教師がつとまるのでしょうか?

スクールカウンセラーは
いなかったのでしょうか?

PTSDという
視点がないと
このような
ばかげた
不幸なことが
起こるのです。
続きを読む

ADHD心理療法についての一般論

ウィキぺディア
(現時点)には
こう書かれています。
心理療法については
行動療法を薬物療法と組み合わせた場合に
最も効果がみられる。  ←摂食障害もこれが多いので治らない
また本人の症状をコントロールすることよりも
本人の特性にあった環境を
整えることが重要である。  
ただし
ADHDは後天性の人格障害ではなく
先天性の脳機能障害であるという説が
有力であるため
その観点からは
心理療法の効果は
あくまでも生活品質の向上にとどまり
寛解は期待できないともされる。


治らないと言ってます。
PTSDなら改善します。
お子さんの未来がかかっています。
間違っててもいいじゃないですか。
まずはPTSDを疑ってください。

『精神科治療学最新号』発達障害はやめてADHDで?

PTSD研究家翠雨の日記
ADHDは
注意欠陥性の
多動性障害
注意欠陥は
もちろん
解離のため
ですよね。
20年位前はやった言葉目です。
落ち着きのないこどもたちって
いうのがサブタイトルでした。
治療薬や
大人のADHDと
発達障害を
ADHDに変えただけ

内容みたいです。
アスペルガーの方が
発達障害より
うそ臭さがわかりにくく
なんか
『あなた知らないでしょうけど
最先端のアレですよ』みたいな
上から目線のニュアンスを
かもし出すように
だますには
やはり横文字なのかな…
戦略は感じますが
ミエミエです。
PTSDブロガーさんたちを
馬鹿にするな爆弾

『チャングム』第六話 王女の拒食

PTSD研究家翠雨の日記

王女さまが6日間
食べなくなって
大騒ぎ…

しかし
最初から
これは身体の病ではなく
おとなしく口数が少ないので
何か言えないことが
(心因)
あるのだとみな考えています。

そのうち父母(王と王妃)も
意識的にですが
拒食しだします。

娘がそうなっているのに
理解できない自分は
父としてどうかと
考えるのです。

 ―同じような状況に身をおいて
  考えることは大事な基本ですね。
  拒食・過食のケースでも
  時々そういうお母さんに会います。

これらは
今のPTSDをとりまく
家族はおろか専門職にも
消失した当たり前でありつつ
基本的な秘訣です。

食事係の女官にも二種あり
第一は
すぐに結果の出る方法を
長期的には害だとわかっていても
使おうとする人たち      ←過剰投薬を連想します

第二は
拒食の回復には
味覚や嗅覚の回復が伴うので
5日かかるというような
自然の流れを大事にしつつ
なぜ食べないかという心因を探り
それに応じた食事を作ろうと
する人たち

第一の人たちは
目の前のことだけを考え  ←解離してます
副作用は仕方がないものとし
加算しか頭になく
焦っていますが

解決は
引き算で起こりました。

梅雨で米の蔵が水につかり
普通の人が気づかない
においを敏感な王女は察知し
みんなが食べているのに
言えなかったのです。
 ―フツーの子なら威張って
  指摘しそうなことですが
  PTSDの人は奥ゆかしいのです。

シンプルな白粥を作るのが
一番難しいのです。
 ―においを消すのに
 常識はずれの秘策を用いました。
 
PTSDにとっても
いかに無用なことをせず
シンプルにできるかは
大事なことです。

病院で薬をたくさん飲んで
不要な心理検査を毎月一通り

そんなに調べてるクセに
食べればご褒美
(ほめる・評価が上がる・外出許可とか)
食べねば罰
(注意・評価が下がる・点滴とか)

というような二元論の行動療法


昔から摂食障害の人は
入院したがらないし
してもすぐ逃げ出すと言われてますが

私は当然だと言ってます。
続きを読む