月別アーカイブ: 2010年7月

『チャングム』第二話 母を知らない暴君のトラウマ

王は
観無量寿経の
アジャセ王さながらの
暴君である。
日に日に
そのひどさは増しているが
誰にもとめられない。
これは
母を知らず
周囲から甘やかされた
結果である。
母親に守られ
甘えた記憶のない
寂しさは
トラウマとなり
その人に
一生つきまとう。
悪魔のような
ストレスである。
人々は
王の母君が
廃妃扱いになったのちに
毒殺されたことを
知ったら…と
怖れている。

『チャングム』第二話  PTSD二世のチャングムの自己実現

チャングムの
父は武官だったとき
不承不承
廃妃の毒殺にかかわり
急性ストレス障害のため
崖から転落し
九死に一生を得た。
(無意識的な自殺未遂)
母は宮廷の女官だったとき
陰謀から毒殺されそうになった
(トラウマになっている)
瀕死のとき
父に命を助けられ
父母は結婚した。
つまり
チャングムは
無念を抱え
宮中を去った両親の子
である。
過酷な運命を背負っているとも
言えるし
PTSD二世として
自己実現
(個性化)しなければ
生きてゆけない
運命
であるとも言える。
自己実現するような個性は
こういう位置にあるのかも
しれない。

鉄道人身事故とグリーフケアのポスター

PTSD研究家翠雨の日記
人身事故が多い路線の
駅に張ってあるポスターです。
日本グリーフケア研究所は
西日本旅客鉄道株式会社
及び
JR西日本あんしん社会財団が
福知山線列車事故を踏まえ
事故の遺族の方々をはじめとした
あらゆる悲嘆者に対する
グリーフケアのために
 ―愛する家族や親しい人を喪失した後
 体験する複雑な情緒的状態
創られました。

絵を介して対話する

PTSD研究家翠雨の日記

太極図のマークも

手書きですから

人それぞれ
個性がでますし

同じ人でも
その時その時
違いますよね。

同じものは
描けないですから

そこには
やはり心が
映されていることでしょう。
 
わからなくても
(わかりはしない)
変化しているこころを
眺めるだけでも
(わからないのに
関心をもつって
態度がいいかもひらめき電球

無意識のご機嫌は
格段によくなります。

小さな●○が縦気味なのが
特徴ですかね。

白がやや多くて
黒い部分は
上から縦に流すように
着色しようとしてますね。

何についての
陰陽のバランスなのかは
対話しないと
わかりません。

心理療法は
共同作業なんです。
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朝日新聞『獅子頭』第百十ニ・三話 PTSDの呪縛

PTSDの呪縛は
おそろしいもので
開放されない
苦しみから
悪夢にうなされ
その苦しみに耐えかねる
レヴェルになると
言動が
トンチンカンになります。
客観的にみれば
起こったことを
そのまま伝えて
みんなで考えるしかないのですが
手紙を書こうにも
うわっつらのきれいごとしか
書けません。
そうなると
離婚か刑務所かという
極端な選択肢しか
残らず
離婚の方が
よりましだろうという
ことになり
そうなると
未練を断ち切るために
こころがわりした
薄情ものとして
悪人になるしかないと
思いこまされます。
不幸へまっしぐら!です。
こういうときに
誰に出会うかが
明暗を決めます。
主人公の場合は…叫び

自分探しをしているつもりが…難しい!

PTSD研究家翠雨の日記
現代人御一行様という
旗のあとを
ついていく人たちです。
一応みな
自分探しをする人々
なんだそうですが
皮肉ですね。
自分では
自分探ししてるつもりが
いつの間にか
無個性なんて…
つい油断して
群れちゃうのが
集合的無意識のワナですね。
孤高な人の客観性
おそるべし汗

『耳をすませば』の癒しの世界

PTSD研究家翠雨の日記

柊あおいさんが
1989年にリボンりぼんリボンで連載した原作と
かけ離れているという
指摘をされながらも

これはこれで好きって
いう方が多いですネ。

時代に応じて
わかりやすくリメイクすることも
必要なのでしょうか。

無心に耳をすます
っていうことが
忘れられてますね。
 ―そういう世界への
 【否認】を勧められてます。
 「そんな暇あったら~しなさい!」って

図書室には行くけど
それが最終目的じゃなくて

そこで
司なんて
電気代得子さんみたいな
ネーミングの人物の存在を知り

空飛ぶような
感覚で
癒しの世界に入っていく…

そんな原理が
象徴的に
示されているように
思います。

PTSDって
釈迦リキに頭でっかちに
解こうとしても
解けませんからね。

なんせ平成の公案ですから…
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お掃除ロボット【ルンバ】ちゃんとPTSD

$PTSD研究家翠雨の日記

自動掃除機だそうで

人工知能ってのが
売り物

ボタン1つで
あなたの代わりに
しっかりお部屋をきれいに
します音譜 って   ←お部屋をこころに置き換えてみて!

書いてます。

ある【否認】のきつい
ヒステリー女性が
これを異常に好きなんですよね。 ←ルンバ買う人は普通の人ですよ。

目の中に入れても
痛くないそうです。

いくら人工知能っても
限界あるでしょう。

5歳の子の方が
上手にお掃除できるんじゃ
ないかな。

いくら科学が
発達したからって

薬効には
限界があります。

人間のデリケートな脳に
オーダーメイドの働き
期待できません。

しかも
傾聴し
細心のさじ加減を
しようとしない医者にかかれば…

ルンバ好きは
薬好き

しかし
赤目むいて
カンカンに怒る彼女が     ←怒る人格

猫なで声で            (解離)
自分の世界に入ってくれると  ←甘えん坊人格 

家族は
ちょっとほっとするというのが
正直なところらしいです。
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父殺され6年監禁された女性に犯罪給付金支給の判決

北九州市の
監禁・連続殺人事件で
父親を殺害された後
自らも約6年間監禁された女性
(26)が

申請期限の経過を理由に
犯罪被害者給付金を
受けられなかったのは
不当として
福岡県に
不支給裁定の取り消しを
求め

福岡地裁は
「女性には期限内に申請できなかった
特別な事情があった。
申請期限を当てはめるのは
被害者を救う制度の
趣旨や正義の観念に
著しく反する」と指摘し

県公安委員会の
不支給裁定を取り消しました。

DVシェルターでも
殺人こそないものの
監禁数年というケースは
あります。

その間
母子は一歩も
外に出てないのです。

こんな非人間的な
扱いをされて

なぜ犯罪として
扱ってもらえないのか
いつも
不思議に思います。
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