自閉症治療をするのは自閉的発達障害者

自閉症は
私が臨床心理学を学び始めた
25年くらい前には
既に絶滅してたんです。
それはすべての臨床家が
認めていたことです。
自閉症というのは
カナー(1943)が
「生まれたときから          ←先天的
人と状況に普通の方法で
かかわりをもてない」
子どもたちを
【早期幼児自閉症】と定義したのが   ←カナー型
                       (≠アスペルガー型)

はじまりです。
現在はそれを拡大解釈して           
【広汎性発達障害】と
とらえるのが主流になっているようで
DSMⅣ-Rにも
アスペルガー障害と並べてあります。
?拡大解釈のおおもとは?
WING(1979)が捉えた
自閉症の病態です。     ←後天的&先天的の区別をなくした
                  (内因・心因)
①社会的相互作用の傷害
②コミュニケーション・スキルの不足
③想像力の障害・反復的な行動
しかし
PTSD児を自閉症とみなす人
例えば先の記事の自閉症論文では
「融合的な世界に自他の分離が生じ」と
【分離】を認めています。
問題は
なぜ【分離】するのかという
発想の欠如です。
WINGの定義③想像力の欠如は
臨床家側の自閉的発達障害です。
要するに
想像力があれば
PTSDに見えるのです。

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