パラケルススは
タロットカードの魔術師のモデルになるような
存在です。
胡散臭いとかいう意味ですが
この魔術師
右下
(自分の源泉である過去)を
ふりかえることを忘れていません。
そして
『妖精の書』の中で
四大元素の中のひとつ
水を司る精霊
ウンディーネを
つかみました。
―Unda(波・水)+形容詞語尾(-ine)で
波の者という意味です。
これは芸術家のこころに響き
『ウンディーネ』の物語になり
多くの人のこころをとらえて
います。
パラケルススはなぜ
こんな感性をもつことができたのか?
…
父親は
たましいの秘密に関する研究を ←錬金術
していたので
赤貧を味わいます。 ←つらいものですよ。
9歳の時の母との死別
大水害に見舞われています。
見慣れた故郷が
裏返された
風景のようによそよそしい異郷に
変貌してしまったのです。
パラケルススは放浪しながら ←故郷や母親的なものの回避
大医学者になっていったのです。
―古代の医者ケルススを
超え(パラ)たのです。
水害が各地で多発してますが
PTSDの温床です。
哲学者にならなければ
生きてゆけないほどの
トラウマになるんですよ。
水害に遭うと大哲学者になる
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