明の国から来た正使が
糖尿病を患っていると聞いた
チャングムらは
野菜中心の食事を作ります。
美食家の正使は
最初
「無礼者!」と
怒り狂いましたが
最後に言いました。
「人間というものは
弱いもので
糖尿病を患っても
なかなか食習慣を
変えられなかった。
でも
変えてみたら
心身が軽くなり
難癖もなくなった」
そして
「なぜここまで意地を張ったのか」と
聞かれたチャングムは
どんなときも
(自分の立場が危なくなるときでも)
相手にとって害になる食事を作らないのが
料理人の道理だと
言いました。
…
麻薬中毒患者が
麻薬を望むからといって
麻薬をあげてはいけませんね。
変わるのを恐れている人に
「そのままでいいよ」と言うのは
違いますね。
専門家には
信念が必要らしいです。
時には
王を制するくらいの
信念です。
『チャングム』第十九話 専門家に必要な道理と信念
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