シュルシュル
ドン
パラパラー
花火の音
「わぁ、きれいー」と
なるはずが
気分が悪くなる人がいます。
魚を焼く
いいにおい…のはずが
苦しくなる人がいます。
戦争体験者です。
朝日新聞朝刊で取材を受けた
75歳の女性は
それらが
焼夷弾や死体の記憶と
結びついてしまって ←【般化】と言います
いたたまれなくなるそうです。
加えて
当時の疎開先での
いじめやひもじさ
…
いろんなことが
芋づる式に想起された
複雑コンプレックスが
老いた心身に
容赦なく
襲いかかります。
思い出すくらいなら
早く死んだ方がましと思いますが
孫たちのために
話し続けておられます。
盂蘭盆経の
木蓮尊者を思い出しました。
愛する誰かのための
小さな犠牲が
その人のこころの傷を
癒すのですね。
小さな語りつぎの1つ1つが
やがて
集合的無意識の知恵として
定着します。
非暴力の哲学は
無意識のうちに
集団で行われています。
情けは人のためならず
自分のためではなく
孫一人のためではなく
地球のためだったんですね。 ←ぶっ飛び解釈!
日本人の癒しの元型を
そこにみました。