『赤の書』は
ユングの
PTSD自己克服の記録ですが
彼は
統合失調症とか
てんかんとかと
診断する人がいるほどの
激しい精神疾患に
悩まされています。
その根本原因は
明らかにされていないのですが
ユングの幼少期の
精神発達に
大きな影響を与えたのは
多面的な様相と
複雑な情緒性を持つ母親でしょう。
―入院するほどの混乱もありました。
元型の1つ
【グレートマザー】
(保護と支配の二面性を有する)は
母親の解離人格に
知らず知らず
翻弄されながら
つかんだものです。
1923年に母親が亡くなった時
ユングは
自分で塔を建てはじめました。 ←解離のお墓
ユング思想は
ユングが【解離】と
全身全霊で闘った記録と
言えるでしょう。