『心理臨床の広場』最新号には
「いじめ」というタイトルも
ありました。
―うしろにちょこっとですが…
↓これもちょこっと!
自傷行為について書いた人が
そうであったように
やはりいじめの定義についての
説明が殆どです。
いじめで
「自己否定的な感覚に襲われる」とか
「自尊心が傷つく」
くらいの認識ですから ←子どもでも知ってるでしょう?
「この課題に取り組むには
個々人の主観的な世界の意味と
その重要性を
熟知した人が必要となります。
臨床心理士とは
そんな役割を引き受けるに
ふさわしいこころの専門家と
言えるのです」
だそうです。
無意識レヴェルで
存在そのものが解体して
ワケがわからなくなるなんて
世界は
夢にも見ない方々なのでしたか…
とんだ失礼を
月別アーカイブ: 2010年8月
思春期の自傷行為支援法最前線?!
『心理臨床の広場』最新号に
ありました。
どんな自傷行為があるか
については
結構詳しく書いてある。
―しかも
たいていの人が既に
知ってるレヴェル
でも
なぜそんなことをするのか
どうしたらいいのかについては
認識が甘すぎる。
「解離」
「強い感染力」
「目に見えない傷」という言葉を
使いながら
ヒステリー反応とか
PTSDとして
つまりは
心因に目を向けず ←心理学の関心はコレでしょう!
なんと
「(その)「目に見えない傷」のことを
想いながら ←トラウマは想うだけ
周囲の大人たちが人垣を作って (分析心理学はどこへ行った?)
支えていくことしか
学校現場ではできないし ←クリニックにつなげるでしょう?
逆に
それができれば
何よりの生徒の支えになるでしょう」と
結ばれている。
臨床心理学って
何ですか?
拒食症の子が
せっかく創った
箱庭のかぐや姫を
わがままの象徴とみなし
打ち明け話をウソっぽいと
突き放すような性格は
なかなか治るものではないようだ。
『心理臨床の広場』社会に開かれた発達障害支援を考える
京都の教諭が盗撮と釣り銭ネコババで2人懲戒
府立高の男性教諭(52)は
大阪府枚方市内の雑貨店で
カメラ機能付きの携帯電話で
女性のスカートの中を撮影
小学校の女性教諭(31)は
福知山市内の
セルフ式ガソリンスタンドで
他人のレシートを不正に使って精算し
釣り銭8000円を盗みました。
普通の道徳観の
解離以外に
こどもたちにどんな影響を
与えるかという
想像力も著しく
解離していますね。
そういえば
このごろは
こころの教育とか
想像力を育てるにはとか
言わなくなりましたね。
解離事件を起こさないだけで
精一杯だった?
大阪市職員今年13人目の覚せい剤所持逮捕
水道局職員(46)と
密売人男性(59)が現行犯逮捕されました。
4月以降
同じ売人から約10回買ったと
供述しています。
大阪市職員の逮捕は
今年13人目です。
普通の神経では
薬物に手を出せませんし
常用しながら
職場に行くなど
耐えられません。
やはり
解離人格なのでしょう。
女性暴行死させた少年の解離と集団心理の異常性
名古屋市のアパートで
4月
仲間4人と
住人の女性(当時42)を
殴るなどし死亡させたとして
傷害致死罪に問われた少年(19)の
裁判員裁判で
懲役4年以上7年以下
(求刑懲役5~10年)の
判決が言い渡されました。
裁判官は
金属バットなどで暴行し
写真撮影したことに触れ
「被害者の人格を無視し
遊び感覚、面白半分で
犯行に及び
非常に悪質だ」と
述べました。
加害者のなかには
死亡女性の弟(36)も
いました。
女性の恐怖や無念さは
どれほどのものだったでしょうか。
これだけの暴行が
できてしまうのは
極めて異常です。
解離性障害に
集団心理が働くと
恐ろしいことになると
いうことでしょう。
『チャングム』第二十ニ話 昔話の癒し
先生に叱られて泣いている子に
年老いた女官が
話しかけます。
ほんの少し前まで
日本でも
いろんな役割の人がいて
子どもたちは
救われてましたよね。
震え上がるくらい怒られても
恐怖感を一緒に
共有してくれる
優しい人がいたら
なぜ怒られたのかとか
そういうことをしてはいけないとか
きちんと直面することが
できましたね。
親が教えにくいことは
近所のやんちゃな大人が
こっそり教えたら
よい訳ですし…。
年老いた女官は
家族と別れて
一人ぼっちで宮中にいる
幼子には
おばあちゃんみたいな
存在です。
なぐさめたあと
昔話をします。
「むかーし ←今は昔
おなかをすかせたトラが…」 ←オニみたいな先生が…
なぜか元気が出てくるのは
翻訳しなくても
現実と非現実が交じり合った場所で
子どもは象徴的に癒され
学んでいる証でしょう。
『赤頭巾ちゃん』の狼みたいなヒステリー犯罪男
宮城県気仙沼市の
無職男性(31)が
逮捕されました。
同年代の女子になりすまして
室蘭市内の女子児童(12)と
携帯電話のゲームサイトで
知り合い
裸の写真を交換しようと迫り
画像を送らせて
所持していました。
同様の手口で
女子児童・生徒計80人の
裸の画像を所持しています。
ドラクエもいいけど
赤頭巾ちゃんの
お話をもっとしっかり
読み聴かせねば
なりませんね。
ヒステリー
(PTSD)は
なりすまし大得意の
病気なのですから。
お話は荒唐無稽な
昔話ではありません。
続きを読む
『チャングム』第二十ニ話 太極を育てる?
宮中は
トラウマティックな場所だから
自然に
PTSD防止に関する
知恵も
伝承されている。
おそらくは
現代のPTSD研究くらいの
知恵は
経験知として
身についていたのではないかと
感じられる。
―ピー、P言うのが
恥ずかしくなる…
名称がないと仕方がないのですが…
不安や恐怖感があっても
人の上にたつ人間は
こころを強く持たねばならないと
退官間近の女官が
言います。
無理だと思うところに
ほんの少し余裕を持つように
しなければならないと。
それをしないと
小さい山が大きく見えてしまう。
でもそれができていれば
突風もただのそよ風みたいに
感じると。
現代心理学だと
自我強化と客観性なんて
堅苦しく習いますが
余裕は
太極みたいなものかな。
太極をじっくり育ててみてください
『チャングム』第二十ニ話 凍りついたこころ
チャングムの師は
表情が硬い。
若いときに
目の前で
女官たちに
親友を殺されてからの
ことだ。
その親友は
かつて
レイプされそうになったとき
助けてくれた
恩人でもあるから
気持ちは複雑だ。
その頃の自分には
どうしようもなかったのだが
それでも
なんとかできなかったのかと
自責の念もある。
加害者たちが
相変わらず悪事ばかり
重ねているのを
日常的に見ている。
自分のこころの傷を恐れ
心を閉ざしながら
何とか自分を護り
修行を続けている。