月別アーカイブ: 2010年8月

アリエッティのドールハウスは箱庭療法の愚そのもの

アリエッティたちの家は
こじ開けられ
ドールハウスをねじ込まれ
お手伝いさんにまで
見つかってしまって
お母さんは
ガラス瓶にとじこめられ
アリエッティたちは
家を離れなくては
ならなくなりました。
     …
床下は集合的無意識です。
こころのケアとは
集合的無意識のケアに
ほかなりません。
小人は繊細な存在です。
こじ開けて接近したり
こちらの論理を押し付けたりしては
 ―おじいさんが
  イギリスに注文したってのは 
  スイスのユング研究所御用達くらいの
  嫌味叫び
こころの中心(お母さん)は
嵌めごろされ
呼吸ができなくなります。
瀕死の状態です。
こんな臨床心理学を
金科玉条のごとく学んだ
臨床心理士という名の
1万人以上いる
お手伝いさんたちから
集合的無意識は
離れてゆくばかりです。  ←摂食障害の人来ないって嘆いてた…
宮崎駿が言ってました。
「専門家は関係ない。
どうにでも分析してくれ」
臨床心理学が嫌いなんだろう。
ポニョを描いたのも
不安と神経症の時代をなんとかしたいという
一念だったわけで…
ひらめき電球来年の学会発表はアリエッティに決定!

鼻をそぎ落とされた少女のPTSD

この女性アイシャは
12歳のときに
アフガニスタン南部の家庭に売られ
そのタリバン兵と結婚させられた。

嫁ぎ先の家族から
家畜同様
奴隷のような扱いを受けて過ごしたので

17歳になったアイシャは
ある晩
あまりの虐待に耐えきれなくなって
逃亡したのだが

夫は一年かけて
アイシャの居場所を見つけ
裁判にかけた。

アイシャは
見せしめにされる必要があるとの
「判決」が下され

義理の兄が彼女をねじ伏せ
彼女の夫により
両耳と鼻をを削ぎ落された。

アイシャは
途中で痛みのため
気を失うが
自分の血で息を詰まらせ
息を吹き返し
意識のある状態で
山中に置き去りにされた。

米軍に発見され
一命を取り留め
今はカブール市内の
秘密のシェルターに匿われている。

昨年の話である。

米軍は撤退すべきだが
タリバンもいけない。

この地の
理想のPTSD対策は
まだ藪の中である。
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こころの研究に蔓延するスペクトラム症候群

プラトンの『国家』みたいに
「人間は身体でなく魂によって
規定される」では
すまない問題浮上です。
PTSD研究家翠雨の日記
昨夏
ベルリン世界陸上女子800メートルの
金メダリスト
キャスター・セメンヤ選手(19 南アフリカ)は
国際陸連(IAAF)の
性別検査で
両性の身体的特徴を持っている
性分化疾患(DSD)と
判明したわけですが
ここ11ヶ月のブランクの間に
ホルモン療法や手術がなされた
のではないかと
うわさされています。
本人も友人も女性だとしか
思っておらず
友人が憤慨してたのを
思い出します。
こういうのも疾患?って
思うけど
試案段階のDSM-Ⅴでの
性同一性障害も
苦痛感のあるなしは排除の方向のようで
【広汎性―】
【―スペクトラム】みたいなのが   ←うつ病とか自閉症とか…
増えてくのかなぁ…
要するに
恣意的定義拡大で
病人を増やす方向ですか?
名前くらいどうでもいいですが
薬や手術が
もれなくついてくるのは
困ります。
「親知らずは
将来虫歯になりやすいですから
抜いておきましょう」みたいな
感覚で
「将来いじめられたら
PTSDになりますから」    ←統合失調症でしたっけ?
とかはやめてほしいですね。

34歳無職の少女売春斡旋逮捕と少女のPTSD

無職の34歳が

5年間で
500人以上を客に
紹介したようですが

大半が
18歳未満だったようです。

客としても
50歳小学校教諭や
40歳の障害児福祉保健課職員
49歳の高校教諭などが
逮捕されています。

教師や公務員も
多いようです。

約2千万円を稼ぎ
少女らには
「4、5回ごとに金を払う」と約束し
実際には一切支払っていません。

何らかの
トラウマがあって
非行に走るのですから

未成年でもありますし
処分以外に
こころのケアを
望みます。

罪と罰だけでは
行く先が心配です。
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化野念仏寺「千灯供養」と翔くん

約8千ある
石仏や石塔の前で
献灯します。
化野一帯は
かつて風葬の地で
あたりは
死体だらけの土地ドクロだったのですが
明治の中ごろに
地元の人たちが
無縁仏を集めて
供養したのが
千灯供養の始まりです。
平成の人間が
自分とは
直接関係がなく
名前も顔も知らない
いにしえの人々のこころに
寄り添います。
床下に住む
アリエッティが見える
翔君たちです。
こんなふうに
見える人が存在するうちは
大丈夫です。

高遠菜穂子さんとPTSD

PTSD研究家翠雨の日記

久々に
朝日新聞で見ました。

  ―画像は過去のものですが
   PTSDって書いてますね。

2004年でしたね。

イラクで拉致されて
日本で凄いバッシング受けました。

でも
負けずに
今も精力的に
活動中のようです。

昨年
事件後初めて
イラクに行き
地元新聞や
支援者から大歓迎を受け

5年前のことが
やっと過去になった
そうです。

日本は
まだまだ
全体主義で
人と違うことはしにくい国ですが

さすがに
同じことが起きたとき
同じようなバッシングは
受けないでしょうね。

勇気ある方々のおかげで
少しは
成長しているのです。

遅すぎる?

あることないこと
バッシングされてましたが
異端児的なところは
確かにあり
それは傷つきがもとに
なってるかもしれないなって
ふと想像しました。

DVシェルターで
ある被害女性と
「偉いね」って話したのが
昨日のことのようです。
 ―DV夫は
  世間に同調し
  怒り狂って
  彼女にメールしてきたようです。 
  
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札幌23歳強姦事件とアジャセコンプレックス

23歳の会社員は
乱暴目的で50歳の女性を車ではね
顔面を十数回殴り
45歳女性に対しても
車ではねたあと
連れ去り
意識不明の重体に陥らせています。
母親くらいの年齢かな?
こころの深層には
母親への
【甘え】と片付けられても
しかたのないような
理不尽な依存の思いがあり
しかもそのコンプレックスが
直接母親に対する
怒りや攻撃性として向かわず
さまよう。
日本人の解離性同一性障害
PTSDは
古沢平作の
【アジャセコンプレックス】なしに
治療不可能でしょう。

金髪かつらで女装し下着盗み逮捕の43歳盲学校教諭 

佐賀で
7月18日午前3時ごろ
コインランドリーの乾燥機から
派遣社員の女性(22)の
下着2枚を盗んだ疑いです。
なんと
金髪のかつらをかぶり
キャミソールとミニスカートの女装叫び
凄すぎる!
学校現場のみなさんも
星和書店の
わかりやすい【解離性障害】入門
読んで下さい!
$PTSD研究家翠雨の日記
メカニズムは
極めて単純だから
買うほどのことはないけど
注目されてる
【解離性障害】つまりは
PTSDです。
朝日新聞一面の下方真ん中に
そう書いてありますから
ウソじゃないですよニコニコ

アンネ・フランクの哲学と現代臨床心理学

PTSD研究家翠雨の日記
第2次世界大戦中の
アムステルダムで
ナチスのユダヤ人迫害から逃れて
隠れ家で生活していた
アンネ・フランクが
いつも自室の窓から眺めていた
クリの木が
強い風雨で倒壊したそうです。
木は樹齢約150年
高さ約20メートル
この木は
アンネの部屋から
うかがえた唯一の外界です。
四季の木の様子に触れては
しばしば自由への思いを記しています。
自分の周囲の
限られた情報から
世界を見渡そうとするような
ミクロコスモスとマクロコスモスの
哲学を感じます。
究極のストレスが
人間を哲学者にするのですね。
孤独かみしめきった人には
【美】があるように思います。
【バウムテスト】など
心理療法には存在しますが
その美に迫れているかな?
…はなはだ疑問です。
問題は
テスターが
アンネ以上の哲学を持っているか
ということでしょう。
持っていない場合は
嵌め殺しになります。

星和書店『わかりやすい「解離性障害」入門』は心理療法とセット!

朝日新聞の広告には
「現在最も注目を集める     ←手が震えるあせるあせる
【解離性障害】の
これまでにない解説書!!」
ですよ。
しかも
著者のうしろに
心理療法研究会が
あるらしい。
厳密に言うとですね。
行動療法は
心理療法ではないのです。
 ―広義では含みますがね。
  催眠から枝わかれしたから…
$PTSD研究家翠雨の日記
AMAZONの案内には
「治療に関わるスタッフと専門家
すべての臨床家にも読んで欲しい一冊」
だって!