出産直後の男児を放置して
殺害したとして
殺人と死体遺棄の疑いで
私立高校3年の女子生徒(18)が
神戸家裁に送致されましたが
地検は「少年院送致が相当」との
意見を付けたとみられます。
普通の家庭で
普通に育った高校生が
妊娠し
産み月まで
孤独と不安のなかに
置き去りにされることは
ありません。
そうなるには
そうなるだけの
悲哀があるはずです。
その悲哀を抱えた数ヶ月のストレスは
尋常なものではないと
推測されます。
しかも
量販店のトイレで出産し
便器の水の中に放置して殺害し
市道側溝に遺体を捨てる行為は
平常心でできるものではありません。
逮捕や取調べのストレスにも
(もちろん必要です)
押しつぶされそうになっているでしょう。
したことはいけないことです。
そんなのは決まってます。
しかし
未成年ですし
しっかりこころのケアを
してあげてほしいのです。
「真面目に生きます」などと
お題目のように
唱えさせる指導ではなく
心からの反省が起こり
真面目に生きようという
気持ちが本当に
内からあふれてくるような
こころのケアが
少年院にはありますか?
月別アーカイブ: 2010年8月
自立更生促進センターの難しさ
国が運営する
福島自立更生促進センターに
昨日
最初の入所者が入りました。
今後は
県内の就職先で働く一方
夜間や週末に職員と面接するなどの
更生プログラムを受けるようです。
入所者は
飲酒やセンター内での暴力行為が
「特別順守事項」で
禁止されており
違反したり再び罪を犯すと
仮釈放は取り消されますし
外出は自由ですが
行き先や帰宅時間は職員に提出し
門限は午後9時
外出の際はGPS
(全地球測位システム)付きの
携帯電話を携行することに
なっています。
しかし
学校などが多い文教地区だけに
周辺住民や学校関係者を中心とした
反対運動が続いており
双方の溝が埋まらないままの
スタートとなりました。
★PTSDによる
解離犯罪という視点の欠落
★認知行動療法的な指導しかない ←精神分析抜きに行動変容
更正プログラム
ならば
住民の不安はもっともです。
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少年わいせつ画像販売でウェブデザイナー追起訴
少年のわいせつ画像を
インターネットで販売して
得た金を架空口座に隠したとして
組織犯罪処罰法違反
(犯罪収益等の隠匿)の疑いで
4月に逮捕されていた
29歳のウェブデザイナーが
書類送検されました。
表現の自由と主張しているようですが
少年の心身に与える影響は
どう考えるのでしょうか。
道徳心や倫理観の
解離した作品が
真の共感をうむことは
ないでしょう。
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群馬でも虐待問題で児童相談所に警官派遣
大阪市のマンションで
幼い姉弟2人が
放置されて死亡するなど
全国で相次ぐ児童虐待事件を受け
昨日は
群馬県の児童相談所でも
群馬県警の警察官1人を
常時配置することが
決まりました。
現場で職員と一緒に行動する
態勢を組む方向で
準備を進めています。
警察官大活躍です。
老婆心ながら
不祥事には気をつけて!
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薬物使用で目立つ40代以上
警視庁によりますと…
今年上半期
(1~6月)の
薬物事件の摘発人数は
前年同期比3.9%増
金融機関や上場企業の幹部が
逮捕されるなど
40~50代の増加が目立ったのが特徴で
大麻事件は減少に転じています。
戦争ほどではありませんが
価値観の変化に
翻弄された世代…かな?
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高槻小3女児首吊り自殺と幽霊教室の恐怖
ある人が教えてくれた。
★悪意のある言葉を
12個書いてごらん?
平気かい?
書いただけで
何も残らないかい?
思わず【取り消し】てしまいたく
ならないかい?
★【解離】を起こして
「しね」と12回書いたとしたら
どうだい?
クラスの中から
筆跡が見つかるかい?
正直に言いなさいって言われて
自分のことだと思うかい?
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清水健太郎覚せい剤の常習性と奇行
覚せい剤を使用したとして
逮捕された
元俳優・清水健太郎容疑者(57)は
「ついやってしまった」と
供述していますが
職務質問を受けた際
清水容疑者はストローや小さな瓶など
覚せい剤を吸引する器具を持ち歩いており
俳優仲間は
1ヵ月程前
何もついていないセーターから
ゴミを取ろうと必死になったり
鏡に向かってできていない
ニキビを必死につぶそうとしたり
していたと
証言しています。
依存症の長期放置
恐ろしいです。
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C.G,ユングのPTSD自己克服は【解離】への気づきから
『赤の書』は
ユングの
PTSD自己克服の記録ですが
彼は
統合失調症とか
てんかんとかと
診断する人がいるほどの
激しい精神疾患に
悩まされています。
その根本原因は
明らかにされていないのですが
ユングの幼少期の
精神発達に
大きな影響を与えたのは
多面的な様相と
複雑な情緒性を持つ母親でしょう。
―入院するほどの混乱もありました。
元型の1つ
【グレートマザー】
(保護と支配の二面性を有する)は
母親の解離人格に
知らず知らず
翻弄されながら
つかんだものです。
1923年に母親が亡くなった時
ユングは
自分で塔を建てはじめました。 ←解離のお墓
ユング思想は
ユングが【解離】と
全身全霊で闘った記録と
言えるでしょう。
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朝日新聞『獅子頭』第百四十七話 解離人格としての幸子
主人公が
地獄の苦しみを味わっている
というのに
あいかわらずふわふわと
自分中心に生きている
幸子は不思議な存在だ。
罪悪感とか
他人に対する共感とか
そういうものが
まるで欠如した
無垢な子どものようでありながら
自分の人生に
主人公を巻き込み
操る才能に長けている。
この【解離】人格は
生い立ちのなかで
形成されたようだ。
3歳のときに
両親が離婚し
引き取った母親は
3度再婚し
どれもうまくいかなかったので
幸子は
不安定かつ複雑な
家庭環境で
サンザン辛い思いを
してきた。
母親は今では
手続きが邪魔くさくなり
単なる同棲と別れを
繰り返している。
機能不全家族
虐待環境
妙にふわふわした
いい加減さや道徳観の欠如
自分本位に
人を巻き込み絡めてしまう
圧力は
どうもそこで
形成されたらしい。
先天的なものではない。
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非出会い系サイトの児童被害増加と性暴力型PTSD研究の頓挫
6月までの今年上半期に
出会い系以外の交流サイトに絡んで
児童が被害に遭った事件の
摘発件数が
統計を取り始めた
2008年以降最多の
730件
(前年同時期比99件増)に
上ったことが
警察庁のまとめで
わかりました。
出会い系による被害は
やっと危険性が認識され
やっと規制がかかるようになって
やっと減少しました。
こころのケアも
開店休業中で
統計研究も
警視庁くらいしか
してなくて
手を変え品を変え
忍び寄る悪への対策など
後手後手どころか
やる気を全く感じません。
PTSDとの関係が理解できたら
大慌てしてくれると
思うのですが…
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