月別アーカイブ: 2010年8月

岐阜で高校生男子奇行後変死の怪

岐阜県で
12日午後5時ごろ

男子高校生(18)が

大声で
「助けて。アミーゴ」などと
叫びながら
ガラスを割って
隣家の友人宅に入り

家人男性(38)に取り押さえられ
警察署に行きましたが

息づかいが荒かったため
すぐに病院へ搬送されました。

40度の熱があったものの
一時は落ち着いていたのですが
容体が急変し
死亡しました。

目立った外傷はなく
司法解剖でも
死因は特定できていません。

こころは
解剖できませんからね。

PTSDでしょうね。
続きを読む

性的虐待の加害者は実父が多い

神奈川の児童相談所の調査です。

被害者は
ほとんどが女子で
93%を占めます。

加害者は
①実父 34%
②実父以外の父(継父、養父)31%
③母親の内縁の夫10%

ネグレクトや暴力では
無職や不安定な雇用状態の親が
目立つのに比べ

性的虐待者の63%が定職についていて
社会的な信用を得ている事例が多いのも
発見の遅れにつながっている一因
かもしれません。

多くは
親が言うことを聞かせやすい
小学生時代に始まり
あざができたりせず
母親不在時に密室で行われ
子どもが被害を訴えないと
発覚しにくいようです。

訴える相手には
学校の先生が一番選ばれます。

PTSDに苦しむ先生も多いのですが
しっかり受け止めて欲しいです。
続きを読む

沖縄ひき逃げ事件 米女性兵士起訴とPTSD

3月
沖縄県名護市で
軽乗用車が
アメリカの軍用車に追突され
親子3人がけがをした
ひき逃げ事件で

アメリカ軍の兵士の26歳の女が
起訴されました。

軍用車を置いて逃げるなど
 ―逃げる意味がないじゃないですか。

動転の程度も
はなはだしいですが

宿舎で1人でウイスキーを飲んだあと
気分を晴らすために車を持ち出し
運転してしまったと   ←解離
言っています。

人殺しの訓練は
若い女性にとって
ストレス以外の
なにものでもないのでしょう。

理由をつけたところで
それは
【合理化】です。
  ―無意識の防衛機制

志願することからして
なんらかの不幸な理由があるはずで

少々のお酒を飲んでも
気が晴れないくらい
重いのでしょう。

そもそも
気を晴らすために飲むお酒は
不健康です。
依存症の疑いがあります。

軍人には不向きと烙印を押してもらい
本国でPTSD治療を受けるのが
いいと思います。
続きを読む

寺島しのぶ『キャタピラー』は凄いPTSD作品

2月のベルリン国際映画祭で
日本人として35年ぶりに
銀熊賞(主演女優賞)を獲得した
主演映画「キャタピラー」
公開初日舞台あいさつがあり
主演の寺島さんは
感激の涙を流し
「こんなに朝から待っててくれたなんて。
これだけ見てほしいと思える作品には
巡り会わない。
一生の宝物になった」と
声をつまらせました。
 
太平洋戦争で
四肢を失った軍人の夫と
悩む妻の物語です。
これが一番だというなんて
凄い方ですね。
普通はおののきますよ。
「撮影後は
2、3日寝込んだけど
苦には思わなかった。」
凄いPTSD作品です。
軍人さんのトラウマも凄ければ
それを受け入れる奥さんのトラウマも  
凄い。
二人が一緒にいると増幅される。
  ―介護問題を思いました。
  親子関係を適宜清算しておかないと
  ますますトラウマティックなことに…
演じることでも
そのトラウマに被爆すると
思います。
でも演じようとするところに
【昇華】があり
【個性化】があるのでしょう。

出雲大社本殿屋根から記念品作製の心理学的意味

$PTSD研究家翠雨の日記
約60年ぶりの
「平成の大遷宮」で
国宝・本殿の大屋根葺(ふ)き替え作業を
行っている出雲大社
(島根県出雲市)は
屋根からはぎ取った檜皮(ひわだ)を
利用した記念品を
初めて作製しました。
祭神の
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が宿るという
本殿を風雨から守ってきた
屋根の
面積は約600平方メートル
使われた檜皮は計約46トン
凄いですね。
古事記の基礎を固めた
スサノヲが
次に任せたのが
オオクニヌシ

兄弟の八十神は        ←神さまですよ叫び
瀕死の因幡の白兎に
うその治療法を教えて     ←平成日本にもいますよねひらめき電球
いじめたけど
やさしいオオクニヌシは
自然に則った(科学的)方法で
治してあげました。
そういうオオクニヌシは
八十神に殺されそうに
なったこともありました。   ←いじめられても負けちゃだめ!
象徴的に読んでくださいね。
こういう人が
いたとかいうのではなくて
PTSDで苦しくても
こういう風に考えなさいって
知恵が書かれてあるのです。
臨床心理士軍団は
PTSDに二次被害を与えてる
なんて書いたら        ←書いてますけど…
焚書でしょう?
クビが飛ぶでしょう?
だから象徴として
隠しながら表現するのです。
屋根が護っているのは
その原理です。

『ぼくのエリ 200歳の少女』とPTSD

$PTSD研究家翠雨の日記
12歳のオスカー少年は    
母子家庭
学校で陰湿な苛めにあっているのに
誰も気づかない。
物語の主人公は
いつも孤独   ←孤独がパスポート
ある日
隣りに謎めいた少女エリが越してくる。 
 ― 定番ドキドキ トラウマがあると見える
同級生に見えるが
実は
200歳の
吸血鬼         ←PTSD放置で吸血鬼になる
人のこころがおそろしく読める
 ―PTSDの人みたい
  老婆っていう意味じゃなく
  子どもでも
  集合的無意識
  (=人類の記憶)に近いから
  普通のセラピストはたじろぐもの 
    ―はやりの臨床心理士は
     鈍感で畏れを知らない。  
血が主食だから
キャンディには嘔吐感
 ―拒食をイメージします。
愛が魔法を溶かします。
 ―恋愛や結婚は大事です。
  
しかし真の結婚として永続させるには
相当な努力が必要で
  
ロミオとジュリエットみたいに
「ここを去って生きるか
とどまって死を迎えるか」

哲学的命題にぶち当たります。
時代のテーマは
「変わるしかない!」という
気づきでしょうか。

性的虐待通報に確証は要らない

児童虐待防止法で
そうなってます。
厚生労働省が
2008年度に行った
教員17130人への
アンケートによると
回答は
3734人     ←非協力的ですね。
虐待に気づき
対応したのは33人 ←1%
 17人が児童相談所に相談
 9人は確証がないと判断
  あとは
 子どもや家族が拒否したため
 学校で対応できるからなどの理由で
 通報しませんでした。
虐待から
PTSDになり
学習不振や対人トラブル
非行が起こると知ってたら

学校で対応できるとか
拒否されたからって
思わなくなります。
その子の人生がかかってると思えば
自分が勘違いで笑われても
(笑う人が可笑しいのです)
よいと思えるはずです。
虐待=PTSDくらいの認識で
ちょうどよいと思います。
統合失調症の発生率とも
偶然一致してますね。

チャングムの誓い=PTSD克服の合言葉

悲しんではだめ
泣いてもだめ
簡単にあきらめてもいけません。

チャングムの母親が
臨終のとき
幼いチャングムに言った言葉です。

チャングムは
このあと孤児になります。

しかも
両親は自分のせいで亡くなったと
思っています。

悲劇の最初に
涙が出るのはあたりまえ
チャングムも泣いてました。
泣かないのはおかしいでしょう。

しかし
泣くことや悲しむことに酔っていては
いけないということでしょうね。
禁止!ってわけではないけど
時間のロスですからね。
 ―だめって言っておいて
  ちょうどいい塩梅になるってことも
  ありますよね。

PTSD予防しながら
自己実現していくための
厳しいながらも
やさしい
オリエンテーションです。

そう言えば
スサノヲも最初は大泣きしてます。
続きを読む

『チャングム』第十八話  陰謀と薬害

宮中の食事係の
最高女官が

流行り病で
隔離される。

他の病人は
ゼイゼイと
しんどそうだが

年老いた
最高女官は
かくしゃくとしたままで

「何の病気かもわからないのに
薬を飲まされている」

いぶかっている。

若い弟子たちすら
嘔吐も下痢も発熱もないのに
風邪じゃない。
おかしいと言います。

実は陰謀なのですが

今の日本の
精神科の薬害みたいです。

500年前の韓国と
同じレヴェルです。

雅子さまへの投薬
再考願います。
続きを読む