月別アーカイブ: 2010年8月

「赤ちゃん骨折女」初公判でもバラバラ思考

「可愛いですね
抱っこさせてもらえますか」 ←やさしい感じ

こう言って
抱っこした
赤ちゃんの足を次々と
骨折させ          ←怖い叫び

傷害罪で起訴された
27歳女性の初公判ですが

うすら笑いを浮かべて入廷し

冒頭陳述で
自分が赤ちゃんの足を
骨折させた生々しい経緯が
明らかになると
みるみる顔が赤くなります。 

動機について
「自分は離婚して
幸せそうな家庭を見ると
疎外感を感じた」からだと
語っていましたが

弁護士から
「自分の子供が
そういうふうにされたら
どう思うか」と聴かれると

それまでの否認を一転
正直に語り始めます。
 ―まあ
  ウソついてるつもりは
  ないのですが…

犯行時にしても
出廷時にしても

短い時間で
性格や考え方が
バラバラですね。

この人の【解離】はきついから
誰の目にも明らか
じゃないかな?

弁護側は精神鑑定を
求めています。
 ―この弁護士
  ちょっと気づいてるかも…
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消防士逮捕で和歌山市消防局も謝罪

未成年者への
準強姦未遂容疑で
消防士2人が逮捕された問題で

和歌山市消防局は
田中幹男局長らが
記者会見し

市民への信頼を裏切ったことを
謝罪しました。

PTSD研究家翠雨の日記

息子の飲酒運転事故で
元首相がおわび

職員の不始末に
消防局がおわび

学校の校長なんかは
謝り要員とか言いますが

どこでも
長と名のつく人は
兼務ですね。

しかし
そろそろ原因を知っておかねば

あんまり場当たり的に
頭下げてるだけだと

信用失うかも…
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キューブラー・ロスDV牧師に鍛えられる

子どもの頃
あるプロテスタントの牧師がいた。

大人たちは
その雄弁で劇的な説教を
賞賛していたが

実のところ
なんと絵に描いたようなDV牧師

子どもへの聖書解釈では
恐怖と罪の意識を強調するし

ため息でもつこうものなら
みさかいなく叩かれる。

牧師の5人の子どもは
からだ中に青黒いあざをつくり
おなかをすかして
やせほそり
疲れて
学校に通っている。

彼女は
いちはやくそれに気づき
子どもたちにこっそり食べ物を
分けてあげたり
傷を和らげてあげたり
していたが

ある日
とうとう牧師に反抗して
教室を飛び出し

自分が一番
神聖を感じる場所にゆき
母なる聖性と畏怖
全能者を身近に感じていた。

ユングなんかも
神に対する疑惑や恐怖
そこからくる孤独と不安で   
精神障害を病みましたが

キューブラー・ロスは
(自我は恐怖を感じていても)
どこか確信犯的に
突き抜ける強さがあったようです。
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キューブラー・ロスにとっての精神分析と投薬治療

投薬に関しては
クライエントの
文化的・家族的な背景に対する考慮なく  
薬に頼りすぎていると
感じ

傲慢で権威主義的な
精神分析家に

彼女はなんと
「意味不明」
言語障害」と断言されています。

のちに
もう少し相性のよい
分析家と出会い
自分の強情さと
自立心の強さに気づいた   
ようですが

精神分析には期待しなくなります。

また
論文本数がすべてをきめる
学会の体制にも
相当辟易していたようです。
 ―その過程で人間性を失い
  クライエントに横柄になる…

彼女も
相当なあつかいを受けたようですねニコニコ
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キューブラー・ロスの宗教性と科学性

彼女は
医学校では
この2つを教えないと言う。

★医学には限界がある
★慈悲のこころが殆どすべてを癒す

クライエントにあたえうる
最大の援助は

①やさしく
②こまやかで
③感受性に富み
④情のこもった人間でいること

   …

真に科学的であるには
自分の知らない世界が
あること
あらゆるものは
発展途上なのだと
いうことを
知っていなければ
ならないだろう。

こころがこころを癒すのだから
人間であることをやめては
ならないだろう。

キューブラー・ロスは
科学者であり
宗教家でもあると
思う。

子どもみたいな万能感から
狭い学界の論理を押し付け
人を傷つけるようなことをする輩とは
対極の存在である。
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千葉刑務所目を突き刺し自殺した受刑者は統合失調症?!

千葉刑務所で
目を突き刺して
自殺した受刑者(49)ですが

今朝の朝日新聞によると

強盗殺人で起訴されながら

統合失調症による
「心神喪失」と鑑定され

公判停止となり
 ―裁判官と会話できない。

(刑務所内ですが)
17年間拘留されていたようです。

処置なしの扱いでしょうか。

PTSD犯罪の増加に伴い
このような人が増えるでしょうね。

昨夜のグーグルの記事と
今朝の朝日新聞の記事で

情報が完璧に【分離】しているのは
なかなか興味深いです。
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熊本県職員連日飲酒運転逮捕のショック

これまでも

飲酒運転で人身事故を起こした場合は
免職とするなど
懲戒処分を厳罰化していました。  
―厳罰では阻止できないひらめき電球

また
研修会などで
飲酒運転撲滅に
向けて努力してきたので

ショックは隠せません。

緊急会議を開き
幹部職員に対して
「二度と飲酒運転を起こさないように
所属職員に対する指導を徹底してほしい」と  
訴えました。
 ―仕事以外に大変ですね。

全職員対象の
飲酒運転防止を徹底する研修会
も  
今月中に予定されています。
 ―飲まない人は迷惑ですね。

県職員に対して
なぜこんな仕事以外の
指導や研修が必要なのか
不思議ですが

必要だから
仕方がありません。

しかし
依存症という精神疾患であることを
不問にした研修会なら

毎日受けても意味がないでしょうひらめき電球
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漠然とした懸念が1つ

私が拝見するブログなど
数が知れている。
しかし
それらが
なんとなく変化してきている。
コンタクトをとる人や
私に会う前から
今の医療体制に疑問をもっていた
方々のことではない。
昔にぺタをくれただけ
(ぺタのみでも
しっかり読んでくれてる人のは
すぐわかる)だった人が
急に
主治医に言われて
薬を減らし
カウンセリング中心にするように
なっている。
願ってもないことだが
不安を感じる。
そういうことは
書くべきでないかもしれないが
多少戸惑わせることになっても
書くべきだろう。
何らかのご縁があるのだから…
幼少期にトラウマがあることが
発覚してなんて
唐突に出てくる。
サイコセラピーでは
根本原因は最後になって
ほのめかされるものだ。
これは知的に教えられたものに
違いない。
しかしヒステリーだから
すぐ便乗する。
さらには
トラウマの話は
理想は1箇所
いくらなんでも
2、3箇所にすべきであるということすら
知らない。
話したくないけど…と
戸惑っておられる。
あまりに唐突で
さてどうなるのか。
静観するしかないのだが…

米バス事故主催社社長の悲痛な陳謝

$PTSD研究家翠雨の日記
米ユタ州バス事故で
主催の
日本旅行は
記者会見し
丸尾和明社長が
陳謝しました。
深々と頭を下げ
視線を落とし
うつむいたままで
記者の質問に顔を上げることもなく
海外旅行事業部長が代わりに
質問に答えるほどで
精神的ショックは
極限です。
矢継ぎ早の質問に
小さな声で
「搬送されておらず確認中」
「慎重に申し上げたい」と
何とか
持ちこたえておられます。
事故に遭われた人達や
その家族だけでなく
いろんな人に
こころのケアが必要です。

福岡で執行猶予中の元警官同罪で逮捕の重症PTSD

スカートの中を鏡でのぞき見たとして
福岡県警は
元巡査部長で無職の31歳を
現行犯逮捕しました。
3月に
女子高生の体を触るなどの
強制わいせつ容疑で逮捕され
4月に懲戒免職処分
6月に
懲役2年執行猶予3年の
判決を受けたばかりです。
逮捕され
裁判を受けたことで
精神衛生が悪化したのでしょうが
刑務所に行くことに
なってしまいました。
トラウマは
やはり放置できない
ということです。
しかし重症例増えましたね。