月別アーカイブ: 2010年8月

閑さや岩にしみ入る蝉の声

虫の息とか言います。
比喩的に
人間にも虫みたいな
こころあります。
全く虫の話なら
誰が感動しますか?
虫が好かん!
馬が合わん!
どの虫ですか?
どこの馬ですか?
虫唾?
なかなか凄い言葉です。
見えないけど
確かに存在します。
セミは
虫偏に単
単ってのがいいですね。
一人・独り
地中(集合的無意識)から
やっと出てきて
短い命を精一杯生きてるんですね。
なるほど
万人が
感情移入するわけだ。
岩はさしあたり
硬くて動かない
太古からあるものですかね。  ←私もコレと死闘中!
はかない存在が
精一杯鳴く声が
石頭に染み入るとき
しずかーな
心境になるのかもしれません。
昔の人も
巨悪とひそかに闘ってたんだなぁ。
やさしさを感じます。

油断しなければ大丈夫

PTSD研究家翠雨の日記
比叡山延暦寺の
1200年灯り続けている
灯篭です。
伝統は伝灯です。
 ―火(意識)を伝えてゆくメラメラ
 
油断するな!は
そのために
菜種油を絶やさないようにすることですね。
ともり加減をみながらでなきゃ
危ないですよニコニコ
不滅の法灯とは
「油断しない。
油断しないとは
普段どおりでいいということ」
だそうです。
特別なことではなく
自分の火(意識)をぼんやり
見続けること
それがいつか当たり前になる  ←当たる!ベル
そうです。

朝日新聞『獅子頭』第百三十四話 魂のチューニング・イン

「一夜凍えただけで
こんなにも
乱暴になるかね?」

家に居たくないので
野宿し
朝になって
知人の家を
(普通に)
訪れたつもりが
返ってきた言葉が
これです。
自分では意識してなくても
寒さと心の飢餓感が
限界に達してたのでしょうね。
つい力が入ったのです。
自宅でゆっくり
朝を迎えた人とは
相当温度差があります。
PTSDの方々とお会いして
まずすべきことは
この琴線のチューニング・イン
でしょうか。
無意識で調弦してますが
見えない臨床家には      ←昔は「盗め!」でしたが…
教えてゆく必要があるかも
しれません。
すぐ【人格障害】とか【発達障害】って
原因を考えようとしませんからね。

X JAPANのToshIさんも横領ショックと闘っている

「本当に
迷惑かけた
債権者もいらっしゃいます。
そちらに
しっかりお金が渡っていくように
今後も尽力していきたいと
思います」
破産した個人事務所の
債権者集会後に
会見を開き
気丈に問題にむきあう
Toshiさんですが
「元妻を通じて
自己啓発セミナーに
収入が渡っていた。
元妻がその金で
セミナーを主宰する男性と
豪勢な暮らしをしていたことを知り
ショックを受けている」などと
語っています。
横領は案外身近にあります。
経済的ショックに加え
人間不信
生活不安
他者への迷惑などの
精神的ショックが
巨大コンプレックスになって
小さな自我を襲います。
Toshiさんのように
落ち着いて
(ここまで落ち着くのに
相当時間がかかったと思いますが)
1つ1つ
畏れず
片付けていくことが大切です。

天皇陛下が横綱白鵬に祝意のご配慮

異例だそうです。

PTSD研究家翠雨の日記

困難な状況にありながら
偉業を達成した白鵬に対し

陛下は
お労(ねぎら)いと
お祝いを伝えるとともに
「今後とも
元気に活躍するよう
願っている」と
書簡で伝えられました。

 
陛下は
野球賭博問題で
揺れるなか行われた
名古屋場所を
心配した様子で
ご覧になっていたそうです。

白鵬も
「誠にありがたいお言葉をちょうだいし
感激しております。

心を新たにして
大相撲の発展のため精進する」と
語りました。

相撲は日本の国技
PTSD研究家翠雨の日記

四方の垂れ幕と
真ん中の土俵で
陰陽五行の世界観が
具現化されています。

東に緑・西に白・南に赤・北に黒
土俵は黄色

八卦(世界)善いから
残れ残れと
行事(五行を司る人)がけしかけます。

どんなことがあっても
無私のこころで     ←業界の発展のため
心を新たに
リセットすることが
大切です。

異国から
いろんなショックを受けるたびに
そうしながら
文化を発展させているのが
日本の国です。
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化学物質過敏症と診断されると軽症化する

PTSD研究家翠雨の日記

化学物質過敏症
そのものはPTSDではないですが…

朝日新聞によれば
「心療内科や精神科を訪ね歩いた。
著名な精神科医も
うつ病と診断した。
だが、どこで治療を受けても
突然、力が抜け
判断力や記憶力が低下したり
平衡感覚を失ったりする症状

消えなかった」

化学物質という物理的な原因あるなら
【器質的疾患】です。

でも安易にうつ病という
内因性の(先天的)病とみなされる実情が
あります。

この方の混乱は
器質的なものと
心理的なものが
融合しています。

【二次被害】ですね。

なぜ言い切れるか。

案外多いのです。
そして
【化学物質過敏症】と診断され
納得した人は
ガラリと心境が変化し
活き活きされる
のです。

要するに
器質的な問題よりも
精神的な問題の割合が高いわけです。

いつまで続くかわからない
不治の病かもしれないのですから
誰だって不安になり
絶望しますよ。

こころが強いとか弱いとか
そういうことではありません。

といって
【器質的要因】を否認したり
「気にしすぎだ」などとは
絶対言ってはなりません。

診断名って大事ですね。
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大極殿音楽絵巻のIMPERIALな癒し

PTSD研究家翠雨の日記

平安遷都1300年祭

大極殿前でのコンサートです。

THE MUSIC FESTIVAL AT THE IMPERIAL AUDIENCE HALL

大極です。

$PTSD研究家翠雨の日記

一太極二陰陽の太極です。

異国と日本が融合してできた
雄大な天平文化に
こころを遊ばせ

リセットさせましょう。

いつの時代も
艱難辛苦はここで
癒されてきました。

10月10日には
宮内庁式部職楽部雅楽公演もあります。
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自閉症治療をするのは自閉的発達障害者

自閉症は

私が臨床心理学を学び始めた
25年くらい前には
既に絶滅してたんです。

それはすべての臨床家が
認めていたことです。

自閉症というのは

カナー(1943)が
「生まれたときから          ←先天的
人と状況に普通の方法で
かかわりをもてない」
子どもたちを
【早期幼児自閉症】と定義したのが   ←カナー型
                       (≠アスペルガー型)

はじまりです。

現在はそれを拡大解釈して           
【広汎性発達障害】と
とらえるのが主流になっているようで

DSMⅣ-Rにも
アスペルガー障害と並べてあります。

?拡大解釈のおおもとは?

WING(1979)が捉えた
自閉症の病態です。     ←後天的&先天的の区別をなくした
                  (内因・心因)
①社会的相互作用の傷害
②コミュニケーション・スキルの不足
③想像力の障害・反復的な行動

しかし

PTSD児を自閉症とみなす人
例えば先の記事の自閉症論文では

「融合的な世界に自他の分離が生じ」と
【分離】を認めています。

問題は
なぜ【分離】するのかという
発想の欠如です。

WINGの定義③想像力の欠如は
臨床家側の自閉的発達障害です。

要するに
想像力があれば
PTSDに見えるのです。
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『心理臨床学研究』最新号【自閉症】論文

第一論文が
海外の話ながら
こころのケア           ←PTSD!とは書けない苦しみに
                     満ちている

第二論文は
行動療法ではあるが(無意識は不問)
本文にはADHDと書くものの
タイトルには
(PTSDの)症状へのアプローチ   ←せめて症状は受け止めよう
                       との良心

第三論文は
物議をかもし出すようなものを避けて

第四論文に
自閉症児のプレイセラピーの可能性 ←先天性ですから…の
                          開き直り
 ―ある広汎性発達障害児の事例検討から―

PTSD研究家翠雨の日記

だんだん化けの皮をはがす…

印刷に時間かかるからね…
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『心理臨床学研究』最新号におけるPTSDの取り扱い

心理臨床学研究
最新号の第一論文は
海外での大規模災害へのこころのケアについて

PTSD研究家翠雨の日記

しかし
第二論文は
子どもの多動衝動・不注意への行動療法について

PTSD研究家翠雨の日記

論文内には
【AD/HDを有する子どもたち】と明記されています。

使い分けが巧みですね。

雑誌とはいえ
印刷に時間がかかりますから
そのうち変わると期待しましょうか。

何事も変化する時には
混乱や足踏み・ブレがあるということで…
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