チャングムは
反逆罪で島流しになりましたが
あきらめず何度も
脱走しようとします。
縄をかけられたチャングムは
厄介者で
役人たちの方が
困りはて
誰も面倒みようとしません。
―田舎の役人は出世欲も低く ←宮中は恐ろしい
人情があるので
ひどいことはしたくないのです。
すると
きつくて風変わりな印象の医者が
自分が引き取ると
名乗りをあげました。
―実は実力もあり
民のために考える
温かいこころをもった
医者なのです。
根性と態度・知性を
観察されていたのです。
―誰が
どんな視点で
見ているかわかりませんね。
チャングムはこの人に
医学を学び
宮中に返り咲くことになります。
海の底の父の家に ←旧約聖書創世記12章「父の家を出よ」
一生閉じ込められるのを
嫌って
自力で家出し
打ち上げられ
ゴミと一緒に
ジャムの瓶をかぶって
網に掬われたポニョを思いました。
そういう人を
観音さまは掬うのです。
―これはこころの作用ですが…
そう言えば第二十八話では
崖の上で打ちひしがれて
逃げるか
とどまるか
考えてました。
東洋のヒロイン像
(自己実現モデル)って
昔からそう変わりません。
『チャングム』第二十九話 ポニョとチャングム
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