ミルグラム効果とは
1963年米国心理学者
スタンリー・ミルグラムが
発表した学説です。
一言で言えば
権力を前にすれば
「人間は限りなく残虐になる」
…
「記憶に関する実験をします」と
うそついて人を集め ←心理学実験の定番
くじ引きさせますが
被検者はみな
教師役になります。
(生徒役は全員サクラ)
記憶力テストをして
生徒が間違えたら
教師役は
電気ショックを与えるのですが
間違えるたびに強い電流を流すよう
教授役に指示されます。
サクラの生徒はワザと間違え
(電流は流れてないのですが
痛みを訴えたり
ぐったり無反応の演技をします)
教師役はみな葛藤を覚えますが
40人中25人が
最大電圧まで電流を流したそうです。
「こんな実験はおかしい」と
権威に逆らって
実験を中止した人はごく少数で
あとは
罰を逃れてくれるよう工夫しながら
実験自体はしぶしぶ
継続したそうです。 ←トラウマになってないかな?
…
うつ病や発達障害の研究をするのも
権威が怖いからでしょう。
異論を唱えるのは【死】を
意味するからでしょう。
確かに学会で脅されたこと
ありますよ