舞台恐怖症という名の
PTSDになる前
一緒に雑技団でがんばった
友人の顔を
ショーのちらしで
久々に見ました。
ピエロの姿に
二順は
友人が自分をあざ笑って
いるように
感じました。
そして
「逢いに行ってやる!」との
攻撃性まで
誘発されました。
鏡のような
無垢の存在を前にしたら
自分がはっきり見えるというのは
わかりますが
ピエロのように
はっきりしたものも
鏡になることがあります。
ピエロに悲哀を感じる人も
多いでしょうね。
微笑みかけてくれているって
感じる人も
いるでしょうね。
イメージは
ある種の
煩悩
(コンプレックス)です。
トラウマがあると
煩悩も大きくなります。
その無自覚で
対人関係が複雑になることも
あります。
朝日新聞『獅子頭』第百七十四話 ピエロへの投影
コメントを残す