歌手の鬼束ちひろさん(29)が
先月18日
知人の男から暴行を受け
1カ月のけがを負っていたことが
わかりました。
男は事件後に
所在不明となり
傷害容疑で逮捕状がとられています。
自宅ですから
DVの親戚みたいな事件ですね。
(デートDVもありますし
夫婦間だけではありません)
最近キレやすい人増えてます。
おまけに逃げます。
その場その場で
【解離】しちゃう
困ったPTSDの増加です。
この問題に関して
安全圏にいる人は
皆無です。
PTSDを学習し
予防することしか
ありません。
月別アーカイブ: 2010年9月
『ラストサムライ』 ~自己実現モデルとしての『古事記』
武士道という
エスニックな文化を
西洋人が理解しようとする
物語ですが
その際
物語のはじまりに
『古事記』が
引用されてますね。
「古い神が
剣を海に漬け
4つのしずくをたらして
日本列島ができた…」と。 ←実際は8つの島
少しあとになって
海を守れと言われた
スサノヲが
ヤマタノヲロチから
草薙の太刀を
とりだしましたね。
―神話的思考では
島とヲロチは同格で
どちらも人格を持っています。
(ヲロチは尾の霊力)
古代の神がいる海は
集合的無意識です。
昔の切り口で
創られたものの尻尾が
たくさんの人を苦しめることが
あるんです。
そういうのは
知恵と勇気で
退治しなければなりません。
そうすると
同時に宝物(個性)が
手に入るのです。
日本人と西洋人では
自己実現モデルが違うと
知っての表現じゃないかな?
続きを読む
87歳父親を59歳息子が撲殺のPTSD事件
87歳の男性宅から
「父親が息をしていない」と
119番通報があり
病院に搬送されましたが
まもなく死亡しました。
同居している
新聞配達アルバイトの長男
59歳が
「父にシャワーを浴びさせたが
言うことを聞かないので
腹部を殴った」と
供述しています。
介護しているとき
あまりなことを言われ
キレることは
あるでしょう。
しかし
死んでしまうほど
(老人なのですから
この程度でも危険だと
いうことは
わかるハズです)
殴るには
相当な
【解離】か
【攻撃性】が必要です。
介護疲れによって
キレたのか
キレさせるほどの
認知症的な
PTSDだったのか
親子間に
トラウマティックな
歴史があるのか
…
そこまではわかりませんが
いずれにしても
問題はPTSDです。
続きを読む
「エライコッチャ」を楽しむのがお祭り?
宮崎『えれこっちゃまつり』は
7月31日~8月1日に開催予定
でしたが
口蹄疫の影響で延期され
昨日
祭りを心待ちにしていた
多くの観客でにぎわいました。
日本人は
行事が好きです。
これがないと
何も始まらないのです。
もちろん
五行の行事です。
停滞は死です。
常に動いて
進化している自然に
こころもついていかねば
なりません。
えれこっちゃは
エライこっちゃ!
ですかね。
豪いって書くみたいですよ。
陰陽混合は
時に
エライことになりますが
豪胆にゆきましょう!
(自己実現のチャンスですから)
続きを読む
PTSD治療に進化も進歩も不要
世界自然遺産の
鹿児島県
屋久島に自生する
推定樹齢2千年の屋久杉が
アンネ・フランクが
眺めていた木が
倒れました。 ←これは数ヶ月前
「どこでもいい
人間の歴史から任意の千年、二千年を取り去っても
人間の本性に関する
私たちの知識は減りもせず
増えもしない。
…木の像が木を芽生えさせたように
作品だけが
時間経過のなかで
人間たちのあいだに
何かがたしかに生起したことの
証となってくれるのである」
着物を着てたのが
ジーンズをはくように
なっただけです。
しかし
環境がヒドイ… ←危機意識(動物的カン)も問題だが…
PTSDを抱えて生きるには
平成日本はサイアクなのかも ←デマがひどい…
しれません。
しかし
根っこ(存在のルーツである無意識)は
何もかわらないと
エレンベルガーが言っています。
まどわされず
シンプルな基本を
大事に
できることを続けましょう。
続きを読む
『チャングム』第三十話 医女のトラウマと自己実現
気が強く
一見悪人にも見える
医女ですが
誰よりも患者のことを
考え努力しているのを
知ったチャングムは
弟子になります。
だんだん本心が
見えてくるのですが
医女は
トラウマを吐露しました。
幼い時
母親が王の側室にされ
ショックで自殺
父親も罪悪感で自殺
復讐のために
医学を学んだのだと。
チャングムも
この医女から学んで
宮中で復讐しようと
しています。
そんなこころで
医学を学ぶなと叱る
昔の師匠と
それは当人が考えることだと
見守る武官がいます。
人間が行うことですから
トラウマに突き動かされての
ことですから
全工程
【至高善】とはいきません。
意識的努力をしているとは言っても
翻弄されているのですから。
流されないようにするので
精一杯です。
続きを読む
『チャングム』第三十話 親友の【自己実現】
チャングムの親友が
仕事場から離れ
泣いていると ←スサノヲも仕事放棄して泣いた
王が通りかかり
なぜ泣いているのかと
聞きます。
まさか王への反逆罪で
友が島流しになったから
とは言えず
おろおろしてましたら ←無我
着替えさせられ
爪を切られて ←スサノヲも
側室になりました。 ←料理人が別世界へ
本人も周囲も
驚きます。
病気のお母さんに逢いたいと ←スサノヲも
カメを持ち込み
捨てられて泣いてた子が
側室ですから。
…
右側に
『古事記』において
【個性化の過程】を歩む ←自己実現モデル
基礎つくりをした
スサノヲとの共通点を書きましたが
あとは【カメ】ですね。
カメを助けて竜宮城の
モチーフもありますが
高松塚古墳の北には
玄武が描かれてますよ。
宮中には
カメを背負って
(北の方になるために) ←正室ではないですが…
来たのです。
続きを読む
『チャングム』第三十話 五色診
この頃の
韓国の医療と言えば
東洋医学
漢方薬や鍼灸治療です。
それは陰陽五行説から
派生したものです。
宇宙のあらゆることを
説明するのが
陰陽五行説ですから
医学を学び始めて
まず教えられたことは
人の顔色を見ること
―学会の権威の顔色見て
うつ病や発達障害だと
言うような意味じゃなくて…
その名も「五色診」
顔色が
赤いか青いか
黄色いか
白いか黒いかを
診ます。
青いと寒証と言い
通風、おう血、ひきつけなどが疑われます。
赤いと熱証です。
そしてそれが
全体的なのか部分的なのか
虚証なのか実証なのかなど
さらに診てゆきます。
理論を
しっかり頭に叩き込んだ
チャングムは
「実際に患者さん見なきゃ!」と
診療所に走っていきます。
机上論ではだめですものね。
平成日本では
意識はアメリカンですが ←薄っぺら!
集合的無意識の原理に
陰陽五行説生きてます。
PTSDになって
リセットしようと退行するのは
集合的無意識です。
そこには
キリスト教原理や
ユング心理学ではなく
陰陽五行説があります。
続きを読む
キャラ弁文化と集合的無意識
楽しいお弁当ですね。
しかし
画家の安野光雄さんが
危惧しておられる。
お母さんがいなかったり
いても作ってもらえない子が
どう思っているかと。
おもちゃみたいなお弁当だと。
うーん。
人生の悲哀を感じますね。 ←西田哲学の出発点
いいとか悪いとか ←陰陽
一概に言えないけど
傷つく子は多いでしょうね。
給食や制服って
そういう意味もあるんでしたよね。
そう言えば
私は戦争や貧困を体験してませんが
中学校のとき
お弁当半分覆って食べてました。
すると周囲の人たちも
そんな感じになって
先生が神妙に笑ってましたよ。 ←なんとなくわかるんでしょう…
隠さねばならないような
お弁当食べてる子は
いませんでしたから
あれは無意識的に ←国民的無意識
そうなったのでしょう。
親がそうしなさいと言うはずもなく ←家族的無意識
(キャラ弁にははるかに及びませんが
結構自信作のつもりだったハズ)
今でも
人前で自前のお弁当広げるとき
少し抵抗ありますよ。
いろんな人がいるから
自慢に見えたらいけないから
気にしたらいけないから
これだけ自分勝手に
いろいろ書く人間でも
そこは気にしてるものなんですね
続きを読む
灰谷健次郎風PTSD作文治療
吹田の元校長の
スクールソーシャルワーカー
松下睦子さんは
詩には
「しんどい状況を
表現によって
生きる力に代える」 ←昇華させる
カウンセリングのような効果があると ←カウンセリングねぇ…
お考えです。
肉親の死
いじめ
親の離婚や暴力
貧困
といったものが
子どもたちの小さな体の中で
コンプレックスになって
とぐろをまいて
暴れているのを
ご存知の稀有な方なのです。
お母さんの財布からちょっと
小銭を拝借した罪を ←悪いこともトラウマになりますね
打ち明ける詩は
灰谷健次郎と子どものやり取りを ←元祖PTSD作文治療家
思い出させるのに充分ですが
母親の自殺のショックや
人を好きになり始めた気持ち
(これもある種のショック)の表現が
混じるのが平成版かな?
続きを読む