法隆寺『捨身飼虎図』と『崖の上のポニョ』

$PTSD研究家翠雨の日記

ちょっと見えにくいですが

上部から

釈迦の前世であった王子が
崖下の飢えた虎の親子を憐れみ
着衣を木に掛け飛び込もうとする所
   ↓
飛び込んで落下する王子
   ↓
飢えた虎が王子を食べる姿です。

飢えた人食いオニに
食べられるために
崖下に飛び降りた話も
あります。

飛び降りる前に
知りえたことを
あちこちに書き付けています。

崖の上というのは
仏教的リセットの本質です。

【如人千尺懸崖上樹】

または

【百尺竿頭一歩進め】
ですね。

もちろん
現実に飛び込んではいけません。

象徴的に超える問題です。

PTSDに罹患した
漱石も『門』で取り上げてます。

克服には無視できない
リセットの法則だからです。

古事記が証明するように
トラウマティックなわが国を
一貫するのは
このリセットの法則です。

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