【すべての家庭の床下には
戦争の記憶が眠っている】
そう書いてあります。
アリエッティみたいですね。
床下は
ユングの
普遍的無意識の【象徴】ですからね。
―ユングは夢の中で
これを発見しました。
ゲストハウスさながらの
大家族の足元には
大陸帰りの物語が
眠っていました。 ←無意識
【日の丸】【君が代】は
日本人の
普遍的無意識にある象徴です。
―えもいわれぬ感覚に襲われるでしょう。
無条件に…
アフリカ人がみたら
ただのデザインや曲で
愛着も拒否感もないです。
祖父の死で虚脱してしまった ←PTSD
気丈な祖母ヤエを伴った
満州行が
封印された過去への旅の幕開けと
なります。
戦争、引揚げ、戦後を生き抜いた
トラウマに寄り添うのでしょうね。
―一般に
女性はちょっと躁的防衛しながら
活き活きと話すようですが
男性は話さないそうですね。
それに向き合うことが
本人のみならず
家族のそれぞれのこころの成長にも
つながる作業であることが
示されているのでしょう。
PTSDの啓蒙書みたいな
本ですネ。
『ツリーハウス』角田光代と『借りぐらしのアリエッティ』
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