中国人が
蕎麦について
話しています。
最初は
質素なだけの食べ物に見えて
敬遠してましたが
―戦時中でもなし
何が悲しくて
わざわざこんなもの外食で
食べるのかと…
シンプルの極みが粋なんですけどね。
中華料理は豪勢で
華やかですから…
しょうゆだと思ったのは
秘伝のこだわりのだしで
少し甘くもあり
健康にもよく
水やそば粉の産地
こね方には
日本文化がぎっしり練りこまれていると
知るようになり
どんなちっぽけなものでも
そこに文化が詰まっていないものは
ないと話しています。
落語家は
扇子でおいしそうに
蕎麦を食べますし
大晦日や引越しなど
節目でいただきますね。
箱庭療法をする人のなかには
★イメージ表現がなされない
箱庭があるとか
★置かれたもののなかには
意味のないものもあるなんて
まことしやかに
語る人がいます。
困ったものです。
もうすぐいなくなると
思うけどね
朝日新聞『獅子頭』第二百六話 ちっぽけなものにも宿る文化
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