京都にある
大徳寺塔頭
(たっちゅう)
真珠庵の一休さんの肖像画に
穴が開いているのが
見つかりました
侵入したアライグマが
額の上で
柿を食べようとしていたようですが
和尚さんは
アライグマには罪がないと
おっしゃってます。
一休さんといえば
漫画の頓知が有名ですネ。
屏風からトラを出せという
かのおもしろい話は
【心不可得】という公案を
おもしろおかしくしたものです。
正法眼蔵では『画餅』に
道元の解釈があります。
―普通の解釈よりヌケてます! ←ほめ言葉です
絵に描いた餅は食えぬ?
いえいえ
心理療法では
絵を描くだけで
空虚なこころも豊かになります。
道元も
そこに
父母未生の面目ありと ←無意識のリセットの秘策
言ってます。
絵に描いた一休さんと
アライグマの会話
充分成り立ちます。
私たちのこころのなかで
ですが。