『チャングム』第五十一話 病を耐え抜かせる

天然痘が不治の病であったころの
話です。

貧民街の子どもたちと
王女の子どもが
罹患しました。

$PTSD研究家翠雨の日記

象徴である宮中と民
【一即多 多即一】

不治の病を前にすれば
平等
です。

チャングムの見つけた
治療法の特徴は

【病を耐え抜かせる】方法でした。

 ―熱や発疹を抑えることなく
  自然な経過を辿らせます。

しかし
身体的苦痛はひどく
死への恐怖という
心理的苦痛も大変なものです。

チャングムは子どもたちを
付けながら
看病します。

ユングも
心理療法は患者にこころの強さと
哲学的忍耐力をつけさせること
だと
言いました。

PTSDは
現代の天然痘みたいなものでしょう。

究極的には
治療ではなく
看病
なのでしょう。

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