孤高を気取ってみても
中身は脆弱
病が老境を追い詰め
【寄らば大樹の陰】的な
安心感が欲しかった。
独裁国の命綱を握る
米国に
振り向いてほしくて
仕方がなかった。
その気があるのかどうなのか
対話で確かめる勇気もないなかで
―無意識的には
幻想だと知っているから
不安の糸が
【解離】してしまったのだが
当の米国からは
「勘違いすんな!」
挑発行為を粉々に牽制され
単なる火遊びに終わり
―韓国のある村の人々は
避難し
震えているそうですから
迷惑千万ですが…。
お山の大将にさえ
なりそびれちゃった。
プッツン北朝鮮の孤独は
さらに強まる。