12月1日公開です
波動で動く?
1970年代から80年代にかけて
ブームを巻き起こした
SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の
実写版です。
木村拓哉の演じるのは
主人公
古代進
この命名
まるで
ユングの集合的無意識の
教科書みたいです。
これは3人の人の集合的無意識
―本当は人類みな
つながっている。
無意識のなかでも
浅い部分に
日本人が共通してもっている
感覚があります。
―その古代感覚を元に
問題を解決し
未来に進むのですが
それが古代進という
人格をとって
表現されてるのです。
古代進は
架空の人物で ←空に架るはポニョ
キムタクが体現してくれますが ←巫女的憑依
日本人全員の象徴です。
まるで【電気代得子さん】みたいな
安直なネーミングでしょ?
―しかし
それがありがたいのです。
お経なんかの意味も
わかり易い。
幼稚園のころ初めてみた映画が
アニメ版の「ヤマト」で
それ以来のファンだというキムタクは
「松本零士作品は
舞台やシチュエーションは独自のものだけど
人間関係は僕らの日常に近いものがある。
『ヤマト』の魅力も
キャラクター同士の関係性にあると思います」と
物語の普遍性に触れています。
外宇宙からの正体不明の敵に
攻撃され
放射能汚染で
地球滅亡まで
あと1年と迫った2199年なんて
―このままPTSDが放置され
連鎖が連鎖を増幅させ続けたら…
戦争トラウマを連想させるのに
充分な設定ですし
歴史上
実在した船の名前です。
PTSDの蔓延と
解決を阻害する悪魔との戦いは
焦眉の問題ですからね。
迫力があると思いますよ
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