月別アーカイブ: 2010年11月

平等院鳳凰堂で発見された唐織と陰陽五行説

$PTSD研究家翠雨の日記

平等院鳳凰堂の

本尊阿弥陀如来坐像
(国宝)の台座の中から

表と裏に金箔を張った
両面箔糸」が使われた
絹織物片が見つかりました。

13世紀以前のものとみられてます。

「枕草子」や「栄華物語」などの
平安文学に登場する「唐織」や
公家らの装束に使われた
「有職織物」を解明する
糸口になる可能性がありそうです。

当時日本では
織物に金糸を使っておらず
中国から伝わったようです。

それで唐織って言うんですネ。  ←中国ソフト内臓

$PTSD研究家翠雨の日記ボロボロなので明確

中島みゆきさんは
音譜タテの糸はあなた
よこの糸はわたし

逢うべき人に出会えることを
人は幸せ(仕合わせ)と
呼びます。

そう歌われます。

お経の経は
縦糸のことです。   ←仏法に出会える仕合わせ

本来は
仏(本来の自分)と出会うこと

でも仏は外界に投影されて
恋愛という形をとりやすいから
 ―であった人が神って意味じゃないですよ。
  DV夫がよくこの手でだますからドクロ

恋愛は大事なのです。

そして
大事なおなか
(丹田なんかありますね)に巻く帯も
縦糸と横糸のコラボレーションです。  ←無限の可能性

ありとあらゆるものが
1つの原理から派生しているのは
面白いことです。
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PTSD時代の『ハリー・ポッター』ファンタジーからホラーへ?!

世界中でベストセラーとなり
史上最強のファンタジーと
言われてたのですが
 ―CG化された
  魔法の世界の楽しさに
  みんなワクワク…ドキドキ
だんだんくらーくドクロ
なってきましたね。
そう言えば
夢見るように語ってたファンの人
だんだんトーン・ダウンしてますよニコニコ
 ―『こんなんハリーじゃない』って気持ちを
   必死で否認してます。
   主人公の加齢のせいにしたりして…    
  この前のから初めて観た私は
  お気楽に  
  ユングの【老賢者】になるのかな?ってドキドキ
  思ってましたが…
この前の映画作品の終わりでは
大切な師である魔法学校
ホグワーツのダンブルドア校長が
亡くなってますし

今回の作品では
ホグワーツ入学以来の心の支えだった
フクロウの死から始まり
ハリーのために力を尽くす
妖精ドビーの突然の死まで
何がトラウマティックなのか
確信犯のような
作者です。
3人は
闇の王・ヴォルデモートの魂のかけらが納められた
「分霊箱」を探す旅に出ますが    ←トラウマ
その「箱」は
指輪だったり、日記だったり
姿を変えます。
 ―【象徴】ですからね。
  落語の扇子みたいなものです。
  「象徴でござい!」なんて
   書いてないですからね!
それらを
すべて破壊しないとならないのですから
見た目で判断してたら
だめなんですね。

 ―人の言うことも鵜呑みにできないしねニコニコ
$PTSD研究家翠雨の日記
ファンタジー路線でゆけば
無難なのに
敢えて今の世に必要な何かを
訴えようとしている作者は
偉いと思います。
 ―たしか瀕死の状態から
  ハリーを生んだのでしたね。
  
ハリーを見て
野性の思考を鍛えましょう。

埼玉PTSD解離警部捜査用ビデオで水着の女生徒撮影

水泳大会に出場した
女子高校生の水着姿を
★無許可で
★捜査用のカメラで
撮影した
男性警部(57)が
書類送検され
減給(3か月)の
懲戒処分を受け
依願退職しました。
「水着姿の女性に興味があった」
ようですが
そういうのは理由にならないのです。
いとも簡単に
【解離】が起こります。
困ったものです。
捜査中の仕事や
家族は
どうなるのですか?
走る人そんなの関係ねぇ~
      デスカ?

PTSDで【解離】したら自らの犯罪も人ごとになる


孫娘さん
「世間が知ったら大変だけど
仕方ないよね。
怖いからね」
  …
たしかに
世間が騒いでおおごとになりますし
お母さんもおじいちゃんも
怖いでしょう。
しかし
普通はそれを
バラバラにしとけないんですよ。
弁護側の主張が確かならば
DV様の暴力的支配関係で
感覚が【麻痺】
しているのでしょう。
 ―相手がこの世にいても
  内的対人関係の病ですから
  関係ありません。
本当は
★母親らが恐ろしくてガタガタ震え
★法律を犯した罪悪感に苛まれ
★世間がどう思うか不安で不安で
★死体と暮らす恐怖感におののいている
ハズです。
【解離】という     ←逮捕で不要になりました。
魔法が解けたら
パニックになるでしょう。
いじめやDV、虐待の被害者も
周囲のとりまきも
似たような【麻痺】を
起こすものです。

麻痺した人たちの言うことを
本心と受け取っては
なりません。
この映像からそれを
学んでください。
 

菜々子&スンホン『ゴースト』の演出に観る癒しのメッセージ

$PTSD研究家翠雨の日記
「ゴースト もういちど抱きしめたい」 ←トラウマとの出会いなおし?
(あす公開)に主演している
松嶋菜々子とソン・スンホンが
東京ミッドタウンの
クリスマスイルミネーション点灯式に現れ
2人で息を合わせスイッチに手を触れると
約70万球のLEDを使用した
イルミネーションが一斉に点灯
一面ブルーの幻想的な光に包まれました。
$PTSD研究家翠雨の日記
1つのスイッチが70万球に ←【一即多】
息を合わせて
 ―吸う息と吐く息
 先天的記憶と後天的意思
 
明かりを点します。  ←華厳思想
しかも
現代的な話題の二人が
クリスマスツリーの前で  ←海外の宗教も融合
1ヶ月以上先駆けて!
こういうのを
『いいなぁ~』と
 日本人は思うのです。
なぜかはわからなくても
無意識にそうインプットされてるから…ニコニコ
トラウマの再演としての
犯罪ではなく
 ―放火多いですね。
再会し
トラウマティックな
ゴーストを吹き飛ばし
イルミネーションのように
【昇華】させましょう。
多くの人の心をうち
1つにするようなイベントには
癒しのエッセンスが詰まっています。

傷害で逮捕された38歳アル中歯科医師は運転しなくても危険

呑んだら乗るな!

それも守られなくて
困るのですが

事態はさらに進化叫び

乗らなくても
充分危険なのだよと
教えられました。

依存症は治しましょう!

これからは
そう言うようにします。

頭突きって
子どものPTSD治療で
よく見ますよ。

精神分析的には
相当退行してます。

病理は深いです。
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『チャングム』最終話 宮崎駿も観たかな?

この物語は
ふりかえれば
最初から
理不尽なトラウマティックな出来事の
連続で
チャングムの父親は
崖から転落
幻の中で
崖下の仙人に出会って
仙人が予言したように
物語は展開…
 ―夢分析でも
  箱庭療法でも
  第一回目に治療の全工程が
  示されます。
  トラウマに真空パックされてますからひらめき電球
宿敵は崖下に転落して
死亡します。
 ―みんな命がけです。
チャングムの娘は
チャングムに叱られながら   ←人生は理不尽です。
「どうして私だけみんなと
同じようにしちゃいけないの?」と
訴えてます。
 ―制約があると
  バネになって
  よけい飛び出すのかな?
  ポニョも閉じ込められてましたよ。
作者はこの娘に
面白いこと言わせてます。
「魚はどうして目を閉じないの?」
どうやって寝るのか?
痛くないのか?と…
お坊さんは
読経するとき
木魚たたきますね。
魚は眠らないものの【象徴】です。
【如人千尺懸崖上樹】の世界が
動き出すように
(華開世界起)
木魚をたたくのです。
(ま、実はちょっと眠いし…あせる
チャングムやポニョのような   ←華厳経的明るさひらめき電球
自己実現の原則は
眠らないんですね。
普遍的にどこにでもあるのです。

『チャングム』最終話 一太極二陰陽での個性化の過程

チャングムは孤児で
両親ともお尋ね者     ←正しい人でしたが…
 ―孫子まで処分される時代です。
その人生は
マイナスの始まりです。
血の滲むような
(実際何度も滲みました)
努力を重ね
あきらめず
宮中に入りましたが
意思を真っ直ぐに
貫こうとするので
バッシングという名の理不尽な
【全否定】に何度も
遭います。
しかし
最後は御輿が迎えに来て
宮中へ参内
みんなと出会いなおします。
 ―堂々と応援できなかった味方も
  ひどいことをした敵も
  なくなり
  ただの旧友になって…
【全肯定】されました。
【全否定即全肯定】です。   
 ―西田哲学しかり
 古事記のスサノヲしかり…
チャングムは回想します。
宮中は…
$PTSD研究家翠雨の日記
華やかそうで
実は淋しく
すべて与えてくれそうで
実はすべてを奪う
何でもできそうで
何もできない
そんな場所だと。  ←象徴
出たり入ったりしながら  
そう覚ったチャングムは
(苦労の末に出会った)
新しい家族と一緒に
自分の意思で
宮中から出て行きます。
史実としては
ありえないストーリーは
【一太極二陰陽】を
何度も繰り返しながら
自己実現してゆく人の
一事例を示しています。

『チャングム』最終話 帝王切開

チャングムは
王の腸閉塞を
手術で治したかったのです。
 ―動物で鍼麻酔治療成功してます。
  
しかし
周囲は
(500年くらい前ですから)
びっくり仰天
王はチャングムの技術を
信じていましたが
 ―聞いたこともない話ですが
 チャングムが言うのだから
 信じるのです。
 これは凄い信じ方です。  
感情論の嵐に
チャングムが巻き込まれると
かわいそうなので
治療を拒否して
亡くなってゆきます。
「正しいが許されぬのだ」
 ―中国船の横暴VTR流出問題
  みたいですね。
男気があります。
10年ほどして
チャングムは
洞窟で苦しむ
瀕死の妊婦に遭遇し
朝鮮初の帝王切開手術を
成功させました。
帝王切開とは
ドイツ語の翻訳のようですが
まさに
帝王切開です。
帝王に施せなかった無念は
妊婦で果たせました。

『チャングム』最終話 哲学こそが緩和薬 

王は腸閉塞で亡くなります。
 ―腸って大事ですネ。
  命の要です。
  第二の脳です。
  (個人的には第一と
   考えてます)
チャングムとの
最後のお別れの言葉は
恐れや淋しさ
悲しみの多い人生だったが
チャグムのおかげで
耐えられた
でした。
チャングムもまた
恐れや淋しさ
悲しみの多い人生ですが
王のおかげで
耐えることができましたと
返します。
ユングも
心理療法の目的は
ありえない幸福状態に導くことではなく
哲学的忍耐力をつけることだと
言っています。
キューブラー・ロスも
書いてます。
「つらい経験をすればするほど
人はそこから学び
成長する」
そして
「教訓を学んだとき
苦痛は消えうせる」

哲学こそが緩和薬なのです。