月別アーカイブ: 2010年11月

『こころの科学』移行措置としての【境界性パーソナリティ障害】企画

なるほどね…

こう落としていきますか?
うつ病からPTSDに
完全移行したと言ってよいのでは?

$PTSD研究家翠雨の日記最新号

かつて境界例って流行ったのです。
 ―この流行ったっていうのがミソですが…

その捉え方は一貫していないので
 ―自閉症の考え方と同じ
  昨日
  京都大学こころの未来研究センターの
  記事で書いたようなことが
  境界例にもあります。

これまでの歴史を踏まえながら
再考しつつ
最新の治療と理解を提供するという
趣旨のようです。

巻頭には
教育と福祉が主役、医療は脇役
 ―臨床心理学は?

以下のような議論までされてるなら
もうPTSDの時代を認めたようなものです。

★特別な疾患から普通の疾患へ 
外傷性精神障害という視点から
★発達障害とパーソナリティ障害
医原性という視点から

ユング派の代表なのに
発達障害の研究する
河合俊雄は
『夢への内在的アプローチとその限界』

やはりまだ流れに掉さしてる…汗
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再犯リスク高い子どもへの性犯罪対応も警官に任せる


説諭とか
認知行動療法とか
そういうのでは
治りませんからね。
PTSDとして
治療しなければ
おまわりさんが
時間をかけ
親身になって面談しても
徒労に終わるでしょう。
警察は
負荷の高い職場ですから
意味なく
オーバーワークに
なるようなことは
避けてあげなくてはなりません。
普通
こういうのって
臨床心理士とか
思いつかないのかなぁ?
10年ほどまえは
嫌になるほど
何かって言うと担ぎ出されてたのにね。
なんか
報道しないだけで
あんまり役に立ってないの
バレてるような…汗

朝日新聞『獅子頭』第二百十話 記憶のスイッチと安全ベルト

中国で
一緒にトレーニングしていた
友達は
今や世界的スター
ブランコから転落した自分は
妙な運命にからまれて
身動きがとれない。
  …
ジェットコースターに
乗っていたら
鳥や魚のように
自由に空中を飛んでいた
感覚が蘇ってきた。

安全ベルトを締めていなかったら
空中に飛び出しそうだった。
$PTSD研究家翠雨の日記
よくも悪くも
動き出したようです。
感官にある記憶のスイッチ
何で入るかわかりません。
自分でこころのケアをするときは
安全ベルトをお忘れなくニコニコ

JR関西線無線補助スピーカー配線切断

関西線の車両で
乗務員室に設置されている
無線機の
補助スピーカーの配線が
切断されていたことが
明らかにされました。
6月から4件続いているそうです。
鋭利なものを使用したような
切断の跡があり
同社は内部の者が
切断した可能性が高いとみています。
このあたりも
人身事故多発問題が
未解決です。
―処置なしのうえ
 妙なベールが懸かってます。  
精神衛生が
よくないんだと思います。

23歳PTSD解離人格によるヘンテコ強盗

沖縄在住の彼女に会いたくなり
   ↓
金が必要になり
   ↓
折り畳み式のこぎりをもって出かけ
女性店員(22)に見せ
「強盗です。
お金を出してください」と
脅迫
「嫌です」と拒まれながらもショック!
自らレジカウンター内に入り強奪  ←強盗というにはショボイあせる
   ↓
奪った金で沖縄へ行き
   ↓
翌日帰宅
   ↓
3日後の夜出頭しました。
ヘンテコですね。
何も考えてないからでしょうが
 ―ある意味無我
ビリーミリガンほど
バラバラではないですね。
でも
★行動力はあるし
★意志を貫いてます。
うつ病とか発達障害
躁うつ病など全部除外されます。
沖縄の彼女へのこころのケアは
必要ですネ。
ビックリしたと思います。

広島で校長の首絞め足蹴りにしたPTSD解離教諭

広島県警安佐北署は
3日

校長(59)の首を絞めたり
足げりにしたりして
全治一週間の
けがを負わせたとして叫び

広島県立広島特別支援学校の  ←被爆したかな?
教諭兼指導助手(52)を
逮捕しました。

勤務指導に従わないため
校長室に呼び出し
職務に専念するよう
注意していたところ
勤務上の不満から
逆ギレしたようです。

センセイへの指導が
必要になってきましたね。

正気ではないので
PTSD学習したうえで
対応してください。
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一太極二陰陽の象徴としての光源氏

氏には
嫡男として
次代を担う

隠し子である
院がいます。  
$PTSD研究家翠雨の日記
義と不義も陰陽ですね。
華厳経に
【海印三昧】とあるように
水に象徴される無意識の法則が
あります。
源氏物語は
無意識つまり
【たましい】の物語です。
光源氏ですから     ←光は華厳
頭のなかは
東大寺のお水取りみたいな ←華厳
【火と水の競演】です。
  ―意識と無意識の攻防戦
密通というのは      ←現実には困りますが…あせる
いかにも【たましい】らしい
表現ですね。
そこで生まれた【冷たい泉】も
生きているのです。
霧はすぐ消えてしまいますが…
大局からみれば
陰のなかに陽があり
陽のなかに陰があります。

PTSDは看病という名の見性で治癒する

PTSDは
治療ではなく病で治る。
仏教ではそれを【見性】と言う。
「探そう、探そう」とするのではなく
「どこにあるのですか」と
人に質問するのではなく
ただ素直に前を向いていたら ←これが極意
オーダーメイドのプログラムが  ←セルフからの
現実に立ち上がってくるから
それに対応してゆけばよいのだ。
PTSD研究家翠雨の日記
実際のやり方はいろいろである。
明恵上人は
PTSD研究家翠雨の日記
夢を記録し続けた。
私のクライエントは
基本的には箱庭を置くし
設備のない場所なら
絵を描く。
落語家は
おろかな人物になったり
賢人になったりしながら
PTSD研究家翠雨の日記
自己と対話
$PTSD研究家翠雨の日記核心
核心に還っていく過程を
示してくれている。

『チャングム』第五十一話 病を耐え抜かせる

天然痘が不治の病であったころの
話です。
貧民街の子どもたちと
王女の子どもが
罹患しました。
$PTSD研究家翠雨の日記
象徴である宮中と民
【一即多 多即一】
不治の病を前にすれば
平等
です。
チャングムの見つけた
治療法の特徴は
【病を耐え抜かせる】方法でした。
 ―熱や発疹を抑えることなく
  自然な経過を辿らせます。
しかし
身体的苦痛はひどく
死への恐怖という
心理的苦痛も大変なものです。
チャングムは子どもたちを
付けながら
看病します。
ユングも
心理療法は患者にこころの強さと
哲学的忍耐力をつけさせること
だと
言いました。
PTSDは
現代の天然痘みたいなものでしょう。
究極的には
治療ではなく
看病
なのでしょう。

絵に描いた一休さん驚く?

京都にある
大徳寺塔頭
   (たっちゅう)
真珠庵の一休さんの肖像画に
穴が開いているのが
見つかりました叫び

侵入したアライグマが
額の上で
柿を食べようとしていたようですが

$PTSD研究家翠雨の日記

和尚さんは
アライグマには罪がないと
おっしゃってます。

一休さんといえば
漫画の頓知が有名ですネ。

屏風からトラを出せという
かのおもしろい話は

【心不可得】という公案を
おもしろおかしくしたものです。

正法眼蔵では『画餅』に
道元の解釈があります。
 ―普通の解釈よりヌケてます!  ←ほめ言葉ですドキドキ

絵に描いた餅は食えぬ?

いえいえ
心理療法では
絵を描くだけで
空虚なこころも豊かになります。

道元も
そこに
父母未生の面目ありと ←無意識のリセットの秘策
言ってます。

$PTSD研究家翠雨の日記

絵に描いた一休さんと
アライグマの会話
充分成り立ちます。

私たちのこころのなかで
ですが。
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