公立のDVシェルターは
母子寮に
DV被害母子を送り込む装置にしか
なっていないけど
―母子側からすれば
当たり前のように
流されるのですから
これは立派な暴力であることが
多いです。
最愛の人に贈る慟哭の記と
サブタイトルがあります。
ガンを告知された母との
最後の1年間。
病院との争い
異常な父との鬼気迫る確執。
静けさの中から思いがあふれ出す
究極の私小説と紹介されています。
茨城バス襲撃容疑者は
母親を亡くしているそうです。
見落とされそうな
ことかもしれませんが
『自分が母親を亡くしたら』と
想像すれば
そんな軽い問題ではないことが
すぐわかると思います。
―もちろん犯罪はいけませんよ。
何かを大事にしようとすれば
周囲とぶつかります。
容疑者は
ぶつかる相手と方法を間違えたのかも
しれないですね。
なんか
タイムリーな本です。