こういう絵を書く人がいます。
―描くではなくて
書いてますね。
今朝の朝日新聞『ののチャン』より
説明的でよいように
思われるかもしれませんが
私たちが知りたいのは
そういう意識的な
情報ではないんです。
―こういうのは
福祉のケースワーカーさんが
あらかじめチェックしてます。
この人は
上から目線で
「心理テストして!」って
(受けてやるよって
攻撃的な感じ)
毎回言うんですが
実はしてほしくないんです。
自分の弱みが表現されるのが
怖いから
【否認】してるんです。
なぜわかるかと言うと
箱庭は置けないし
置こうとしても
すぐ片付けてしまいます。
―回避しているものの
イメージ表現がすでに
できています。
こんな感じの絵を書いて
得意気に説明してくれたのですが
直後破ったんです。
破るのは
ちょっと珍しいし
してほしくない行為です。
絵はその人ですからね。
これから時間をかけて
変化していくものであって
暴力的に破られると
こちらの身が引き裂かれます。
でも
この人は必死なんですね。
破られるくらいなら
自分で破るって気迫を感じました。
―ちょっとした
敏感関係妄想ですね。
命がけで表現回避を
否認しているのです。 ←やっやこし
表現したら
自分と
向き合ってしまうかもしれないし
私への見透かされ妄想もあるんです。
自己破産の直後で
ショックが大変だったんですね。
「べっつにぃ~
数年したらフツーになるし!」って
ショックを【否認】してますが
家すら借りれなくなるかも
知れないこととか
家賃滞納で
保護施設に来ていることとか
無意識は知ってるんですね。
知らぬは自我ばかりなりで
すでに
全身全霊で「怖いョォ~」と表現し
また表現することで
治療が始まっています。
分析恐怖のPTSD完全回避女性の描画
コメントを残す