ポニョは
パンフレットにも
書かれてますが
神経症と不安の時代を ←PTSDね
どう超えるかという
メッセージとして描かれた
作品でした。
ポニョと言う名前に
答えが託されてましたね。
【如人千尺懸崖上樹】
ポニョ
監督は
ポニョみたいな
結論的作品を
発表しちゃったから
あとがなくて
もう描けないと
苦しまれたそうですが…
(あるいは
そう言ってるだけ?)
私は
【如人千尺懸崖上樹】の
中身が
描かれているように思います。
これを見ると
ポニョは ←陽
【如人千尺懸崖上樹】を外から
説明
アリエッティは ←陰
【如人千尺懸崖上樹】を内から
説明しているように
思います。
心理療法では
人を内から理解することが
大事なのです ←内的理解
だから
アリエッティは
描かれねばならなかった
作品だと
思います。
映画館でまず
気づいたのは
これですね
そもそも
崖ってのは【象徴】で
足がすくむような
高くて怖い場所ですからね。
ポニョが
崖の上の宗介の家に行って
これから
【如人千尺懸崖上樹】が
始まるのです。
この高さを見せると同時に
やっぱり
怖いし
無理でしょうと言わせないために
お父さんは
「待ってなさい」と言って
お手本を見せます。
―探検隊みたいなんです。
父性のいいところが
上手に表現されてます。
PTSD克服に大事ですよね
禅の公案みたいな課題は
―少なくとも
夏目漱石の『門』の
崖下に住む宗助まで
ルーツを探ることができます。
アリエッティにも
引き継がれましたよ
『崖の上のポニョ』以後としての『借りぐらしのアリエッティ』
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