月別アーカイブ: 2010年12月

『借りぐらしのアリエッティ』心理療法は短期でよい

心理療法は
長い時間がかかるものという
常識が
ありました。
ブリーフセラピーというのも
ありますが
『そんなのありえない』
『表層しか扱えない』と
どこか考えられてきました。
しかし
例えば
DVシェルターは
公的な場所なら
基本的に2週間しか
滞在できません。
こなす課題も多く
心理療法など
とても無理な場所では?と
最初は考えていました。
児童相談所なども
半年くらいで
終了にするよう求められます。 ←予算とかあって…あせる
しかし
箱庭に夢中になった子どもたちは
短期間のうちに
元気をとりもどしています。
子どもが元気になると
母親も活き活きしてきます。
二週間は充分な時間です。
細かな調整が
今後も必要かとは思いますが
それは何も
私との間で行わなくても
できそうな水準のことばかりです。
自分でできることは
自分でした方が
自信が増します。
【起承転結】があるとするなら
【起承転】まで
お付き合いすることにしています。
$PTSD研究家翠雨の日記
この物語の冒頭の言葉は
腑に落ちます。
【象徴】的な意味での
母親の【否認】した問題と  ←父母未生以前の面目
取り組む態度ができれば
よいのです。

『借りぐらしのアリエッティ』【象徴】の【記号化】

$PTSD研究家翠雨の日記
ドールハウスは
人形の家ですから
小人のアリエッティには
ちょうどいいし
舶来物の
オーダーメイドですから
素敵ですがドキドキ
$PTSD研究家翠雨の日記
【象徴】は
人間に気づかれると
【象徴】ではなくなってしまうので
 ―気づくということは
  意識するということです。
  無意識的存在が
  意識的存在になれば
  固定化され
  こだわりがおこり
  【記号】化し
  死んだものになります。
  自己治癒力との接点
  消えます。  
こういうわかりやすいものは
もっていけないのです。

『借りぐらしのアリエッティ』こころの自然としての【象徴】

PTSD研究家翠雨の日記
お母さんは
片付けなさいと言いますが
これはこれで
秩序があるのです。
アリエッティは
無意識のなかで生きている
【象徴】ですからね。
人工と自然のバランスは
$PTSD研究家翠雨の日記
自然よりです。
 ―マチ針とか
  紅茶缶など
  床上から借りてきたものが
  人工物です。
私たちは
持ち物にしても
食べ物にしても
考え方にしても
人工物が多いですネ。
【象徴】に近づくには
 ―自己治癒力が作動
できる範囲でよいので
自然な生活に近づけるのも
大事です。
問題行動や
夢や
フラッシュバックの意味が
理解しやすくなります。

心理学はダイナミックに大化け中

魚もうお座
PTSD研究家翠雨の日記別名サンタえび
花もヒマワリ
PTSD研究家翠雨の日記
新種が発見されています。
かと思えば
$PTSD研究家翠雨の日記
絶滅したかと思われた
クニマスが
生きていました。
生命は
ダイナミックに
変化しています。
自然と人間のこころは
呼応してますから
$PTSD研究家翠雨の日記
こころにまつわる
いろんなことも
変化し続けています。
今年は
特に大きな変化があったように
感じます。

拘置所から家族脅すPTSD解離男性に厳刑

解離犯罪が増えてますが
解離の程度は
さまざまです。
逮捕されれば
さすがに
青菜に塩の人も
多いでしょう。
しかし
重度になると
警察なんて
なんとも思ってません。
 ―視野に入ってませんからひらめき電球
堺市の36歳の
DV男は
拘置所から
「しっぺ返しは恐ろしいぞ。
とにかく
嘆願書を書け」と
父親を脅したそうです。
ストレス発散目的の
身勝手さは
裁判所では
再犯の可能性として
認識されました。

PTSD克服職業人としてのイタコ

PTSD研究家翠雨の日記
イタコの語源は
神の委託       
アイヌ語の
イタク(=言う)
ではないかと言われています。
死者を呼び寄せる
【口寄せ】
おどろおどろしいドクロ
感じもしますが
よーく話を聞いてみると
自殺した人の遺族の依頼
多いそうですひらめき電球
 ―普通死なら
  お葬式で時間をかけて
  PTSD予防したらいいですね。
自責の念から
依頼するわけですが
その気持ちを自然になだめ
前向きにしてくれるそうです。
 ―現代の専門家のように
 「忘れなさい」ではなく
  『わかるよー』
  『それ普通だよー』って
  受け止めてくれるんでしょうねひらめき電球
イタコは
生きた人間ですが
盲目ですから
ある意味で
トラウマティックな生まれであり
【象徴】的な意味で
死を潜り抜けた存在です。
PTSDを克服した
ヒステリー女性と言って   
よいのではないでしょうか?
類稀な
高い外向性
を巧みに活かしながら
上手に【傾聴】している
姿が見えてきます。
弱者でしたから
死者の置かれた窮状が
手に取るように理解できます。
しかも
トラウマティックな
窮状に甘んじることなく
断食や滝行などの厳しい修行で
感性を磨いてますから
パワフルです。
【百尺竿頭】
(限界の上の努力)です。
パソコン入力などの
仕事に流れて
希少価値になりつつあるようです。
残念ですね。
臨床心理士より
よほど謙虚で実力があり
リーズナブルな料金設定なのにショック!

処女懐胎エピソード「父母未生以前の面目」としての【象徴】

マタイ第一章の最後
「ヨセフは
眠りから覚めた後に
主の使が命じたとおりに
マリアを妻に迎えた。
しかし
子が生まれるまでは
彼女を知ることはなかった。
その子を
イエスと名づけた」
   …
現実には
ありえないことですね。
聖書は
【象徴】として読むものです。
 ―アメリカの一部
  カチンカチンの信者は
  進化論を否定するくらいですから
  別です。
夢現(ゆめうつつ)
つまり
夢か現実かわからない心的状況で
$PTSD研究家翠雨の日記
自分の所属する
集合の無意識にいる
常識や規範に出会うのです。
$PTSD研究家翠雨の日記
イエス
(意識)は
生まれる前に
(両親と出会う前に)
集合的無意識と
出会っています。
 ―業とかカルマとか
  いう宿命のコンプレックス

【父母未生以前の面目】
です。
この
誰の所有物かわからない
誰の責任なのかわからないものに
人間は振り回されます。
スサノヲ然り
アジャセ然り
イエス然り
否応無しに
見せられるのが
【象徴】というものです。

クリスマスだけど天使より天子・御子より巫女だな…

各地で
巫女研修が始まってます。
商売繁盛祈願などで知られる
松山市の
伊予豆比古  ←いのちの具現化としての神
(いよずひこのみこと)神社(椿神社)で 
 
23日
正月に巫女を務める女性
19人が
礼儀作法や奉仕の心構えを
研修しました。
$PTSD研究家翠雨の日記
お客さまが
神さま
ですからね。
 ―セルフを
 西洋人は聖書の神に
 日本人は世間さまに   ←一番気を遣う叫び
 観ます。
大事にするといっても
どう大事にしたらよいか
難しいですから
かたちから
入ります。
身を整え
心を無垢にして
先輩神職の話を聞きます。
 ―自分のなかの
  真の自己と向き合うときも
  参考になります。
  自己チューでは
  神さまと出会えません。
  ヘンな先輩かどうかの
  判断もつきません。
  まずは謙虚に傾聴です。
そう言えば
御子(イエス)より巫女
天使より天子ですねひらめき電球

大阪府教委がPTSD解離体罰校長ら3人処分

★児童の頬を平手打ちし
鼓膜を破り
全治一週間のけがを負わせた
市立小学校校長(57)は
感情的にたたいてしまった」と
言っています。
 ―キレるのは
  解離です。
  治療が必要ですが
  減給3か月のみなら
  【認知行動療法】ですね。
  (間違いをしたら不快な罰という条件付け)
   限界のある治療法です。
★電車内で
女子高生の体を触ったとして
現行犯逮捕された
府立高の男性教諭(27)は
停職6か月の懲戒処分
 ―これも良識を解離してますが
  依願退職しているので
  少しブレが小さいです。
  ただ
  最近大阪では
  1ヵ月後採用試験を受け
  別の学校に復職していた
  前例が
  発覚したばかりなので
  なんとも言えません。
★顧問を務める
男子バスケットボール部員に
体罰を繰り返していた
高槻市立中の男性教諭(32)
減給3か月
 ―DV男ですね。
  ちょっと重篤な解離人格です。
  行動療法では
  相当無理があるでしょう。
 

『借りぐらしのアリエッティ』天使のような【象徴】

人間は
感情に翻弄されることが
ありますが
【象徴】としての
アリエッティたち小人は
慎重です。
PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
客観的で
コントロールが利いています。
でも
共存の意識があるから
冷たくはなく
無私の存在ながら
セルフの意志についての
 ―真の自己
  あるいは【天】
メッセンジャーみたいな
存在です。
西洋では天使かな?
東洋の天子
皇室の人たちで
確かに無私です。
 ―バッシングされても
  耐えながら
  非暴力で
  真実と真剣に向き合って 
  おられます。
  まるで
  未曾有の冒険で剣を得た
  スサノヲですね。
【象徴】に出会うには
  ―自然治癒力が作動しはじめる。
我々も
慎重で無私でなければ
なりません。