『鶴の恩返し』では
姿を見られたので
消えますが
―アリエッティたちも
同じです。
その後
アレンジされた
『夕鶴』では
欲どうしくなった
与ひょうに
「あんたは
だんだん変わって行く。
何だかしらないけど
あたしとは
別な世界の人になって行ってしまう」と
つうが言います。
―アリエッティでは
お手伝いさんが
そんな感じです。
つうは『通じる』で
象徴は無意識の中にある
自己治癒力です。
怪我をした鶴を助けるという
よいことをするとか
―宗教で
勧善懲悪を説くのは
このためでしょう。
なにがよいことかは
よく考えないとわからないですがね。
あるいは
トラウマを癒すという
作業をするときに
【象徴】と出会うのです。
しかし
一度出会えば
一生一緒というわけでは
ありません。
個性化の過程を
歩み続けるには
象徴に逃げられないように
自助努力しなければなりません。
こんな風に
存在をさりげなく
感じてつきあうのがよくて
私物化すると ←普遍性ですから
逃げられます
『借りぐらしのアリエッティ』【象徴】に逃げられないために
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