ブランコから落ちて
舞台恐怖症という名の
PTSDになった人間の
克服過程を描いた
『獅子頭』は終わり
昨日から
始まりました。
何気ない挿絵ですが
鳥居ですね。
陰陽五行的には
直観が宿る場所ですから
物語の始まりに
ぴったりです。
そういう理屈は知らなくても
無意識にあるものが
表現されるのは
面白いことです。
このあたりに出る
物乞いが第一回目のテーマです。
物乞いかぁ…と思いかけましたが
物乞いとの付き合いは
なかなか深いテーマです。
インドに行ったことがある人なら
そのコンプレックスが
身に沁みてわかるでしょう。
―言葉で言いきれない
なんともいえない気持ちに
襲われます。
還って来なくなる若者も
いたくらいです。
馬鹿にして切り捨てる人も多いです。
反応が極端なのです。
トラウマティックだからです。
物語は
かつては日本でも
そうだったことを
思い出させてくれます。
ガンジーの非暴力や
PTSDの搾取の構造
いろんなものに
つながる現実の問題です。
朝日新聞『青銭大名』第一話 物乞い
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