阪神淡路大震災時より進化した仮設住宅観によるこころのケア

岩手県陸前高田市で
仮設住宅の入居募集が
始まりました。
市は
「入居希望者は全員入れるようにする」と
宣言しています。
一人暮らしの
高齢女性は
涙を流しながら
いつまでもいていいからって…
最後まで面倒みるって

言ってくれたから…
一人だから
がんばれます」
阪神淡路大震災のときは
仮設からなかなか出て行かないなんて
暴論がありました。
 ―震災ショックの
 PTSDにより
 麻痺が起こり
 一人では考えられなくなっているという
 発想がなかったのです。
 世論の冷たさが
 ストレスになり
 さらに追い詰めたと思います。
「いいんだよ」
「大丈夫だよ」と
丸ごと受け止められたおばあさんは
「若い人が亡くなって
申し訳ないんだけど…」
こころにしまいこんだ
罪悪感を吐露されます。
 ―もちろん
  おばあさんが津波を
  起こしたのではありません。
  わかってますが
  癒されると
  窮地に有りながら
  人のことを想ってしまうのが
  人間なんですね。
アジャセコンプレックスを
感じます。
 ―西洋の罪と罰の二元論ではない
 癒しの構造です。
ここにも
こころのケアがありますニコニコ

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